祥泉暦

日常の出来事の記録

夏を喪くす 原田マハ著

2018-12-26 17:43:31 | 書籍


美術を題材にした小説やエッセイが大好きな原田マハ、
今回はフツーの短編小説。
そのフツーな作品としてとても面白かった。

原田マハの多才な経歴が、多彩なモノを書ける作家なる所以なのですねー。

今年2018年の書き納め

2018-12-26 16:28:39 | 


今年の書き納め、まだ提出が先なので、
年明けにまた練習しますが、
今日は気持ちよく書けました!

今年は、所属している書壇以外の所を覗いてみました。
今までやってきたことは、方向性として間違っていないし、
環境もレベルが高いと確認できました。
後は鍛錬あるのみ。課題は山ほどです。
頑張れ私、頑張る私!!

中村屋サロン 美術館

2018-12-22 11:56:15 | カルチャー
[幼友達3人で、お互いのお誕生日月に会い、
ケーキをご馳走する習わし、、、
もう30年近く続いてて、今更止めれない。笑

どこでも良いと言いながら、せっかく久しぶりに会うからには、と
行き先やプランに悩んでしまいます。

寒いこの時期、たまにはアカデミックに
美術館に行く事を提案してみました。
と言ってもたっくさんある中で、
どこにしようかといろいろ探してみた結果
新宿の中村屋サロンにしました。




行ってみてビックリ、記憶にある中村屋は姿を変え
商業ビルとなっていて、そのビルに入っていました。

美術館は、中村屋の歴史を思わせる展示になっていて、
私たち子供の頃の風景を思い出しました。
絵画やブロンズ像、写真など数はそんなに多くありませんが、
とても良い展示でした。

さすが日本のお菓子や食文化の先駆け的存在である
中村屋創業者は、当時の文化人であったのですね。

包装紙やパッケージ、カレーライスやカレーパン、そして月餅の販売に至るまで
創業者の美意識 ロマン 行動力などが伺えました。


展示を見てから階下にあるレストランでカレーを食べました。




12月の課題

2018-12-12 15:59:28 | 
今年最後の課題を終えた!!
今年最後だから力が入ったけど、残念ながらいつもとおんなじ(^_^;)

一応今年を振り返ると、、、

仮名を初めて一年が経過、臨書の奥の深さを知り
これは一生の課題。

毎日展12回目の出展。

三耀展 自分で構成できた満足感。


来年の目標

1月より日常書道講座を開講

毎日展参加 受賞を目指す。
三耀展 近代詩で受賞を目指す。

仮名 高野切三種全臨
大字かなの研究

























来年もライフワークの充実を求める。

いちまいの絵

2018-12-09 11:30:37 | 書籍


さすが原田マハさん、選んでる絵のジャンルが幅広い!
そして作者の絵に対する暖かい思い出が
それぞれ詰まっていて、
絵画の解説本とは違う。
まだ観ていない絵は、
勿論即観たくなったし、
観た事のある絵は、
再度観たくなりました。
そして今後も、
絵画を題材にした小説を期待したい!

話は逸れますが、
夏にフィレンツェ在住の
日本人女性の画家が、
吉祥寺で絵画展をやりました。
その方とはその時に初めて
お目にかかったのですが、
「日本人は絵を観る事を
敷居が高いと思っている人が多くて残念」とおっしゃっていました。
確かにその個展にも、
通りすがりの人がふらっと観に来ている
人はいませんでした。

日本人は、生活の中で絵画を観る習慣は
近代になってからなのかもしれません。
私の小さい頃は、
床の間には掛け軸が掛けてありました。
洋画などは美術の授業に
教科書で観るもので
興味はありませんでした。
いわゆる絵を家に飾る様になったのは、
結婚して自分の家を持ってからです。
結婚して間も無く「一枚の繪」という
一般家庭に繪を販売する目的で展覧会を
開催していたところで、
家に合いそうな絵を買いました!
その後はなかなか買えず、
もっぱら美術館で鑑賞するのが日常です。



話は元に戻して、
この本は、美術館に行くのは敷居が高いと思っている人が読んだら、
絵を観てみようと思えるのではないでしょうか。

最後の東山魁夷の「道」は、特に感動しました!!
誰でもこの絵の前に立ったら、
自分の「道」を思い考える事でしょう。
私も年末年始にでもまた観たいと思います!