八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
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2018年度 緑の募金「子どもたちの未来の森づくり事業」公募のご案内

2018-03-11 18:44:45 | 助成金情報

  3月は卒業式や、新年度に向けて異動の時期で、新しく『変化』を迎える時期ですね。私もこの時期には、感情が高ぶり何か挑戦したい衝動にかられます。しかし現実には気分が続かずに普段の生活に元通り、そんな三日坊主な つどいボランティアスタッフの たかしです

 今回ご紹介します助成金情報は緑の羽根募金でお馴染みの公益社団法人国土緑化推進機構より都道府県緑推推薦事業「子どもたちの未来の森づくり事業」公募のご案内です。

▲クリックすると、助成ガイド(PDF)が開きます。


 ・目的

  未来の子どもたちに豊かな国土を引き継ぐために、小・中学生の「森の学び」を支援するとともに、森林環境教育のフィールドとして地域のシンボルとなる森づくりの取組を進める事業を、都道府県緑化推進委員会(以下「都道府県緑推」という。)の推進に基づき、募集します。


・募集期間

平成30年2月15日(木)~3月31日(土)(当日消印有効)

事業地のある都道府県緑推において受付します。


・支援対象

  小・中学生の「森の学び」(森林環境教育)のフィールドづくりと教育・体験活動等を行う事業、または未来に引き継ぐ地域の象徴的な森林づくりを行う事業。

 NPO、自治会、森林ボランティア団体、自然学校等の組織が、単独又は地方自治体、小・中学校等と連携して、企画・実施する事業。

 整備した森林が将来に亘って、確実に維持保管される事業。


・年間助成額

 1事業あたりの上限額:100万円


・対象となる活動期間

 2018年7月1日(日)~2019年6月30日(日)

 

・支援内容

交付対象経費については子どもたちの未来(募集規則)をご覧ください。


・申請書、資料

ファイルは必ず、クリックして「開く」ではなく、パソコンに「保存」してから開いてください。

 子どもたちの未来(募集広告)

 子どもたちの未来(募集規則)

 子どもたちの未来の森林再生事業の流れ

 子どもたちの未来(申請書)


・お問い合わせ&応募先

受付事務

公益財団法人 大阪みどりのトラスト協会

〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟11F西

TEL:06-6614-6688 FAX:06-6614-6689


事業の案内

  公益社団法人 国土緑化推進機構 (担当:日高、箕輪、青木)

  〒102-0093東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館(B棟5階)

  TEL:03-3262-8457 FAX:03-3264-3974


  緑の募金は春のキャンペーン中、学校や駅前などで「街に緑を増やしましょう」「大阪をみどりいっぱいにしましょう」と、とても元気にボーイスカウトやガールスカウトの皆さんが街頭募金をされているのを見かけると思います。募金にご協力いただきました多くの皆様のお気持ちが、この助成金として森づくり・人と自然がつながる社会づくりを応援しているんですね。


「おかえり処 お結びころりん」でHUGゲーム

2018-03-03 15:19:23 | 【アーカイブス】取材記録(2012~2020年度)

こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです!

2月最後の土曜日、先日ご紹介した「おかえり処 お結びころりん」さん
主催で、HUGゲーム が行われました。

H(HINANNSYO=避難所)
U(UNNEI=運営)
G(GAME=ゲーム)

頭文字をとって「HUG」。「抱きしめる」という英語の意味ももっています。

「災害時、避難所をどのように運営していくか?」

をみんなで考えて行くゲームです。

八尾市山本出張所の出口さん、古角さん。八尾市地域包括支援センター中谷の
中村さん達がリーダーとなってゲームが進められました。

参加者は様々な年代の方。小中学生のグループ、小さなお子さんを持つ若いお母さんたち、
人生の経験を積んだ女性グループ。3つのグループに分かれてゲームを行いました。
わたしも、女性グループに混じって参加させて貰いました。


先ずは状況設定。
1月17日阪神大震災と同じ日ですが、日曜日に地震が発生!
地震の大きさはマグニチュード7.3。
避難所は、東西南北4つの校区を持つ小学校で、たまたま学校と体育館の鍵は
開いていて、住民が避難できる状態です。

各グループのテーブルの上には、小学校の校庭、体育館、教室の位置関係を表した
図、体育館内の平面図、校舎の各階の配置図が配られています。
体育館は、約200名収容できる大きさ。教室は、12,3名です。
避難者として性別、年齢、住居地区などの情報を書いたカード、避難所でおこる
様々な出来事が記載されてイベントカードなども、置かれています。



さぁ!ゲーム開始!
まずは、体育館内の通路を取らなくちゃ!
2つの入口から真っ直ぐの通路を2本。それと直角のメイン通路も必要だね。

避難の家族が到着!まずは東地区の45歳のお父さん、43歳のお母さん、9歳の女の子
の3人家族。体育館のどの区画に行ってもらいましょうか?次々と人が避難してきます。

「同じ地域の人は、同じ区画がいいんじゃない。顔見知りの人と一緒の方が心強いし。」
「年配の人の近くに若い人がいれば、手助けしてもらえるかも。」
「年配の人は、トイレの問題もあるし、通路の近くがいい。」etc.

さぁ、イベントカードが出できました!
「救援の毛布が200枚届きます。置く場所の確保をお願いします。」

避難の方が増えていきます。障がいを持った子どもさんのいる家族、インフルエンザに
かかっている方、、、、。

また、イベントカード!
「対策本部をどこにおきますか?」「避難の受付はどこ?」
「車で避難して来られた方の駐車場は?」「テントを張りたい。」
「トイレが詰まった!」「タバコはどこで吸えるの?」etc.

 グループのみんなで考えて、あっという間に2時間。
これが正解という答えは、ありません。

ずいぶん、いろんなことを考えなければならない事が、よくわかりました。
車・テントの区画や、たばこ・トイレの問題、校門から体育館への車の
通路の確保など、最初からできれば良いのですが、災害は突然にやってきます。
いろいろ考える前に、次々に状況が変化、避難の方たちも増えていきます。
物事が後手後手になっていきます。

ゲームを体験して、災害に対して自分自身ができる最低限度の備えを考えて、
用意しておかなければならないと思いました。

自助・共助・公助

よく言われる言葉ですが、公的な支援は、災害が多地域にわたると
分散されて援助が届くまでに時間がかかります。
公的な支援が届くまでは、地域の協力が不可欠です。


『遠くの親戚より、近くの他人』と言われますが、一番身近な、
ご近所どおしの顔見知りになる交流が大切ですね。


ゲーム開始前にお湯をいれて準備していただいていた非常食のアルファ米が
出来上がり、試食させていただきました。
ほんのり塩味で美味しかったですよ!
機会があれば一度HUGゲームを体験してください。
漠然としていた災害時のいろんな事がみえてきます。
ご一緒にアルファ米のご試食もね!