富士山麓の寄生火山で以前に一度だけ見たことがあるスギランという木に着生するシダがあるのだが、その後いくら探しても発見出来ずにいる。最近になって別の寄生火山で花仲間がそのシダを探し出してきてくれた。常緑性のそのシダは木の葉が落ちたこの季節のほうが探しやすい。おおよその場所は教えていただいたのでたぶん見つかるだろう・・・と、望遠レンズをザックに詰め込んで探索に出かける。しかし自宅では妻と娘が年末の大掃除をしていて、少しだけ手伝っていると出発時間が遅くなってしまった。さて、探し出せるかどうか?
さすがにこの季節は何も生えていない。殺風景な急斜面をひたすら上を目指して登る。
頂上近くなると傾斜が緩くなって来る。主にブナの森だがまだ細くて若いブナの木がほとんどである。
山頂到着。既に午後2時を過ぎている。
山頂は展望が無く、木々の向こうに富士山が少し見える。
しかしその先の展望地まで行くと目の前に聳える素晴らしい富士山の姿を見ることが出来る。
午後になってもこれほどスッキリと立つ富士山が見られる日はあまり多く無い。
さて、現地に到着したが既に午後2時半を過ぎた。登り返して下山を考えると残された時間は1時間有るか無いか・・・。
スギランが生えているとすればこんな苔の生えた木の上のはず。
これは冬期で葉を丸めているオシャグジデンダ。
苔の生えた大きな木の幹を探すが見つからず。
木の又のあたりが怪しいかと思ったがやはり見当たらない。
着生しているのはオシャグジデンダばかり。
双眼鏡片手に木の幹の上の方を探してみたがとうとうスギランは発見できず、時刻はあっという間に午後3時半になってしまった。残念、斜面を登り返して撤退である。
駐車場に到着した頃にはもう日没を過ぎて暗くなっていた。私の車の横に出発した時とは別の車が止まっており、なんと、今回のスギランを発見した花仲間だった。私の車を見つけて下山して来るのを待っていてくれたようである。詳細な場所を聞いてみると、どうやら探した場所と木は間違っていなかったようであるが、想定していたよりも高い位置に着生していたようである。今度はもう少し時間の余裕を持って探索に行ってみたいと思う。
さすがにこの季節は何も生えていない。殺風景な急斜面をひたすら上を目指して登る。
頂上近くなると傾斜が緩くなって来る。主にブナの森だがまだ細くて若いブナの木がほとんどである。
山頂到着。既に午後2時を過ぎている。
山頂は展望が無く、木々の向こうに富士山が少し見える。
しかしその先の展望地まで行くと目の前に聳える素晴らしい富士山の姿を見ることが出来る。
午後になってもこれほどスッキリと立つ富士山が見られる日はあまり多く無い。
さて、現地に到着したが既に午後2時半を過ぎた。登り返して下山を考えると残された時間は1時間有るか無いか・・・。
スギランが生えているとすればこんな苔の生えた木の上のはず。
これは冬期で葉を丸めているオシャグジデンダ。
苔の生えた大きな木の幹を探すが見つからず。
木の又のあたりが怪しいかと思ったがやはり見当たらない。
着生しているのはオシャグジデンダばかり。
双眼鏡片手に木の幹の上の方を探してみたがとうとうスギランは発見できず、時刻はあっという間に午後3時半になってしまった。残念、斜面を登り返して撤退である。
駐車場に到着した頃にはもう日没を過ぎて暗くなっていた。私の車の横に出発した時とは別の車が止まっており、なんと、今回のスギランを発見した花仲間だった。私の車を見つけて下山して来るのを待っていてくれたようである。詳細な場所を聞いてみると、どうやら探した場所と木は間違っていなかったようであるが、想定していたよりも高い位置に着生していたようである。今度はもう少し時間の余裕を持って探索に行ってみたいと思う。