祥泉暦

日常の出来事の記録

フェルメールとレンブラント

2016-03-25 21:07:16 | カルチャー
フェルメールとレンブラント展(17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち) 森アートギャラリー
来週で終わってしまうので、慌てて行きました。


展示中ほどにあるフェルメールの「水差しを持つ女」メトロポリタン美術館所蔵



他の絵より二まわりほど小さい絵ですが、
ぐうっと引き込まれてしまう魅力がありました!!


この時期17世紀の日本は鎖国の真っ只中、
しかしオランダとは特別に長崎の出島にて開港がありました。
日本の陶器や織物などがオランダにわたり、このころの静物絵画に見られるとのこと。

フェルメールは、43歳の若さで亡くなっているので、30数点しか残っておりません。
所蔵しているところで実物の絵を見る事という贅沢な趣味を持つ人がいました。
そんな事を考えもつかない私ですが、
ルーブル美術館の「レースを編む女」を2度も空振りしました。
貸し出しって、数ヶ月では終わらないのですね。






お彼岸

2016-03-20 13:07:29 | 日記
今日は、お彼岸の中日。
子供の頃からの記憶としてのお彼岸慣習は、
先祖を供養する日、
暑さ寒さも彼岸まで、
昼と夜の長さが同じ日、
ぼたもち(おはぎ)を作って食べる日
など。

仏教的には、
死後の「あの世」と現世の「この世」が最も近ずく日とか。


最近自分が亡くなった後の事、
例えばお葬式をどうするか、お墓をどうするかということが
よく話題になります。

私達は、親が残してくれた仏壇とお墓を
自分が経験した記憶をもとに、
自分達の出来る範囲でやっています。
でも私達が亡くなってからは、
子供たちにとって今の現状はどうなのかと思えて悩むところです。


とりあえず今は、季節の移り変わりと
亡父母を偲ぶことに致しましょう。



義父が大好きだったおはぎを作ってお供えしました。
このお皿は、陶芸が趣味だった義母に焼いてもらったものです。
確か10年ほど続けていたので、普段使いの器が沢山あって、
義母が亡くなった後、引き取らせてもらいました。
でもこのお皿は、私がケーキ皿として使えるものと希望して
作ってもらったので、思い出の品です!


自分が亡くなった後は、形式にとらわれないで、
供養というものにも意識することないようにお願いしたい。
どんな形でも、私は成仏できると思いますので。笑

静かで穏やかなお彼岸です(^○^)














いけばな展

2016-03-02 15:47:18 | カルチャー
数十年ぶりでいけばな展に行きました!

生け花は、遥か昔の独身時代に、
嗜みとして学びました。
それ以来です。笑

たくさんある流派合同のいけばな展で、
一週間の会期中、三回も入れ替わりの
展示とのこと。かなりの人数の方の展示です。
しかし、私が以前学んだ 池坊 の
展示は残念ながらありませんでした。
何故でしょう?


とても華やかで、豪華なものが多く、
会場に広がる香りは、春でした。

季節柄、桜、梅、ボケが多く
枝ものを芸術的に活けるのはさすがです。

こういう展覧会では、書なども同じですが、個性的な大きなものが目立ちます。



季節の花のある暮らしは、日本的で素晴らしい!!