双子座流星群の極大日は12月14日だが、3日間くらいは飛んでくれるので1日早い13日深夜に精進湖を訪れてみた。この日は午後から山梨県地方部会なる学術集会が催され、意見交流会と2次会が終わると時間は夜の10時を回っていた。外に出て空を眺めるとオリオン座と冬の大三角形が昇っていた。そしてひときわ明るい木星が東の空に輝いている。流星が流れるところは確認できなかったが、空気が澄んで星の輝く空になった。これは撮影に行くしか無いだろう。もうすぐ下弦の月が昇って来るだろうから、やるとしても午前1時ごろまで、それを過ぎると月明かりが邪魔になって富士山を入れた構図で流星を撮影するのは難しくなってしまう。
深夜11時50分、精進湖湖畔に到着する。三脚が何本か立っていたが、撮影している様子は無く、どうやら日の出狙いのようだ。Yシャツにネクタイとブレザー、その上にオーバージャケットを羽織るという奇怪な格好で撮影に取りかかる。もうオリオン座が高く昇り、おおいぬ座シリウスは富士山の上を越えてしまっている。三脚2本にカメラ2台をセットして撮影に取りかかるが、目視する限りではほとんど流星は流れていない。
夜の精進湖ダブル富士。風が無く湖面にも星が輝いている。富士山の右上にいるのがおおいぬ座。
1台のカメラは縦位置で固定し、おおいぬ座を入れた構図でインターバル撮影する。
もう1台のカメラは超広角レンズを装着して、構図を固定したりしなかったり、思いのままに撮影する。月が昇り始めた。
固定カメラが捉えた双子座流星群。運良く構えた構図の中を横切ってくれた。
こちらは広角レンズ装着のカメラ。月に向かって流れる流星。
こちらも縦位置の広角レンズカメラ。左端を流星が流れた。
おおいぬ座シリウスが視野の外に消えてしまいそうになったのでセットしなおす。しかし、この後はこの視野に流星は流れなかった。
17㎜レンズの視野でおおいぬ座と富士山を1視野に入れることができなくなった0時45分で撮影を終了した。1時間ほどの時間で目視できた流星は4~5個ほど、197カット撮影した画像で流星が写っていたのは3個のみ、約65カットに1個ということになる。1カットの撮影時間を20秒で計算すると、約20分に1個という計算になる。地道な作業であるが、タイマー付きレリースが装着できるカメラだと構図を決めてあとはカメラ任せなので、楽と言えば楽である。セットが終わった後はゆっくり流星の観察が楽しめる。
明日の流星群はどうするか?翌日の仕事を考えるとあまり遅くまではやっていられない。
深夜11時50分、精進湖湖畔に到着する。三脚が何本か立っていたが、撮影している様子は無く、どうやら日の出狙いのようだ。Yシャツにネクタイとブレザー、その上にオーバージャケットを羽織るという奇怪な格好で撮影に取りかかる。もうオリオン座が高く昇り、おおいぬ座シリウスは富士山の上を越えてしまっている。三脚2本にカメラ2台をセットして撮影に取りかかるが、目視する限りではほとんど流星は流れていない。
夜の精進湖ダブル富士。風が無く湖面にも星が輝いている。富士山の右上にいるのがおおいぬ座。
1台のカメラは縦位置で固定し、おおいぬ座を入れた構図でインターバル撮影する。
もう1台のカメラは超広角レンズを装着して、構図を固定したりしなかったり、思いのままに撮影する。月が昇り始めた。
固定カメラが捉えた双子座流星群。運良く構えた構図の中を横切ってくれた。
こちらは広角レンズ装着のカメラ。月に向かって流れる流星。
こちらも縦位置の広角レンズカメラ。左端を流星が流れた。
おおいぬ座シリウスが視野の外に消えてしまいそうになったのでセットしなおす。しかし、この後はこの視野に流星は流れなかった。
17㎜レンズの視野でおおいぬ座と富士山を1視野に入れることができなくなった0時45分で撮影を終了した。1時間ほどの時間で目視できた流星は4~5個ほど、197カット撮影した画像で流星が写っていたのは3個のみ、約65カットに1個ということになる。1カットの撮影時間を20秒で計算すると、約20分に1個という計算になる。地道な作業であるが、タイマー付きレリースが装着できるカメラだと構図を決めてあとはカメラ任せなので、楽と言えば楽である。セットが終わった後はゆっくり流星の観察が楽しめる。
明日の流星群はどうするか?翌日の仕事を考えるとあまり遅くまではやっていられない。