Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

煙を禁じます。

2007-01-31 | よしなしごと
今年の正月、元日より7日まで完全禁煙。
禁煙パイポくわえて、なんとか1週間。
ところが1月8日のイベントの際、ちょっと風邪気味だったことも手伝って、控え室の煙もくもく状態に「この匂い、嫌いになってきたかな?」なんて思ったのもつかの間、味覚細胞が忘れじのヤニを求めてゾワゾワ。
しかも、ここ1年ほどKOOL Mildのお世話になっていたので、「メンソール吸えば、鼻が通るかも?」なんて中学生のような発想が右脳を一気に支配し・・・その刹那、目の前にいたコヨウテ氏のKOOLのボックスを掴んでいた俺。
「・・・あぁ~我慢ならん、1本もらうよ!」
「どうぞっ!」
そう答えるや否や、彼は満面の笑みを浮かべて火をつけてくれた。

持つべきものは友。
そして悲しき意志薄弱。
そのまんま、見事喫煙癖復活。

とはいえ、12月までは1日一箱だったのがその後は2,3日で一箱というペースに減少したんだから、やはり1週間でも効果はあるのだ。
だけど、だが、しかし。
やっぱり健康面を考えると、やめたい。娘たちにも、カミサンにもいい影響などあろうはずもないこの悲しき性癖。
ついでに、親父が半年ほど前から禁煙に成功しており、帰省するたびに「まだやめらんねぇのか、根性なしめ」などとほざいてくれるもんだから癪に障る。
「いつかやめてやるぜ!」
と言い返すものの、「いつか」って、いつなのよ、俺?

ず~っと、健康への願望、いやむしろ、マッチョへの憧れが強い。
2500グラムでこの世に生を受け、生まれてすぐ生死の境をさまよい、運動音痴のちびすけとして育ったことがもとで生まれた己が肉体へのコンプレックス。
その解消のため、小学校1年から剣道をはじめ、大学では一時期休止したものの、就職してから復活し、とりあえず4段までは取得。
官公庁の全国大会なんかにも出させてもらって、そこそこの手ごたえがあったんだが、その後がいけなかった。
10年前、結婚し、カミサンの妊娠に伴い、剣道の稽古を自粛。
ところが、衰えることのない食欲が俺の肉体に何度目かの成長期をもたらし、独身時代にはいていたジーンズとの悲しい別離をプロデュース。その後やむなく購入したジーンズは、カミサンの胎内に次女の命が宿った際、カミサンのマタニティウェアとして大活躍することとなるくらいのサイズだった。

このまま地球と仲良しのエコロジーな肉体になってしまうのだろうか?途中、フットサルをやったりしたが、劇的な変化にはいたっていない。
10代の肉体を取り戻すことは不可能でも、20代、いや、単純に戦闘能力を回復させたい!
20年以上生き別れたままの、6つに割れた腹筋にも久しぶりに会いたいし。
そんなわけで実は2年前、肉体改造の第一歩はダイエット、つまり運動、ではまず心肺機能の復活、即ち禁煙だぁっ!と一念発起。
日々のウォーキングと食事療法に取り組むと同時に二コレットを購入して禁煙にチャレンジしたが、あまりのまずさにあえなく失敗。
体重は5キロほど減ったんだけれど。

だって、ほんとにまずいんだもん。

さて、その後職場が異動となり、昨年度はなんとも言えないどんよりとした、ストレスフルな1年間を過ごした。
職場環境のなせる業か、体重は過去最高値を記録し、喫煙本数もうなぎのぼり。酒飲めば人格崩壊してしまうし・・・ほんっとろくなもんじゃなかった。
で、平成18年度。
職場は変わらないが、昨年度に比べたら「パラダイス!」な環境となり、気づけば体重も5キロ減少。
春先より本気でDjembeにも取り組み始めたし、精神的にも割合安定した気持ちで過ごせている今日この頃。
危機感を募らせるだけの年月はもういらない。
「禁煙するなら今!」なのである。

今なんだってば、俺!
わかってるのか、俺?

・・・と言うわけで、昨日より、再度禁煙チャレンジ。
今度は二コレット噛んでます。
しかし。
まっじ~の、これ。
気持ち悪くなりそう。
・・・これだったらタバコの方が・・・(って、フリダシに戻るのか?)。

備えあれば?

