Baradomo日誌

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朝は元気に

2008-03-12 | 子どもの視線・親の気持ち
毎朝、出かけるとき、登校する近所の子ども達にあいさつしまくり、シカトされまくりながらチャリを走らせてくるのだが、ここ3ヶ月くらいの間にちょっとした異変があった。

それは、2~3年生の男の子たちがあいさつをしはじめたこと!
以前は、声をかけてもこちらをじと~っと睨み返すばかりだった男の子たちが、なんと率先してあいさつをしてくる!
とりわけびっくりしたのは、ちょっと発達障害があるらしい男の子が、近所の大人が通るたびに、自分から近づいて「おはようございます!」と元気にあいさつをしているではないか!
この子、子ども集団の中にあっても、自分から話をすることはなく、聞かれたことには反応するだけ、っていう感じらしいのだが。

君の声を初めて聴いたよ、おじさんは!
なんかうれしいねぇ、こういうのって。

多分、大きな理由としては、1月に学校であいさつ運動をやっていたことが功を奏したんだろうと思う。
毎朝子ども達から「おはようございま~す!」とあいさつされて、返さない大人はいないはず・・・だもんね(学校の近所では沈黙をもって答えた「大人」が結構居たらしいけど)。
それを親も応援した結果、こうなったんだろうな。

お恥ずかしいことに、ウチの娘たちは小さい頃から俺に似て人見知りが激しく、近所の皆さんに声をかけられると恥ずかしくって逃げる傾向にあった。
それでも長女は3年生の頃からは小声ながらあいさつできるようになっていたし、今年は児童会の役員なんぞやっていたため、あいさつ運動の期間中、誰よりも早く登校し、校門の前でたすきかけて「おはよ~ございま~す!」とやっていたもんだから、夕方にはガラガラ声になってしまい、次女に「ばあちゃん!」とイジラレル始末。
かたや次女も、学校では長女がそれしているから恥ずかしくて小声になるけど、近所ではしっかりあいさつできるようになった。

学校も大したもんだよ!

また、毎朝子ども達の出発に合わせてご近所の幼稚園つながりのお母ちゃんたちだけで構成された喧しい井戸端会議が繰り広げられていたのだが、近所のじじばばもまきこんだ井戸端会議に発展し、「おはようございます」の大合唱に変貌。
実はじじばばを巻き込む前の時点では、その中核となっていたあるお母ちゃん(と言うかその家族)が引っ越してしまって、こうなったらしい。
その女性の息子さんたちは、引っ越す直前にはあいさつするようになっていたんだけどね。
残念です。

ま、とにかく、ここ最近は、犬の散歩をしているオバちゃんも、ワンルームマンションに住んでる若者たちも、みんな揃ってはにかみながら「おはようございます・・・」とやっている。

やっぱ、子ども達は世界を変えるんです。


とはいえ、依然としてあいさつを返さず、じと~っと睨み返すだけの1年生男子や6年生女子ってのも何人かは存在するんですが。
そういった子達の親も大方知り合いなんだけど、親御さんたちはみんな「おはよ~ございま~す!」ってやってるんだよね。

まずは動機付け、そして目に見える結果、充実感なんだろうね、何事。

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