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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「我が家のホームページ」の著者、船橋精一さんの自己紹介と、そのHPのご紹介

2013年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

この私のブログでは船橋精一さんが書いた「我が家のホームページ」を何度も参考にして、戦争という人類共通の悲劇をいろいろな角度から思索し、記事を書いてきました。

その船橋さんは内容豊かな「ひとりごとのつまったかみぶくる」というHPを、 ”ととと と とと”というハンドルネームで書いていらっしゃいます。

その序文には以下のように書いていらっしゃいます。

ようこそいらっしゃいました。

 ととと と とと といいます。
 ボランティア活動や社会福祉に関心を持っています。

 このホームページには、私がこれまでにいろいろな機会に書いた文章を載せました。今となっては古くなってしまったもの、私の追憶のためにという文章もあります。読まれて、もし何か感じるところがありましたらメールをよろしくお願いします。ご批判、ご叱責の類の発言もお寄せください。
 記載文章は今後増やしていくつもりですので、機会がありましたらまたのぞいてみてください。

 どうもありがとうございました。

そして、私のよく参考にする「我が家のホームオページ」はこの船橋さんのブログ、「ひとりごとのつまったかみぶくろ」の中に含まれているのです。

このブログの内容は以下の通りです。

私が書いてきたもの集
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 感想やご意見等、差し支えなければ、ひとこと書いてください。
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 それ以外の方は、このまま送信してください。
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兎に角、内容の話題が広く、それぞれに徹底した調査研究が行き届いた報告書です。

お仕事が社会福祉関連の公務員でなので話題の中心がそこにあります。

しかし多趣味な方で、その上、博識博学な方です。HPのどのページを開いても感心するような内容になっています。

公務員といってもものの考え方が柔軟で客観的なのです。

ああ、こんな素晴らしい公務員もいるのだなと皆様も必ずや感動すると確信しています。

是非、一度、http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/SF0.HTM をご覧になって下さい。

以下に彼の自己紹介文をお送り致します。

===船橋精一さんの自己紹介文です===============

舟橋精一と申します。ハンドルの"ととと と とと"は、モールス符号です。

 1996年にこのホームページを開設しました。当時としては結構先駆的であったらしく、初期のころは、見ていただいた方から何通もメールをいただいたものです。あるテレビ局から番組出演の呼びかけが飛び込んできたこともありました。でも、2000年になるころには、それらはピタッと止んでいました。個人で開設するホームページが増えてきたこともあり、それらに埋没してしまったのでしょう。同時にこのころ、多忙な職場に転勤となり、最終電車頃までの残業や休日出勤を強いられる毎日で、ホームページをいじる時間などなく、長く更新なしのブランクを作ってしまいました。

 ホームページ上に自分のことを記すことについては、当初から迷っていました。開設時には、実名や自分の写真を載せていたのですが、時期同じく、実名表記や個人情報の記載は危険、問題だとするニュースがいくつも流れた時であり、ハンドルのみ表記の体裁に切り替えました。でも近年に至って、ブログなど、積極的に自分のことを公開する機運が育ってきているところがありますので、改めて、自己紹介のページを設けた次第です。

 "ひとりごとのつまったかみぶくろ"の表題のわけを記します。私の本棚の片隅に、ずーっと長い間、古ぼけた紙袋が置いてありました。それは、私が、学生時代から書きためた文章の原稿やノートが入っているもので、無造作に詰め込んであったというものです。ある場で発表したものの名残りであったり、また、書いてみたものの日の目も見ずに埋没していたものなど、いつか読み返すこともあるであろうと思いつつ、紙袋に入れて保管しておいたものでした。まさに私の独り言の詰まった紙袋でした。そんな中で、インターネットが発展、普及し、個人でもホームページを開設する人々が現れてきました。これは使えると思いました。紙袋の中の文章の新しい保管場所として使用させていただくことにしたという次第です。気が向いたら簡単に引き出して読み返すことができる。便利な世の中になったものです。だから、私のホームページの開設は、大それた目的を持つものではありません。載せた文章にしても、未完成品であったり、論旨として筋の通っていないものもあります。でも、もし読まれることがあれば、ご批判や、またお叱りも含めて、届けていただけたらと思っています。

 私の生い立ちを簡単に書きます。

 昭和30年生まれです。社会福祉系の大学を出ました。民間就労の時期もありましたが、社会福祉職員として県に採用されました。教護院教護の七年を皮切りに、精神科病院PSW、保健所と精神保健福祉センターの精神保健福祉相談員、生活保護ケースワーカー、児童福祉司等と、学生時代にあこがれた仕事を一応一巡したのかなという感じです。現在は知的障害者の施設で支援業務に従事しています。

