ワクチン接種1時間後「突然肺から大量出血」で死亡 医者は「見たことがない」NHKはコロナ死と捏造報道
母親はコロナワクチン接種後に亡くなった…国を提訴した遺族が語るNHKの「酷すぎる報道」と「二次被害」
7月5日
4月17日、国がリスクを知らせず接種を促進したのは違法で、後遺症を患った後の対応も不十分だったとして、新型コロナのワクチン接種後に死亡した人の遺族8人と、歩行困難など後遺症になった患者5人が国に計約9100万円の賠償を求め、東京地裁に提訴した。
原告の一人、NPO法人「駆け込み寺2020」(事務局・京都府長岡京市)メンバーで大阪市在住の西田つぐみさん=仮名(49)。
「22年11月12日、土曜日でした。『ママ、ワクチンはもう打たない方がいいよ』と言ったんですが、母は『大丈夫。前回も、熱も出なかったし、テレビで専門家が打たないといけないと言ってたし』と……」
電話で話した4時間後、母が急逝した。「当たり前」に続いてきた家族の幸せな日常が、突如断ち切られたのだ。母は当時68歳。
「持病もなく元気そのものの人が、ワクチンを打った1時間後に倒れたんですよ。亡くなったんですよ」
ひと足先に母宅へ手伝いに行っていた妹によると、ワクチン接種から4時ごろに戻ってきた母は、4時10分ごろから台所に立った。
接種1時間後に「肺から大量出血」
「しんどくなってきたわ。疲れたのかな」と漏らしたのは、そのわずか約10分後だ。「休憩するね」と自分でお茶を入れ、湯呑みを手に4、5メートル先のリビングルームのソファに向かった。その途中で「あかん」と発し、パタっと倒れた。10分以内に救急車が到着したが、そのときにはもう瞳孔が開いていた。死亡確認時刻、17時35分。
「ワクチンを打った1時間後ですよ。先生、どう思われます? 健康な人がある日突然肺から大量出血する病気ってあるんですか?」と聞くと、担当医は「私は一度も見たことがない。そういう病気はないと思います」。しかし、病院としては、死因は「急性心不全」としか書けないという。
先ほどの担当医が走ってきて、「僕は個人的にワクチンが死因だと思う。闘ってください」と本音を告げた。彼は、カルテに「家族が『ワクチン接種後に亡くなった』と訴えている。断定はできないが、その可能性があるかもしれない」と付記してくれたそうだ。
NHKは「コロナで亡くした遺族」のように放送。NHKの「ニュースウオッチ9」が人々の思いを紹介するVTRを流したが、取材された同NPOの他のメンバー2人共々、ワクチン接種後に家族を亡くしたのではなく、コロナ感染症で家族を亡くした遺族のように報道された(その後、強く抗議し、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会に諮られ、NHKが謝罪)。(デイリー新潮)