後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

山に登ったクル-ザーヨットの運命

2014年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム
山梨県の甲斐駒岳の麓に山林を100坪ほど買ました。それは1973年のことでした。そこに小さな小屋を建てて40年間、遊びに行っています。
その近所の別荘地に35フィート位のクルーザーヨットが置いてあったのです。1974年から置いてありました。
標高1000位の山の別荘地にはるばる海から登ってきたのです。
太平洋の外洋の荒波を乗り越えていたヨットです。持ち主が年をとり体力が無くなりヨットを止めて別荘を建てたようです。その時、愛艇と別れがたく運び上げたようです
山小屋へ行く度にこのヨットのことが気になって何度か見に行きました。出来たら持ち主にお会いしてこのヨットの運命を聞かせて貰うと別荘を訪ねましたが人が居ません。森閑としてヨットだけが留守番をしています。
持ち主はもう旅立ったのでしょうか?
そしてヨットはそのご30年、40年と少しずつ朽ち果てていきました。ここに示す写真は2007年に撮ったものです。その後、このヨットは別荘地から消えてしまいました。
現在でもこの別荘地のそばを通るときこのヨットの運命をあれやこれやと考えています。人ははかないと言いますが、ヨットの運命も儚いです。




ストイックだった高倉健さん、そして旅立ってしまった歌手や俳優へ感謝

2014年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム
私の人生は歌手や俳優に支えられていました。
老境にいたり、憧れていた歌手や俳優の旅立ちによって受けたショックを数々思い返しています。
戦後の暗い生活を明るくしてくれたのは美空ひばりさんでした。1989年ころアメリカで訃報を聞いたときのショックは忘れられません。昭和という時代が無くなってしまったような喪失感に襲われたものです。
最近は淡路恵子も山口淑子も亡くなりました。若い頃から憧れていた田中絹代、山田五十鈴、佐田啓二、高峰秀子、池部良、大原麗子、森繁久弥、渥美清などなど、みん旅立ってしまいました。
私のものの考え方や感じ方はこれらの俳優が演じた映画やテレビの影響を深く影響を受けてきました。そして勿論、遠藤周作、吉行淳之介、井上靖、山本周五郎、三島由紀夫などの作家の作品にも影響を受けてきました。
そして昨日はストイックな俳優と言われた高倉健さんが亡くなりました。
昨日からいろいろな追悼記事を見ていますが、以下に一番良かった記事をご紹介いたします。日本で一番ストイックだった俳優・高倉健さん死去:http://matome.naver.jp/odai/2141628070494290701
この追悼記事から以下に高倉健さんが主演した映画のポスターを転載致します。

200本以上の映画に真面目に出演し、しみじみとした演技を見せてくれた高倉健さんのあの世での幸せを心からお祈り申し上げます。合掌。