祥泉暦

日常の出来事の記録

川越 (蔵造り、菓子屋横丁)散策

2015-05-19 07:53:24 | 観光
川越駅から15分くらい歩くと蔵造りの街並みが見えました!





江戸時代にタイムスリップ、
黒柱に白壁、豪華な屋根瓦の街並みは素敵でした。
確かにこういう風景は珍しいかも。

街のほぼ中央に350年も時を刻んでいる「時の鐘」





蔵造り資料館の庭園から見える「時の鐘」が美しい!



この蔵造り資料館は、豪商たばこ屋「方丈」のお屋敷でしたが、煙草の専売制に伴い廃業し、今は川越市で管理しているようでした。



屋内にはこんな急な狭い階段がありました。





さらに足を伸ばして「菓子屋横丁」へ。
昔懐かし駄菓子や、飴細工やなど。

お昼ご飯はご当地グルメ「いも重」笑
基本「うな重」で、川越名産のサツマイモを鰻の蒲焼のタレで絡めたものが、鰻の蒲焼の横にいます!もちろん美味しかったです。






燕子花と紅白梅

2015-05-19 07:04:51 | カルチャー
先日根津美術館に「燕子花と紅白梅」を観に行きました。
根津美術館所蔵の「燕子花図屏風」は、いつもこの時期に公開されますが、
MOA美術館所蔵の「紅白梅図屏風」と同時に2点の国宝の屏風を観れる特別展でした。



二つの屏風は、光琳の代表作でありながら、異なるデザインと作風、色使いで
まるで別の作者の屏風の様に感じます。光琳は60歳前に亡くなっているので、決して長い作家人生ではなかったと思います。それなのに300年を経た今もなお私達に大きな感動を与える光琳は、まさに天才絵師です!

私は、燕子花 菖蒲 アヤメの違いを何度調べてもわからないのですが、とても好きな花です。特にあの花びらの濃い紫色が大好きです。屏風の金色と花の紫、葉っぱの緑色が相反する色でありながら、とても調和のある上品な三色で、華やかながら決して派手ではない。言葉ではうまく表現できなくて、「好きだなぁー」と屏風の前にたたずんでしまいます。

また来年もきっとこの時期に根津美術館に行くと思います。