草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在:asahi.comより

2010年03月24日 | 世相に疑問
気になるニュースを拾いました。


「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在

新たに張られた社会のセーフティネットが
早くもほころび始めていることを
報じる記事。

縦割り行政の3者「譲り合い」で
ハローワークに置かれた「心の相談窓口」が
減少しているとのこと。


背景には、財政負担の押し付け合いが透けて見えます。

行政であるハローワークは、雇用保険を基盤として
行われている事業・・のはず。

そして、ハローワークを舞台とする相談には
「受益者負担」の原則は持ち込めないはずだし、
持ち込んでもいけないもののはず。

また、カウンセリングは、
人の心を解きほぐし、解決の道を探り、示唆するもので
直接、何かを生み出すものではない仕事。
でも、とても大事な仕事。

すなわち、おカネを生み出す仕組みには
なりにくいと思います。

はっきりいうと、医療・福祉分野の仕事ではないかと
思うのです。

カウンセラーになるには、勉強も大変だし
臨床心理士の資格を取るには、心理学の大学院を卒業、
その後10年は、経験を積みつつ勉強をしていかないと
一人前になれない仕事、らしいです。

そんな方々を雇うには、それなりの報酬、必要ですよね。


近頃の労働条件の低下を見ていると、
鬱にならない方がおかしい、と思うくらいの
働き方を特に若い世代はさせられているようなので

ハローワークの「心の相談窓口」は
有効なセーフティネットだと、思うのですが。

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