 
私は、目新しいものがあると躊躇なく手を出すところがあるようです。少年時代に始めたアマチュア無線、学生時代はキャンプや山歩きに興じていました。社会人になってからは、飛んだり、潜ったり、作ったり、はたまた演じてみたりと、休日よ早く来いと過ごしている毎日です。手を出しすぎた趣味にシーズンオフがありません。何かに手を出していないと落ち着かないという悪い病気に罹っているのかもしれません。ボランティア活動については30年以上の遍歴があります。家族のブーイングが聞こえてきそうですが、こんな私の姿を見て察したのか、家族の銘々が自分なりに面白いものを見つけて生活を楽しんでいるようです。(2013.4.15)

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おわりに船橋精一さんへ深い感謝と敬意を表します。後藤和弘


第二次世界大戦を止められなかったキリスト教の弱さ

2013年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

下の表の出典は、http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/TR7.HTM です。

  第二次世界大戦での主な国の犠牲者数(単位、人)

    国   名      兵  員  の     一般市民の

             死  亡   行方不明  死   亡

   ア メ リ カ     407,828            

   イ ギ リ ス     353,652    90,844    60,595

   フ ラ ン ス     166,195          174,620

   ポーランド              (6,000,000)     

   ソ    連            (20,000,000)     

   中    国            (10,000,000)     

   ド ツ    2,100,000   2,900,000    500,000

   イ タ リ ア     389,000    214,647    179,803

   日    本   約2,300,000           約800,000

この表を見ると第二次世界大戦参戦した国々の米国、英国、フランス、イタリー、ドイツ、ポーランドはキリスト教国です。ソ連は共産主義国家ですがロシア正教の文化が根強く生きています。

上の表で中国と日本だけが仏教国と言えると思います。

アメリカ人は40万人が死にました。イギリス、50万人。フランス、35万人。ドイツ、550万人。ポーランド、600万人。ソ連、2000万人。それにチェコソロバキア、ルーマニア、ブルガリアなどのキリスト教国でも多数の死者が出ました。

イエス様は「汝の敵を愛しなさい」と言いました。そして「私の平和をあなたがたへ与える」と言い遺しました。

モーゼは人を殺してはいけないと厳しく言いました。

キリスト教は人を殺すことを固く禁じている宗教です。

キリスト教を本当に信じていたらこんな大規模な戦争など起きる筈がなかったのです。

しかし先の第二次世界大戦ではヨーロッパのキリスト教徒が何のためらいもなく殺し合ったのです。

キリスト教の弱さです。矛盾です。戦争をし、他民族を殺そうという人間の低次元な本能の前にはいかなる宗教も無に等しいのです。

それでも私はキリスト教を信じます。今日もこれからミサに行きます。

第二次世界大戦に反対したコルベ神父のことを考えるとキリスト教を信じられるのです。彼は仲間の身代りになってアウシュービッツ収容所で死んだのです。ナチスに反抗した殉教者だったのです。

Frmaximilian_kolbe_19391 コルベ神父は1930年から1936年まで長崎で宣教活動に従事しました。

1981年にヨハネ・パウロ2世が日本に来たとき、長崎まで行き、コルベ神父の働いていた修道院を訪問し、祈ったのです。

ヨハネ・パウロ2世は隠れキリシタンの事も偲ぶその長崎への旅を「巡礼の旅」と言っていました。

余談になりますが、先月の4月14日に私どもは大浦天主堂をゆっくり訪ねました。

天主堂でお祈りし、右横のかつての神学生が使っていた古い木造の建物に展示してある隠れキリシタンの遺品を見ました。

その同じ建物の一室でコルベ神父の特別展示会があったのです。(末尾にその展示の写真を示します。)

彼はポーランド生まれの愛国者でした。

ヒットラーの政策はキリスト教に反すると堂々と公言していたのです。そして逮捕されアウシュービッツ送りになったのです。殺されそうになった妻子のあるポーランド人の身代りになって絶命したのです。そのポーランド人もドイツ占領軍へ反抗した仲間の一人だったのです。

第二次世界大戦を止められなかったキリスト教ですが、私は信じます。

宗教とはそいうものではないでしょうか。

なおコルベ神父様に関しては、http://www.geocities.jp/rekiroken/risa-t/st_kolbe.htmhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%99を是非ご覧ください。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

====2013年4月14に撮影したコルベ神父特別展示会の写真=====

以下が展示会のあった旧神学生の建物(右の写真)と、そのの前から見た大浦天主堂の側面の写真です。

Img_5383 Img_5403

Img_5396_2

上の写真は収容所へ送られる前のコルベ神父様の写真と右にはアウシュービッツ収容所の内部の様子と、その下に助けられたガヨヴィニクチュさんの90歳の時の写真が示してあります。

Img_5394 Img_5398

上の左はコルベ神父さまの幼少の頃の写真で、右はアウシュービッツ収容所でコルベ神父さまに助けられ、天寿を全うしたガヨヴィニクチュさんの90歳(1990年)の時の写真と収容所時代の姿です。