祥泉暦

日常の出来事の記録

39回目の結婚記念日

2020-05-17 22:07:17 | 日記
39年前の5月17日、山形県酒田市は、雨風の大荒れでした。
あの頃、39年後の今を全く想像できなかったと思う。

結婚する前を人生の第1ステージとすると
結婚して家庭を築いた時期を第2ステージ、
そして数年前から子供達がそれぞれ家庭を持ち
夫婦2人だけの生活になったのを期に
第3ステージに入ったと考えている。

第2ステージは、激動の時期であり成長した時期であり
人生のピークの時期でもあった。
夫は仕事を大成して、私は家庭を守る体制という
世代なので、ある程度満足している。
昨年健康で定年退職を迎えた夫とともに
第2ステージを幸せに終えたと思っている。

さて第3ステージをどうするか昨年から模索していたが、
この4月から新たな環境をそれぞれ決めてスタートした。
残念ながら新コロナウイルスにより、大変な事態になってしまったが、
これまでと違った生活スタイルになるのかなと、
多少の不安を抱えた第3ステージの幕開けです。

家族みんなが健康であればどんな事が起きても
知恵と努力と協力し合い進んで行けると思う。
何故なら第2ステージをやりきった経験があるので。

来年の今日は、どんな風に変化しているのか
楽しみです。




現代アートをたのしむ 原田マハ 高橋瑞木 共著

2020-05-15 18:10:00 | 書籍
「現代アートをたのしむーー人生を豊かに変える5つの扉」
先日インスタグラムのストリーズで2人の対談があり、
この本の紹介が目的だった様で、その場でポチりました。

新型コロナウイルスのため、凄いことになっている日常で
いろんなジャンルでSNSを使った面白いトークショウを見て、
自粛の態勢をとりながら、リビングで熱い思いを持ちました。

そういえば美術館によく行くけれど「現代アート」は少ないかもしれない。
東京現代美術館はその遥か昔に「ノグチイサム展」に行きました。
とても素敵な建物で、展示を観た後素敵なカフェでお茶をする事は、
私達夫婦にとって、子育てを終えて2人で出かけるにはちょうどいい所でした。
その後娘が近くに住むようになって、数回行きました。

そして何と言っても5年間の台中赴任時代に行った 台灣国立美術館は、
よくわからないけれどつい行ってしまう事で、つい観てしまう「現代アート」でした。
台灣は、ポップアートが盛んなところで、歴史的にも現代アートが主流でした。
家から緑園道を徒歩20分行くと、美術館に直行します。特に夏の暑い時には格好の
休憩所です。確かアジアのアートフェスや大きな展覧会が幾度もありました。
説明は英語か中国語、どちらも同じくらいの理解力で、次第に読むのが疲れてきて
作品を観て楽しむ術みたいなものを身につけた様な気がします。
「わからないが面白いに変わる!」というこの本のキャッチコピーまでは行きませんが、
何を意図しているのかを考えながら観る事は習慣づきました。
多分企画展がめじろ押しの日本にいたら、それを追いかける事で一杯になり、
「現代アートはわからない」と友達と共有していた事でしょう。


この本で2人が語っている現代アートは、どれもみてみたいと思いました。
特に興味を持ったのは、香川県の「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」には、
近いうちに行きたい!  高松には、大原美術館や尾道、出雲、宮島を遥か40数年前に
一緒に旅行した学生時代の友がいます!!楽しみ!


