山地の川辺や水湿地を好んで生育する多年草である。茎は上部で枝を分け、高さ30 ~ 70㎝。水平に伸びる根茎を出し、分枝して大きな群落をつくる。葉は長い柄があり羽状複葉で、小葉は5個か7個出て長楕円状披針形、先は鋭尖形で基部はくさび形、縁は不規則な鋸歯があり、両面に毛がある。花は白色で倒卵形〜長倒卵形で4弁、雄しべは6本ある。花期は 4 ~ 6月。山梨県での個体数は少ない。
2018年山梨県カテゴリー :準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:なし
コンロンソウ 令和3年4月 甲斐市で撮影
群生するコンロンソウ
白い花を咲かせる。花は4弁だが雄しべは6本ある。
令和3年5月 甲府市で撮影
半分結実している。
コンロンソウの花