京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

寝屋川の「廃プラリサイクル」工場周辺の健康被害-続報

2007年02月20日 | ゴミ問題
寝屋川の廃プラリサイクル工場周辺の、健康被害をストップさせようとする住民の皆さんの取り組みです。
現地の住民団体が、この件で、まともな健康調査に取り組もうとしない寝屋川市に業を煮やして、15日、大阪府へ下記の申し入れを行ったそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪府知事 太田房江 様


                            平成19年2月  日
                  廃プラ処理による公害から健康と環境を守る会
                       代表  牧  隆三 

健康調査の実施を要望します

私たちは、平成16年2月27日、施設設置許可がおこなわれた株式会社 リサイクル・アンド・イコール社(寝屋川市)の周辺に生活する府民です。
私たちは、イコール社が操業を開始すれば、有害な化学物質が発生し、住民に健康被害をもたらす危険があるとの専門家の指摘を聴き、貴職に平成16年4月26日、同社の施設設置許可を取り消すようもとめました。
昨年4月、イコール社が本格操業を開始して以来、多くの住民から悪臭に伴って眼や喉、鼻の異常など粘膜を中心とした健康障害、皮膚の湿疹などの症状の訴えが急速に多くなりました。
昨年6月8日、16日、「守る会」として健康調査(疫学調査)の実施を大阪府寝屋川保健所に申し入れました。
しかしながら、私たちの申し入れは受け入れられないまま今日に至っております。
そこで私たちは、やむを得ず、津田敏秀岡山大学大学院教授(環境疫学専攻)に疫学調査を要望し、調査結果の報告書等はすでに公表されております。津田教授の補足報告書には「工場の操業によって寝屋川市の工場周辺地域の住民に皮膚粘膜刺激症状を中心とした症状が多発している。これらは、(略)既知の他の要因では説明出来ない。」とし「いまだに大阪府寝屋川保健所による健康影響調査すら行われていないのは、公衆衛生に携わる者として、極めて遺憾である。」と記載されています。
本来、府民の健康を守るのは行政の重要な役割であり、以上の事情について深くご留意の上、住民が安心して生活できるよう、まずは、ただちに住民の健康調査(疫学調査)を実施されるよう強く要望いたします。
                                   以 上
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紅梅・白梅、仲良く満開

2007年02月20日 | 京都
京阪沿いの小さな畑、
紅梅・白梅が仲良く満開になっていました。
もう少し早い時間だと、夕方の光と交じり合う色が楽しめたのですが・・・
この通り沿い、桜の季節になると
「桜トンネル」が行き帰りの時間を楽しませてくれます。

しかし、花粉が気になる季節です。
昨日までは冷え込んで、雨もあり
全く症状なしの数日間だったのに
今日は快晴、昼間はぐっと”温暖化”し
一気にくしゃみ連発でした。
明日は、さらに激しくなるでしょう。
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