先日のインスタグラム対談で、これからの美術館のことについて
原田さんの言葉が印象的でした。
これまでのスポンサー付きの大企画展は、これからはできなくなるだろうと。
コロナウイルスと共存するための環境が整うまでは、どうなのでしょう。
アートは生きていくためには必要である事は大前提にあり、
それなら現代アーティストの活躍の機会ではないか、と。
ゴッホやモネがどんな思いで作品を作ってきたかは、多くの人が研究しているが、
ほとんど憶測の域で、それが楽しい。しかし今そこに作者が居たら、いろんな事を聞く事ができる。観て考えて感じる事ができる事が現代アートへの関わり方だとしたら、
新たな興味が湧いてきます。

この自粛生活を強いられている今、このタイミングで「現代アート」に触れることを
趣味の1つに加えようと思った。
「ひとり遊びには、美術館がもってこい」の私には良い気づきとなりました!
「謝謝您!」

とりあえず少し出歩ける様になったら、国立近代美術館の東山魁夷の「道」を
観に行きましょう。






母の命日に

2020-05-13 17:09:00 | 日記
18年前の今日、母は交通事故で亡くなりました。
母の日の次の日の月曜日の夕方のことです。

実家(山形県)から今交通事故にあって病院に運ばれたとの第一報。
母はよく自転車を乗っていたので、てっきり自転車に乗ってて事故にあったかな?
相手に運転手に迷惑かけたかな、と思いました。
しかし第二報で、直ぐに帰るようにとの事。
夫は当時単身赴任中、娘は近くの中学生の家庭教師に出かけていて、
息子は塾に行っていて、ひとりで家にいました。
もう最終の新幹線には間に合わない時間でした。

実はその2週間前に、酒田にいる義父が病気療養中だったので看病に行った帰りに
実家に少しだけ立ち寄りました。
長距離運転を心配して見送ってくれた母の姿が最後となりました。

突然の母との別れは、日が立つほど悲しみが深くなり、
なにもやる気が出なくて本当に困りました。
今となっては全て遠い思い出になりました。

最近よく母の事を思い出します。
母の作った料理はもちろん、適材適所でのことば、言い伝え、教えなど。
多分年齢とともに母に似てきているのかも。。。笑

それにしても天国からコロナウイルスの災いを心配してくれてるでしょう。
戦後の混乱時期を過ごしてきた母は、こんな時にどんなことを言ってくれるのかな。。





漬け魚

2020-05-12 15:28:00 | 料理
食べることはいつの時にも大事なこと、
特に最近は自粛生活を強いられていて、
唯一の楽しみとなっている。

最近の我が家のブームは「漬け魚」
家で三食食べる今、焼魚の出番は多い。
焼魚は塩焼きが王道ですが、
我が家自家製の漬け魚は、美味しい!

やり方は簡単!!
切身の魚(冷凍の場合は解凍する)を
大さじ1の味噌と大さじ1のプレーンヨーグルトを合わせ
そこに漬けるだけ。数時間から一週間漬けて焼く。
数時間なら多少薄味、一週間漬けてもいい味が濃くならない。
おすすめです。

【材料】切り身の魚 味噌大さじ1 プレーンヨーグルト大さじ1



ジッブロックに 味噌とヨーグルトを入れて、手で揉む様にして混ぜる。
数種類漬ける時は、それぞれ袋を変えるのが良いような気がします。
今日は鱈の切り身と金目鯛の小さめにカットした冷凍品の2種類漬けました。





パーシャルに入れれば、そんなに慌てて食べなくとも大丈夫です。
一度漬けた味噌は使い切りにします。大さじ1の味噌とプレーンヨーグルトなので、
惜しげないところも気に入っています。


この方法は、確かパートナーが半年前にラジオで聴いて
私に教えてくれたのですが、
味噌とヨーグルトは、どれも発酵食品だし、
各大さじ1というわかりやすく手軽ということで、
試してみてハマりました。
多分鶏肉や豚肉を漬けて、フライパンで焼いても美味しいと思います。



最近は、車で40分と少し遠いのですが、「角上魚類」という
お魚専門店で、数種類の新鮮なお魚を買ってきて、
色々な魚料理を楽しんでいます。
午前中に出かけ、お昼ご飯に美味しいお刺身定食にするのが
今の楽しみです。

鯵は大きいので二人で一匹で充分。
大好きな赤貝のヒモとホタルイカの沖漬けも。



このお店はとにかく新鮮!!しかもリーズナブル。
日本各地のお魚があり、とても種類が多いので、
和洋中華とメニューが浮かんできてすごく嬉しい。