蕎麦の「翁」は休みでした。修行中の若者が4人汗をながしながら駐車場の整備のため土運びをしていました「蕎麦は相変わらず天麩羅など載せないのですか?」「蕎麦は蕎麦だけで楽しめるように何も添えていません」「この力仕事は蕎麦修行の一部ですか?」「そうです。親方の下で我々4人が修行しています」「広島のほうへ引っ越した創始者の高橋さんはお元気ですか?」「お元気です」、なんとすがすがしい若者達であろうか。
翁のほんの200メートルの東には武者小路実篤や志賀直哉たちの白樺派が企画した美術館が立っている。銀座の吉井画廊の主人、吉井長三氏が建てた清春白樺美術館である。岸田劉生の麗子像や高村光太郎の作品や妻、智惠子の不思議な美しさに彩られた油絵などがある。ルオーの多数の絵のコレクションもある。この美術館を見て、少しストイックな気分になってから翁の蕎麦を食べるとその香り、鮮烈な美味が一層深く味わえる。いつもそんな順序で両方に行く。
清春美術館の支援者は吉井さん、蕎麦の翁の支援者は蕎麦好きの多数のお客です。
ところで写真の「蕎麦の翁」は中央道の小淵沢インターをおりて近いのでは。一度行った覚えがありますが。
フォト・アルバムの白樺林の写真の中にある親指風のモニュメントと言うか、展示物は何ですか。
いつもブログの写真楽しませて頂きながら、下らぬコメントなんぞ臆目も無く出し申し訳ありません。
今年もほんとに残り少なくなりました、どうかお揃いで良き新年をお迎え下さい
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