草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

130604朝日新聞 [耕論] - 女性手帳がテーマ -

2013年07月18日 | 雲の上 - 否!主婦でも物が申せる世に

ずいぶん前の記事になるけれど、女性手帳が話題になった頃
朝日新聞に秀逸な記事が載りました。

クリッピングし損ねていたところ、デジタル朝日で発見。

備忘録がわりに貼り付けます。

 

(耕論)産めよ増やせよ? 野田聖子さん、池上清子さん、北原みのりさん

 

それぞれの立場の論者の意見が読めます。

各見出しのみご紹介します。


■日本人増えれば国が再生 自民党総務会長・野田聖子さん

■目指す社会を描くのが先 前国連人口基金東京事務所長・池上清子さん

■女に責任を押しつけるな コラムニスト・北原みのりさん

 

見出しのみですと、誤解がまかり通りそうなので、
ぜひ中身も丁寧に読んでほしいです。

その中でも私が一番共感&感服したのが
池上清子さんのご発言でした。

 

***

女性手帳については、話題が出たころ、記事を書いて
アップ前に飛ばしてしまった苦い思い出があります。

こちらの関連情報は、内閣府の

少子化対策タスクフォース

で読めます。 

わたしは、女性手帳関連のところだけ拾い読みしました。

確かに、ヒトは哺乳動物ですから、いくら大脳が発達しても
寿命が延びても
動物という肉体(卵子)の劣化は 避けられません。

そのために、早めに妊娠してね~、
40歳過ぎると、不妊治療をしても効果は薄くなりますよ、
不妊治療はメンタル面が大変ですから。

という事実と医療側の危惧、
そして財政難から効果が高い層に 助成を振り向けたい、
という政府側の意志が存在することを読み取りました。

でもそれは、政府が個人の生き方に介入する違和感にもつながります。

この点に対するカウンターパンチが、 
池上清子さんの冷静な分析と弁舌で、見事に決まりました!

個人的に、拍手喝采なのであります。