2007-01-27 | 子どもの視線・親の気持ち
昨日のこと。
下の娘が学校図書館でことわざの絵本を借りてきて、大声で読んでいる。
それに隣でちゃちゃを入れている上の娘。

「うまのみみに、ね~んぶつ?」
「うん。」
「さるもきからおちる~。」
「うん。」
「こーぼーもふでのあまや?」
「え?あまやどり?」
「??こーぼーもふでのあやまり!だよ~、いじわる~!」

しばらくして。

「そな~えあればぁ?うれないし?」
「え?売れないの?」
「うるっさいなぁもう!うらないし!」
「そなえあればうらないしぃ~?」

おいおい。
おもしろいじゃねぇか。俺も混ぜてくれよ。

子どもだって

2007-01-25 | 子どもの視線・親の気持ち
先日、8時過ぎに帰宅すると、小1の娘が出迎えてくれた。
「あのねー、今日ねー、すっごくうれしいことがあったの!」
「え、なになに?」
「こっち来て!」
そう言って、娘は台所へ。
コートはおろかマフラーもつけたまま、後をついていく私。

「これこれ!」
そう言って足元を指差す娘。
「お~、キッチンマット取り替えたの!い~ね~、明るくて!」
「ね、これね~お花の模様のところがちょっと硬くてね~、はだしで歩くと気持ちい~の!」
「へ~そうなんだ?それが『すっごくうれしかったこと』なの?」
「違うの!『はだしで歩くと、足の裏がちょ~気持ちい~よ~!』って言ったらね・・・。」
「言ったら?」
「ともちゃん(母親)がね、『若いみそらで・・・』って言わなかったの。」
「はい?」
「『若いみそらで』って、言われなかったのがすっごくうれしかったの!!」
「・・・あ、そう・・・。」
「なんかいっつも、『親父くさい』とか、『若いみそらで』って、すぐ言われるから、いやだったんだもん。」
「・・・ほう・・・。」
「子どもだって、疲れることもあるんだよ~!」

あ、そうですか。
どういう親子だ、いったい?

いろいろあって燃え尽きた

2007-01-23 | LIVE情報
この土日月とジェンベ叩きっ放し。
おかげでな~んか燃えつきとる。

土曜は柏Fool Cafeにて「音フール」。
今回もメタギの高木氏、よっしー氏はじめ、イエレー・クニハルさん、てっちゃん、千葉からはカツくん&そのご友人(From熊本!)などなどこゆいメンバーが参加。
4回目を数えるこのイベントも、すっかりアフリカン・トラッドの練習会スタイルが定着。
今回もシンテ、ソリ、ジョレをひたすら反復練習。
い~ぃ稽古になりました。
いい汗かいて、しっかり風邪も追い出した!

ただ、これから、高木氏とカツくんがギニアに旅立つ。
必然的に、次回以降の音フールはメンバーが変わり、内容も若干変わるだろうな。
さてどうなるかねぇ。

日曜は中村翔とのデュオで高田馬場・四谷天窓に出演。
今回の出演時間は午後2時過ぎ。
昼間のライブって、なんか勝手が違うね。
やっている側としてはけっこう楽しみながら演奏できたんだけど、それがお客さんに伝わっていたのか、お客さんの反応が、いまひとつ掴めず、よかったんだか悪かったんだか、よ~わからん。
他の出演者は、われわれの前に弾き語りが二組、で、われわれの後にギター二人+ピアノのトリオ。
ん~、他がしっとり系だったから、肉体系のジェンベは浮いてしまったんだろうか?
な~んて考えていたら、妙に疲れてしまった。

で、本日はまたもやFool Cafeにてちょっとした練習会。
実は、カポエラのショーを企画しているんだけど、それにジェンベでバックをつけたい、という相談話があり、ちょっと一緒に考えてみようか、となった次第。
土曜はトラッド、日曜はファンク~フリーなジェンベを叩いたあとで、またジャンルレスなことに挑戦!となったわけで、実のところ、頭がフリーズしそうだったんだけど、相談主が持ち込んできたカポエラのビデオを見ていたら、自分でも意外なほどスムーズに、いくつかのフレーズの断片や、曲のアレンジ、構成などがするするっと浮かんできた。
要はモチーフなのかもしれない。

ここ数年、中村翔の曲にジェンベをつける以外、「オリジナルなアイデアで作品を作る」という作業をほとんどやっていなかったことを思うと、出涸らしみたいなものにせよ、多少なりともアイデアが出てきてくれて、本当によかった。
なんか、「俺、まだ現役なんだ!」と実感できたかも。

あ~よかった。
けど、燃え尽きてしまったな、なんか。

DjembeとGuitar(そしてライブ告知)

2007-01-13 | LIVE情報
最近思うのだけれど、ジェンベという楽器は、打楽器ではあるけれど、アフリカン・トラッドのアンサンブルにおいては、純然たるボトムスとは言いがたいのではないだろうか?
実はギター的なんじゃないのか?
リフを奏でて(叩いて)、メロディも奏でることが出来て、いわばバンドのフロントなのだ。
サルサバンドのコンガとも違うよなぁ。
もっと自由にメロディに絡んでもいいはずだ。ってことは、ティンバレスやらボンゴやらの方が考え方としては近いのか?
なんてことを考える。

だからどうしたって?
いや、どうもしないんだけどさ。
そんなことをくどくど考え、あ~でもないこ~でもないと理屈をこねるよりは、人前で叩いちまった方がイイに決まってる。
感じるままに叩いた方が、聞いてくれているお客さんも楽しめるはずだし、何よりそれこそが「音楽」であったはず。

自然体、ってやつだな、肝心なのは。
お~し、今年の目標は「自然体」だ。

そんな訳で、今月来月と、中村翔のバックでライブ2連荘。
いずれも場所は高田馬場「四谷天窓」。
http://www.otonami.com/tenmado/map/index.htm

