鳥まり、参る!

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毒親と女性性の否定・その1。

2015年12月21日 | シリアス
【お会いできて本当に嬉しかったです♪】

この前の土日は、偶然両方ともこのブログ経由で来てくださったお客様との対面カウンセリングでした。

前にも書きましたが、本当に皆さま美しい

清楚で可愛らしいんですよね

お話が聞けて、とても嬉しく幸せな時間でございました。

【ここ経由の共通点】

このブログ経由で来てくださった方のお悩みは、不思議と似通っています。

大きく言うと

・家族との確執で葛藤している

 (毒親問題含む)

・ご自分の女性性を受け入れられない

・あるいは、その両方


です。

最初は

「彼氏欲しいんでアドバイスくださーい!」

「旦那さんに〇〇しちゃうので、直したいんです」

「ブログ好きだし、お金は余ってるんで遊びにきました」←優雅だな

などなど全然違うことでいらっしゃてもね…。

不思議とこれらに集約されていくのです。

それだけ、苦しんでいる方がこの国には多いということでしょう。

【ありきたりの一般論に苦しんでいる人たち】

ここからはお客さまではない人との話を例に出しています。

毒親の話を私にカミングアウトしてくれた方がいらっしゃいました。

本当に壮絶で、話すご本人も思い出して苦しそうだった。

それを聞いて私が

「それは、本当に苦労されましたね」

「ひどいね~」

と言うと

「えっ、苦労した、ひどいって、言ってもいいの?」

とすごく驚いた表情でいって、

「そうだよね、これってひどいし、頭おかしいよね?!」

と、腑に落ちるのでした。

いかに、こういう問題で悩んでいる人が世間(って何よね。知恵袋とか?)から

「親不孝者」

「子どもは何があってもお母さん(お父さん)が大好き」

「ぜったいに家族を捨てちゃいけない」


などとわけわからん一般論強要されているかってことがわかる。

10代の子が

「大嫌いだけど、介護しなくちゃいけないんですよね」

なんて語るんだもん。

無責任で幼稚で残酷ですね。

親子だろうが兄弟だろうが恋人だろうが権力者だろうが、人が人を奴隷にしていいわけがないだろうに。

【「ゆるしなさい」系のアドバイスはバカ】

毒親はじめ家族の葛藤に苦しんでいる人が最も恐れるのが

「許しなさい」系のクソバイスです。

「鳥まりちゃんが、許しなさいって言う人じゃなくて本当に本当に良かった」

ってポロポロ泣かれたことあるけどさ~。

そんなの当たり前だよ!!

ギリギリで苦しんでいる人に

「ゆるしなさい」

だなんてバカだよね。

ボロボロになった心に寄り添いも癒しもせずにただ

「ゆるしなさい」

「毒親の気持ちをわかってやりなさい」

だなんて

鳥まりは大っ嫌いですね

ゆるす・ゆるさないは本人の自由です。

悲しんで、怒って、出し尽くして、その後で万一本人がゆるしたいならゆるせばいい。

一生ゆるさなくたっていいんだよ、その人の人生なんだから。

外野がどうこういうことないと思います。

【「ゆるします」って言って実際できてない人はたくさんいる】

偉そうに

「私はゆるしました」

って言って回ってる人っていますよね。

でもだいたいこういう人は出来てないですよ。

例えば、親に虐待され、夫にDVされた(夫はすでに死去)という壮絶な過去を持つ奥様がいらっしゃいました。

彼女は

「親にも夫にもそうせざるを得ない事情があったんです。

 ワタクシは少しも恨んでおりませんわ。

 ゆるせるかって?

 最初からゆるしていますもの」

とエレガントに語って回っていた。

でも実際彼女は恨んでいるしゆるしてないのです。

本人(親・夫)にぶつけない代わりに、息子たちの嫁全員をいびってましたからね。


なにが

「恨んでない」

「ゆるす」

なんだか。

自分より強くて怖い相手には耐えて、うっぷんを弱者にぶつけてるだけじゃないの。

このように、言ってることとやってることが違う人はたくさんいるのです。

【悲しんでいい、怒っていい、逃げていい、捨てていい】

私は、その人の人生において一番大切なのはご本人だと思っています。

だから、しんどいなら

「悲しんでいい」

「怒っていい」

「逃げていい」

「なんなら捨てたっていい」


と思っています。

テレビで毒親問題やっていた時視聴者の人が

「愛しているのにひどい」

みたいな投稿していたけれどね。

寒かったね~。

その言葉を言った方は、優しく健全な家族愛しか知らないのかもしれませんが

昔、自分に惚れた女の子達からストーカーしたり迷惑行為されまくっていたイケメンがいまして、彼は

「愛されたら、なんでも受け入れなきゃいけないのか?!」

と大爆発していました。

ね。

しかし私は一歩違った視点で言いたい。

「愛してるって言うけど、それ愛じゃないから」

と。

気持ちの中のいくつかは愛かもしれない。

でも、いくつかは違うでしょ?

執着、強要、愛されたい欲、必要とされたい欲、保護欲…そういうのだと思うよ。

私の経験上

本当の愛じゃない人ほど偉そうに愛を語って免罪符にする

と思っています。

殴るのが愛か?

経済力のない女の子にブラジャーや生理用ナプキンを買い与えないのが愛か?

自分の恋人の欲望のために幼い娘を差し出すのが愛か?

自分の子どもをレ〇〇するのが愛か?

この世には想像もできない恐ろしいことなんていっぱいあるのよ…

もちろん、より多くの問題は

「密やかに、やりすぎないように、巧妙に行われる」

のだけどね。

とあるタレントさんのお母さんが、立派に一人暮らしして生活をする娘をみて

「私がいなければ何にも出来ない子に育てたはずなのに、ひどい!!」

と泣いて困らせていたけど、あれも一種の虐待であり執着。

密やかな、誰もそうは気付かないもの。

熱く語りすぎてすみません。

次回は

「女性性の否定」

について思うところを書きます。

※対面カウンセリングのページはコチラです。
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