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キラキラネームは日本の漢字文化を破壊するための、カルトの工作活動です!公務員の国籍条項と外国人土地法の復活求む!

漢字の話(キラキラネームの秘密、七)

2017年02月02日 00時25分53秒 | 日記
※当ブログの「漢字の話」及びその他の記事については、許可無く転載を禁じます。つきまとい嫌がらせをし、人の原稿を自分の名前で勝手に発表する恥知らずの馬鹿がいるので困ります。何処かで同じ内容を発表している場合には、ご一報ください。


「キラキラネームの秘密」

一、「泡姫(ありえる)」「黄熊(ぷう)」の秘密

キラキラネームやDQN(ドキュン)ネームと呼ばれる名前があります。漢字の音訓から酷く逸脱した読み方をする名前の事で、デタラメであるために第三者には殆ど読めません。そもそも、「名づけ」「命名」と言う物は、周囲に子供が生まれたりしなければ、特に注意を払うと言う事はありませんが、最近は新聞やテレビで、奇態な名が報じられる機会も増えてきました。

そこで、試みに調べてみると、現在、大手出版社の辞書から育児書を出版している会社の冊子に至るまで、世の中に出回る多くの「名づけ」に関する書物に、デタラメ・インチキの類の読み方が採用されています。最早、「キラキラネーム」は日本の「名づけ」の世界を席巻しているとさえ思われるほどです。

しかし、どれ程世の中に蔓延っていようとも、或いは、その淵源を辿る事が難しそうでも、採用された漢字を探る事で、その単語の出自や性格を確定する事は可能であると思います。

先に申し上げますが、私はこの流行は、自然に出て来た物ではなく人為的に作り出された物であると思っています。ですので、この項は「キラキラネーム」を作りだした人々と、その目的について証明する事が目的です。そこで、幾つかの単語を取り上げ、その単語の出自、どの様な性格の物であるかについて考えたいと思います。


・「泡姫(ありえる)」の秘密

90年代に難読な名前が、2000年代に入ってDQNネームと呼ばれるような、常識では考えられない名前が登場し、2012年7月24日にフジテレビの『とくダネ!』と言う番組で、「キラキラネーム」「DQNネーム」と呼ばれる名前を持つ子供達が紹介されたのを皮切りに、「キラキラネーム」が媒体で次第に取り上げられるようになります。その後、株式会社リクスタ(リクルーティングスタジオ株式会社)が運営する「赤ちゃん名づけ実績No.1、無料 赤ちゃん名づけ」というサイトが、「2013年ベスト・オブ・キラキラネーム」を発表すると、その異常な内容から、一気に注目を集めるようになりました。

「2013年ベスト・オブ・キラキラネーム」の30位までの順位は次の通りです。

1位、 泡姫 ありえる
2位、 黄熊 ぷう
3位、 姫星 きてぃ
4位、 宝物 おうじ
5位、 希星 きらら
6位、 心愛 ここあ
7位、 美望 にゃも
8位、 今鹿 なうしか
9位、 姫奈 ぴいな
10位、皇帝 しいざあ
11位、男  あだむ
12位、本気 まじ
13位、昊空 そら
14位、七音 どれみ
15位、姫凛 ぷりん
16位、琉絆空るきあ
17位、希空 のあ
18位、愛保 らぶほ
19位、奇跡 だいや
20位、匠音 しょーん
21位、祈愛 のあ
22位、大大 だいだい
23位、天響 てぃな
24位、夢露 めろ
25位、火星 まあず
26位、夢希 ないき
27位、頼音 らいおん
28位、緑夢 ぐりむ
29位、杏奴 あんぬ
30位、雅龍 がある

この30位の中には、日本語が「まじ」「おうじ」「そら」しか含まれていません。更に、「まじ」は真面目(まじめ)の略語ですし、三つともおかしな漢字を使用しています。その他は全て外国語・外来語・非常に多くのアニメーションのキャラクターの名前も含まれています。

この順位を誰が作ったのかは分かりませんが、日本の名前、或いは、日本の名づけ文化とはかけ離れた異質な物である事が分かります。また、伝統的な、或いは、普通の「名づけ」に関する書物では使わない漢字、例えば、「奴隷」の「奴」や「空っぽ」の「空(から)」なども含まれています。(「杏奴(あんぬ)」は森鴎外が次女につけた名ですが、これが順位に入っている事じたい不思議です。)

