祥泉暦

日常の出来事の記録

読売書法展

2016-08-21 09:50:33 | 

19日から始まった読売書法展を観てきました。
毎日書道展と読売書法展は、日本を代表する大きな書道展です。
私は毎日書道会に属していますが、好んで選んだわけではなく、
たまたま師事した先生がそこに属していたからと言う理由です。

結婚して神奈川に転居した時に出会った近所の先生が、
毎日書道会に属していて今に至っています。
ちょうどその頃、毎日書道会から脱会した先生方で読売書法会を発足され、
ある方に「優秀な先生がみんな読売書法会に移られて、毎日書道会には
良い先生が残っていない」と言われました。
その頃は、そんな大きな書道展に自分が出品する事は全く考えられずにいたので
その方の忠告は忘れかけていました。
実際には毎日書道会も読売書法会も日本を代表する素晴らしい書家がいらっしゃいます。

最近いろんな書家の作品を鑑賞するにつれ、
読売書法展を観てみたいと思うようになりました。
その情報がお盆休みボケしていた時に入って来て早速!

私が好きな かなの女流書家土橋靖子さんの作品に出会い うっとり。




余談ですが

土橋先生は、「作品はそんなに簡単に書けるものではない。まして私ごとき浅学のものは枚数で勝負しなければならないので、紙を乱費したあげく頭に血が上って何がなんだかわからなくなるくらいの枚数を書く・・・」と何かの本で述べられていました。

優雅な作品の水面下に過酷な努力があるのか、、、と思い知ったのでした。



毎日書道展と違う雰囲気を味わったのは、
古典を大切にしていて、前衛的な色が薄いこと。
それがどうなのかは私にはわかりません。

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