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ISILの失敗と各国の声明(評価されるべき外交)

2015年02月04日 11時02分43秒 | 日記
今回の人質事件に関して、我が国政府の対策は、悪い物ではありませんでした。

例えば、ISILは、今回、二人の人質を取って法外な身代金を要求しながら、金銭を手にする事はできませんでした。また、死刑囚の解放を要求しながら、これにも失敗しています。更に、身代金から死刑囚へと要求を変えた事や、動画に統一性が無かった事から、ISIL内部の分裂説や、矢張りテロリスト集団に過ぎないのではないか、との見方が出てきました。

不必要に二人の日本人を殺害したために日本が敵になり、国際社会からは更に厳しく糾弾される事になりました。また、日本国内に住むイスラム教徒や中東の出身者の立場を悪くする事になってしまい、身内とも言えるイスラム教徒からも白眼視される事になりました。いったい、ISILが何をしたかったのか、全く解りません。宣伝効果を狙った、という意見がありますが、失敗してしまっては、何の宣伝にもならないと思います。

一方、我が国政府の対策は、それは明らかにされてはいませんし、二人の日本人の命が喪われた事は、非常に残念でした。しかし、その結果、昨晩ヨルダンでは二人を悼む追悼集会が開かれ、日本と各国との信頼関係は深まり、各国首脳から犠牲者に対して、お悔やみの言葉が贈られました。

以下は2月1日の「毎日新聞電子版」の記事です。

「過激派組織「イスラム国」(IS)が後藤健二さんを殺害したとする映像を公開したことに対し、各国首脳らからは犯行を強く非難する声明が相次いだ。衝撃的な事件に海外メディアも強い関心を示し、米CNNや英BBCなどの主要メディアが一斉に速報した。

オバマ米大統領は「テロリスト集団であるISによる凶悪な殺人を非難する」との声明を発表。後藤さんがシリアの人々の苦境を世界に伝えようとしていたことをたたえ、「安倍晋三首相や日本国民と結束し、この野蛮な行為を非難する」とした。

英国のキャメロン首相は「ぞっとするような殺人を非難する。彼ら(IS)が人命を一顧だにしない悪の化身であることを思い知らされた」と述べた。フランスのオランド大統領は、後藤さんの家族に哀悼の意を示し、「フランスはこの新たな試練の中、日本と連帯している。友好国である両国は中東の平和とテロ集団排除に向け協力を続ける」と決意を述べた。イタリアのジェンティローニ外相も「(後藤さんの)家族と日本の全国民に対する連帯」を表明した。

国連の潘基文(はんきぶん)事務総長は声明の中で「シリアとイラクで多くの人々がさらされている過激派の暴力を浮き彫りにした」と強調。欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)は「ISとの戦いを続け、容疑者に責任を取らせる」との声明を発表した。

後藤さんの解放交渉に関わっていたヨルダン政府はスポークスマンのモマニ・メディア担当相が声明を発表し、「(ISが)人質解放に向けた関係当局のあらゆる試みを拒絶した」と指摘した。

トルコ外務省は「テロリズムは人道に対する罪であり、残虐なテロ行為を非難する」との声明を発表。「今後もテロとの戦いで国際社会と連携していく」と強調した。エジプト外務省も「凶悪で残酷、野蛮な行為であり、イスラム教の教義に完全に反する」と厳しく非難する声明を出した。

一方、海外メディアも速報し、CNNやFOXニュースなど米国のニュース専門チャンネルは日本やヨルダンから特派員のリポートを交えて報道。英国でもテレビのトップニュースで扱われ、新聞各紙は1面で報じた。仏ニュース専門テレビ「フランス24」は日本政府や国民の反応とともに後藤さんの人柄や仕事ぶりを紹介。「紛争地域の子供たちの実情を取材し、非常に尊敬されたジャーナリストだった」と伝えた。」(「毎日新聞 電子版」『「後藤さん殺害」:「凶悪な殺人」各国首脳が非難声明』2015年02月01日23時17分)

テロに屈せず、身代金を払わず、ヨルダンを始めとする各国との絆が深まる。今回の総理の中東訪問と資金援助、人質事件の対処方法によって、日本を見直した中東の人々も多いのではないでしょうか。この様な外交は評価されるべきですし、ISILの残虐なテロ行為は、もっと非難されるべきです。


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