祥泉暦

日常の出来事の記録

2021年、22年 おせち料理

2022-01-06 11:16:00 | 料理

年末年始の大イベントが無事に終わりました。
今年のおせち料理は、自分史最高の出来だったと満足できたので、
献立をブログに残したいと思います。




ほとんどは定番メニューですが、
素材の扱い方や調理方法をゆっくり検索して、
自分の好みのものを取り入れてみました。
買い物に半日、作りに半日✖️2日費やしました。

買い物のポイントは、素材選びは出来上がりの8割を占めるというのが持論なので、
全て上等のものではありませんが、良いものを手に入れました。

半日✖️2日は、冷蔵で味をなじませるものと、本当は冷蔵しない方が良いものがあるので
一気に作らず2日に分けました。
それに通常の昼食、夕食の準備もあるので台所が常に煩雑にならない工夫の一つでもあります。

それから省いて良いものは、でくるだけ省きました。
例えば今までは料理の前に昆布と鰹で大量に出汁を作ることをやっていましたが、
今回は思いっきりそれをやめました。
どこでも売っている瓶やペットボトルに入っている「白だし」を使いました。
以前はこのだし汁のお鍋がどーーんと置いてあって、途中で無くなってはまた作り
それがいつまでも微妙に余って、台所と冷蔵庫を占領していました。
今年は「白だし」を使う事によってそういうことが無くなり、勿論お味も手軽に美味しくできました。

それから実母からの伝授なのですが、「調味料のバランスは、
味見をして決める、舌で決める」
よくレシピにある大さじとか小さじは当てにならない、
好みもあるし、素材の分量もレシピ通りにはなかなか準備できません。
それより準備した素材を余すことなく使い切るには、調味料は味見をして決めるは納得です!!
母はよく、「茶碗蒸しの時は、味見して薄味だけどおすましの様に美味しい〜と思う感じに」と
言うような表現をしていました。

私は今回台所で「美味しいーー!!を連発していました。

さてさて、では具体的に

「1日目」
黒豆          今回は土井善晴さんのレシピです。仕込んでおいて1日後から煮はじめ極弱火で8時間煮る。
                出来上がりは「えーー柔らか過ぎ」と思ったのですが黒豆はこんな感じと夫が絶賛してくれました。
                こんなに時間かけたのに単体での写真なしです笑

伊達巻       もうこれは相当の年月作っていますのでいつもの感じです



田作り             これも伊達巻同様いつもの感じ。あまりベトベトしないのが私風です。




のしどり         何時もはパン粉を入れませんが、いくつかのレシピにパン粉が入っていたので今年は入れてみました。
                    ふわっとしたボリューム感があり気に入りました。今後はパン粉入りで!それから仕上げに表面に卵黄を塗   
                     りました。これはプラス一手間、今年初。





百合根のきんとん       昨年導入したら好評だったので、さつまいもの栗きんとんはやめて、百合根だけにしました。
                             百合根はおがくずに入っていて個別透明ケースに入っていて品定めができません。お値段少し良い方    
                             を5個用意しました。




  

「二日目」

おせちの王様はお煮しめ!!以前は筑前煮にして全て一緒に煮込んでいましたが、やっぱり母伝授のお煮しめを作りたくなりました。大切なポイントは煮上がったらお鍋ごと30分ほど置く、その時に味がぎゅっと沁みます!!

しいたけ もちろん「どんこ」大きさを揃えて用意し、切目入れません。(縁を切るでNG)





たけのことこんにゃくは鰹味濃いめにしおかか煮風に。
たけのこの次にこんにゃくを。







里芋はしいたけを煮た煮汁をやや薄めてじっくりと。

人参は花形にして 塩、砂糖 酒 ほんの少しの白だし 水200ccくらい。
特に鮮やかに仕上げたい。




蓮根酢       これは今年初、茶色い色が多いので何かないかと探したら蓮根酢に出会いました!そういえば子供の時に食べて         
                た、懐かしい!! 酢のだし汁を火にかけて蓮根を入れたらすぐ火を止める!余熱で仕上げるとシャキシャキ感      
                が残ります。
 



八幡巻き                筑前煮に欠かせない鳥のモモ肉ですが今年は人参と牛蒡を巻いて八幡巻きにしました。



  

三浦大根のサラダ           大根と人参のなますの代わりにこれを作りました。100%和風味なのでこれはフレンチドレッシ           
                                  ング和えに。とても綺麗に仕上がりました。




豆数の子             山形の郷土料理、おひたし豆にお正月だけ数の子を載せます。


  

お重に詰めるのは娘に託してどーーーーんと。









夫がパテを作ってくれて、頂き物のローストビーフを盛り付けました!
焼き魚は、鯛の切り身をヨーグルトとお味噌同量に3日漬けました。頂き物の鮭の味噌粕漬けと一緒に。




娘が酢だこと鴨肉のローストを持ってきてくれさらに豪華になりました。
私が用意しないだろうセレクト大当たりでした。

写真を撮るのが下手なので次女(息子の嫁)に撮ってもらいました!







追記
年越し蕎麦は、松本名物「とうじそば」
鳥のつくね、キノコ数種 牛蒡をこんにゃく長ネギ せり入りのお醤油ベースの鍋を食卓に出し、茹でたお蕎麦をとうじそば用のザルのおたまに一口づつ入れてしゃぶしゃぶし具と汁とともに器に入れて食べます。ここ2、3年これに決めています。


最後に、勿論作ったのは私達夫婦ですが、家族みんなが喜んで食べてくれるのを想像できたから頑張れたと思います。家族の好みを知っているし、食べることが大好きな家族が集まってくれることに大大大感謝です!



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