ロシアの動物園でアムールとチムールの友情のお話です。餌として入れられたヤギがトラに食べられないように果敢に挑んでいき、トラはヤギを食べる事をやめました、そして自分の寝床をヤギに譲り、毎日一緒に過ごすようになりました。今日みーしゃさんが探してくれました。感謝しています! https://t.co/y3UMQQ0kau
— アイリスあいりす (@iris23momoko) February 8, 2024
これですかねhttps://t.co/5lrosehChH
— みーしゃМишаは押忍!♂ (@mishafumisha) February 8, 2024
♫今の世界は本当に狭くなりましたね。その日のうちに、私の探していたアムールとチムールの動画を探しだしてくれました。
善意の”みーしゃさん”の心はとても温かく感じられました。そしてまた、このコメントを読んでくれた方からも、💓のマーク
があり、再投稿へと繋がって行っています。多くの人がトラとヤギの奇跡的な物語を知るでしょう。
少し説明をしますが・・・
ロシアのこの動物園では、時々休園日にトラが自然界で行っている狩りを忘れないようにするために、生きたままの動物を餌として入れていました。(日本人は驚くと思いますが、肉を与えるのも同じ事です)
そうしてその日はヤギが入れられたのですが、まだ若い雄ヤギのチムールは、アムールに食べられないように、果敢に挑んでいきました。そのような事は多分アムールにとっても、初めてだったのかもしれませんが、アムールはチムールの狩りをする事をやめ、そればかりか、アムールの寝床をチムールに与えたのです。これは凄いことです!
チムールとアムールはそれから、一緒に広い檻の中で、一緒に歩く姿が見られるようになり、動物園に出かける人も増えてきました。この光景はYouTubeの動画で、Sputnik日本も取り上げていたので、何度も私も見て感動していました。
そのうちに、チムールがアムールに親愛の情を露わそうと、頭をかしげてアムールに近づけたところ、アムールはチムールの角に驚いたのか、ネコパンチをチムールにくらわしてしまい、チムールは気絶してしまいました。
もともと、餌として入れたのですが、休園日でないこともあり、急いで動物園側はチムールの救出をしました。幸いにも、チムールは致命的な傷はなく、卒倒して気絶したとのことでした。動物園側はそれでアムールの檻の隣にチムールを入れて様子を見る事にしたところ、何と、檻の柵を挟んで、二匹のアムールとチムールは背中を合わせて温め合っていました。
まるで「さっきはパンチしてごめんよ。」「いいんだよ。あれはヤギの友情の印の挨拶だったから、君にはわからなかったんだね。もう大丈夫なんともないから。」とでも言いあっているかのようでした。
動物園側は、このことが有ってから、色々と考えてチムールにまずはお嫁さんの世話をすることになりました。檻の中にお嫁さんが入れられたのですが、チムールはどうやらアムールのことが気になり、お嫁さんにあまり関心を示すことが少なかったようでした。それではと、チムールとお嫁さんは、別の離れた檻に入れる事になりました。
そして、残ったアムールにもお嫁さんを探すこととなり、(数が減ってきている)無事にアムールにもお嫁さんが見つかり、それぞれ、家族ができました。
めでたしめでたし。終わり。