祥泉暦

日常の出来事の記録

火焔 高橋克彦著

2019-12-22 00:43:00 | 書籍
先日読破した 「炎立つ」の時代以前の
蝦夷を舞台にした歴史小説で、
この「火怨」もすごーく面白かったし感動した!

「炎立つ」第1巻に「坂上田村麻呂と戦ったアテルイ」が
ちょっとだけ紹介されて登場するが、
このアテルイこそ「火焔」の主人公なのである。

最後まで朝廷の蝦夷に対する偏見は、
解決することがない。
けれども、アテルイという勇敢な人物がいたからこそ、
粘り強い、人情深い東北人が存在するのであろう。


今年の読み納めは、読み応えある歴史小説でした。

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