1月21日(日)st 13:00 ¥1,000
有賀俊輔/しみずまなぶ/中村翔/安部たかのり
♪ 珍しいことに、昼間です。
  会場時間に間に合った方は、もれなくソフトドリンク飲み放題のサービス付きなんだそうな。

2月3日(土)ST 18:30 ¥1,000
中村翔/KENTA/chili/Cocktail Shaker/テラサカトモヒロ

皆様、よろしくです。

まつどミュージックショー終了

2007-01-09 | LIVE情報
松戸市は馬橋に根付いて十数年のライブハウスOLINZ。
ここに出入りしてる、主としてアコ系ミュージシャンを一堂に会したイベント「まつどミュージックショー」が、昨日開催された。
場所は松戸市・市民劇場ホール。
何を隠そう、昨年10月に我が娘が通うダンス教室の発表会を行ったホールだ。
前回はドラムセット×3台+グランドピアノというとんでもないセッティングだった為、ステージ上が狭くて大変だったが、今回はシンプルなもんだ。
で、当方はアコ系でもなんでもないんだが、この日唯一のインスト・セットとして、ジャズ錬オールドスターズと銘打ったユニットで参加してきた。
他の出演者には、初めて会う人も多く、新年早々知己を広げるいい機会だった。

朝っぱらの搬入から夜8時過ぎの撤収完了まで、なんだか学園祭みたいで懐かしい感覚。
なんか、お祭りっぽくてよいやね、こういうのは。
加えて、うたせオールスターズ、人生劇場といったバンド(ユニット?)でヘルプやらなんやらでけっこうジェンベ叩きまくってしまって、まぁ、こういうときは楽しんだ者勝ちかな?

とはいえ、「夢芝居」でジェンベ叩く羽目になるとはそれこそ夢にもオモワなんだ・・・。 「河の流れに身を任せ」なんてのはむしろ叩きやすくてびっくり!だったんだけどね。

さて、当方の本題のジャズ錬オールドスターズ。

ギターのトラブルとかあったけれど、些細なミスは山ほどあったけれど・・・面白かった&楽しんじゃった。
セッティングは、cajon、djembe、windchime、kasisi、あとハイハットシンバルを一枚だけスタンドにマウントしてマレットで。それと、右足にfootjujuを巻いて、4拍もしくは8拍のオモテで鳴らし続けた。
だから、内容的には、djembe de jazzと意気込んだけれど、純粋にジェンベだけで何かやる、という感じではなく、パーカッションとしてどう表現できるか?という点に今回のテーマがあったわけで・・・。

曲は、
・聖十枡
・緑海豚通り
・全ての寝具はあなたなのよ
・西班牙
・星影のステラ
の5曲。

あえて「オーソドックスだった」と言えるのは西班牙くらいかも。
この曲ではcajonのみでストイックに演奏したんだけれど、思いのほか反応がよかった。
cajonも最近ではだいぶポピュラーな楽器になったけれど、それでもドラムセットの代用品的であって、アマチュアのライブなどではソロをとるような場面はあまり見かけないだろうし。

トーマスではジェンベのみ、ただしコンガ的奏法。
緑海豚と寝具では、右手でジェンベ、左手でカホン。
一方、実はステラではsinteのジェンベ・パターンをほぼそのまんま当ててみたら、どこかいびつなサンバみたいになって、妙に陽気でノリノリになった。
星影の~ってんだから、夜の曲なんだろうけど・・・まぁいいや、面白かったから。
トラッド至上主義の人や、ジャズ一直線の皆さんが聴いたら、眉間にグランドキャニオンができてしまいそうなくらいに勝手な解釈に基づいた勝手な演奏だったんだけれどね。

とはいえ、この方向性は今後も研究していきたいのだ。
不遜な言い方をあえてするならば、振ったり叩いたりこすったりして音が出れば、それはすなわち楽器になりうるわけで、しかも、その出音をある程度コントロールできれば、演奏行為に結びつくわけで・・・。
スタンダード曲って、意外に間口が広いものだから、あえてジャズしなくてはいけないってもんでもないし(これまた勝手な解釈かな)。
そう考えると、たまたま目の前にあった楽器を組み合わせてアンサンブルしてみたらこうなった、みたいな一期一会的な演奏にこそ、実は自分自身の志向性が向いているのかもしれない、と思う。

とまぁ、とにもかくにも、ご来場の皆様、スタッフの皆様、出演者の皆様、ありがとうございました&お疲れ様でした。

謹賀新年

2007-01-02 | よしなしごと
謹賀新年。
恭賀新年。
あけおめ。

なにはともあれ、2007年がスタート。
今年も皆様が健康で、有意義な時間を過ごせますよう。
なにより、世界中で今なお続く戦火が一刻も早く終息しますよう。
そして、すべての子どもたちが晴れやかな顔で日の出を迎えることができるよう。
これらのことに、ほんのわずかでも関わることができるよう、努力していきたい。

今年の正月は、そんなことを思った。