昨日、党の十八期一中全会の選挙で、習近平が国家主席に選出され、政治局常務委員七名の、新指導体制が発足した。特筆すべきは、胡錦濤が続投すると思われていた中央軍事委員会主席の地位まで、習近平に譲った事だ。中国共産党は、国民党との戦いに勝ち、力により政権を樹立した。共産党政権は、軍事力によって支えられている。今回、習近平は、中華人民共和国主席・中央軍事委員会主席に就任する。江沢民、胡錦濤が報道の通り完全引退するとすれば、習近平は政治・軍事の両面で非常な権力を手にした事になる。
十年前、胡錦濤が国家主席に就任した時には、江沢民が中央軍事委員会主席だった。九三年に江沢民が国家主席に就任した時から、総書記・国家主席・党中央軍事委員会主席を兼任することが始まったが、その江沢民でさえ、小平が上から押さえつけていた。
今回、政治と軍事を掌握し、習近平は、毛沢東、小平、江沢民に並ぶ権力を持つ事になった。尖閣問題を抱える日本としては、当然、習近平という人物、及び、習近平主席を生みだした「太子党」について、知っておく必要がある。
カメムシの悪臭に吐き気を催す猫
十年前、胡錦濤が国家主席に就任した時には、江沢民が中央軍事委員会主席だった。九三年に江沢民が国家主席に就任した時から、総書記・国家主席・党中央軍事委員会主席を兼任することが始まったが、その江沢民でさえ、小平が上から押さえつけていた。
今回、政治と軍事を掌握し、習近平は、毛沢東、小平、江沢民に並ぶ権力を持つ事になった。尖閣問題を抱える日本としては、当然、習近平という人物、及び、習近平主席を生みだした「太子党」について、知っておく必要がある。
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