鳥まり、参る!

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とあるカサンドラ妻のTOKYO2020。

2020年06月04日 | シリアス
【書いて!と言ってもらったので】

趣味で仲良くなったお友達が、いわゆるカサンドラ妻です。

カサンドラ症候群とは…。

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カサンドラ症候群(カサンドラしょうこうぐん、英: Cassandra affective disorder)、カサンドラ情動剥奪障害(カサンドラじょうどうはくだつしょうがい、英: Cassandra affective deprivation disorder)」とは、アスペルガー症候群[注釈 1]の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である[1]。

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以上、wikipediaからのコピペでした。

(→※カサンドラ症候群-Wikipedia

彼女は数年前から

「もしかしてうちの夫って発達障害?そして私はそれ由来で体調悪い??」

と気付きはじめ、精神科・心療内科への自らの偏見からくる葛藤をなんとか乗り越えて今年から治療に通っている。

「鳥まりちゃん、これブログに書いて。

 もしかしたら私と同じ思いしてる人がいるかもしれないし…」

と言われたので、それならばとこうして記事にさせてもらっています。

1.カサンドラ妻がきつかったことのひとつ「どんな家庭だって、そうじゃない?」

ときめき最高潮の新婚時代が終わる頃から、彼女はパートナーに

「えっ…」

と思うことが増えていったそう。

そしてそれを奥さん仲間にさらっと話していた。

それに対してほとんどの人が

「どんな家庭だって、そうじゃない?」

「男ってそうだよ」

「よくある話だよ」

と言って真剣に取り合ってくれなかったのがキツかったそうだ。

「でも…」

と食い下がれば、

「そんな相手を選んじゃったんだから仕方ない」

「嫌なら離婚になっちゃうよ」

「自分の考え方変えれば」

「相手を教育してあげれば」

等々色んな言葉で暗に

「お前が悪い」

と責められている感じで、この話は誰にもしちゃいけないんだという気持ちが強くなったという。

2.典型的なカサンドラ

勇気をふりしぼって精神科の初診にいくと、

「典型的なカサンドラ症候群」

だと言われ、

「やっぱりそうだったんだ」

と力が抜けたそう。

初診時のカウンセリングと、弱い睡眠導入剤(不眠症だったらしい)を1週間ほど飲んで、今までの緊張を癒すように眠りまくったと。

そのしっかり睡眠が効いたのか、重い生理痛と偏頭痛がかなり改善したらしい。

後にカサンドラ妻ネットワークで彼女が情報交換したところ、中には男尊女卑思考・古風な決め付けが強い医者やカウンセラーもいるらしく、初診でそういうのに当たってしまうと心が折れてしまうと。

そりゃそうだ。

なのでネットであらかじめ発達障害やカサンドラに理解がある人かどうか予測しておくと安全だそう。

3.三密は精神の健康にもとても悪い

彼女が主治医(おじいさんらしい)に言われたこと。

「発達障害のパートナー(家族)と暮らすコツは、極力一緒にいる時間を減らすこと。

 同じ部屋にいない時間を多くして。

 精神的な三密は心の健康にすごく悪くて、それを避けるしかない」

彼女にとっては驚きの考え方だそうですが、私はそうでしょうね…と思ったよ。

4.心で○す?!

さらにはっきりこうアドバイスされたそうだ。

「あとはもう、心の中で相手のことをKOROしてしまうことですね。

 実際やったらダメだけどね、心の中でならいいんです」

彼女は

「愛し愛される関係になりたかったのに、アドバイスはそれか…」

と思ったそうだ。

切ないねぇ…

しかし健気に

「でも、あきらめきったらもしかして加点方式に夫を感じられる時がくるかもしれない。

 もうちょっとやってみるよ」

と彼女は笑う(ビデオ通話)。

切ないねぇ…!!!(2回目)

同じ悩みを持つ人がこの記事を読んでくれること、私も祈っております。

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