祥泉暦

日常の出来事の記録

「自分へのごほうび」 住吉美紀著

2024-01-07 17:11:00 | 書籍
一昨年よりフリーアナウンサー住吉美紀さんが主宰する「近くのスミヨシ」というライフシェアリングクラブに所属しました。
以前から多方面に活躍する住吉美紀さんのトークが大好きで、特に著名人達との対談はとても刺激的です。

彼女が長年所属していたバンクーバーの日本語学校の創立記念式典に招待された時の模様が配信されたました。その時のお話は色々共感する内容だったのですが、
それよりもお父様を交通事故で亡くされた話に過剰反応を示しました。
私も母親を突然の交通事故で失い、暫く放心状態にあった経験を住吉さんもしていたのか!!と。

早速配信された日本語学校でのトークの感想と交通事故遺児の共通点の事をメールで送りました。
しばらくして返信が来て、その時にこの本を是非読んで欲しいと勧められました。
お父様のことがなかったら、この本はうまれなかった、と言う内容でした。
直ぐに購入し、
彼女の自筆の「早速購入ありがとう。気に入ってもらえたら嬉しい」のメッセージ付でゲットしました。






彼女のエッセイ集なのですが、
読書はほとんど電車の中という私にはありがたいほど読みやすく簡潔!
そして彼女の優しさと謙虚さと愉快さが満載でした!

「自分へのごほうび」ご褒美とは、何と良い言葉でしょう!辛いこと、悲しいことも視点を変えれば得るものが沢山!そういう境地に立った事で得られるプラスのことを
「ご褒美」と。

そして私もある時期、何もやる気が起きなくて、子供達は目標を持って突き進む時期なのに、母親として失格だなぁと思い悩みました。しかし時間と共に前向きな亡き母親を想うと、これではいけないと思う様になりました。
母親の残した書道道具を使い、母親が書いていた詩歌を書いてみました。せっかく時間があるのだから、無駄にしてはいけない。

そして人は心身共に健康であれば、辛い事をも乗り越えることができると、子供達に無言で教えたなぁ、と思っています。

もうすっかり忘れていた事を住吉さんが思い出させてくれました。

彼女が大好きな日本語だと言っている「ご縁」
いろんな状況や場面に遭遇して感じた事共感したことをキャッチして、自分事に取り組むこと!
今回は本当に良いご縁です。

最後に私にとっての「自分へのごほうび」は、我夫と出会った事だと思います❤️

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