次に、個別の単語について考えたいと思います。先ずは、1位の「泡姫(ありえる)」について。

この熟語は、「キラキラネーム」によくある、本来の漢字の音訓からは逸脱した、全くのデタラメの読み方をした物体です。漢字として成立しているかどうかも疑わしい、落書きに近い物です。子供が砂場でする「おままごと」の様に実体がありません。「泡」に関係があり、2位を含む多くの名前が動画に関係があるので、これは、ディズニー映画「The Little Mermaid」の主人公、「アリエル(Ariel)」の事と考えがちですが、全く違います。

そもそも、原作の『アンデルセン童話・人魚姫』の主人公には名前がありません。この物語の主人公に「アリエル(Ariel)」という名前を付けるのは、ディズニー映画「The Little Mermaid」だけです。しかし、ディズニーの動画は、米国の理想に誘導する意図をもって作られているので、原作の人魚姫が異種・身分を越えられず、恋に破れて泡となって消えてしまうのとは違い、主人公の人魚姫「アリエル」は、魔女に勝ち、声を取り戻し、王子様とめでたく結ばれ子供まで授かります。ですから、ディズニーの「アリエル」は、「泡」とは無関係です。

では、「泡姫(あわひめ)」とは何か。これは、ソープランドでサービスに従事する女性を意味します。ソープランドとは、浴室で風俗嬢が男性客に対し性的なサービスを行う風俗店の事。すると「泡姫(ありえる)」とは、せいぜい「ありえる」という名の風俗嬢という意味にしかなりません。

この名前は、2012年にアクセス数の多かった名前のランキング、「2012年 赤ちゃん名づけ年間トレンド」の中には全く登場せず、13年にいきなり1位に輝きます。また、13年には動画のキャラクターと覚しき名前が激増しています。しかし、冷静に考えて、自分の娘に風俗嬢の名前をつけたい親はいません。すると、これらの順位が投稿によるランキングだったとしても、「泡姫」を始めとする順位は、親ではない物が「泡姫」をディズニーの主人公と錯覚させる為に、意図的に作り上げた順位と考える方が自然です。

次は2位の「黄熊(ぷう)」について。


・「黄熊(ぷう)」の秘密

「黄熊」という熟語は、日本にも中国にもあります。しかし、私はあの熊の事を「黄熊」という日本人には会った事がありません。日本人の目には、あの熊の色は「橙色」か「黄土色」にしか見えません。あの熊を「黄熊」と言うのは中国人です。例えば、中国語では次の様な言い方をします。

迪士尼小黄熊叫什么?
(ディズニーの小さな黄熊はなんて名前?)

迪士尼维尼小熊。
(ディズニーの小熊のウィニーだよ)

迪士尼(di shi ni)はディズニー・维尼(wei ni)は原作の『Winnie-the-Pooh』の「Winnie」の音訳です。中国では「プーさん」とは言わず、「ウィニー」と言います。


ところで、この図は何だと思われますか。



実は、これ習近平国家主席です。

始まりは、2013年6月7日から米カリフォルニア州で開かれたオバマ習近平会談での事。8日に、両首脳は庭園を散策しましたが、習氏は太ってにこやかで、オバマ氏は長身で痩せており、とても良い雰囲気の中で交流が行われた、と伝えられました。





「(総合外電報道)中国国家主席習近平は、先週土曜(8日)、カリフォルニア州でオバマ大統領と別荘での会談を行い、二人は肩を並べて歩き、くつろいで別荘を散歩する場面は、ネットユーザーに、アニメの熊のプーさんと友人のティガーの同行する場面を連想させ、二つの画像を対比させ、人々は意味を悟って笑った。ユーザーはひとめ見るなり「体つきも、顔つきもそっくりだ。」と驚嘆した。


新浪(SINA)ミニブログの見目麗しい香港ユーザー「ニカラグアの兎」は、火曜(11日)払暁、ミニブログに対比図を貼った。が、しかし、その日のうちに画像は削除されてしまった。ユーザーはミニブログの運営者にユーモアのセンスが無いのを批判した。

「システムの管理員」は、このユーザーにSMS(short message service)を送り、「貴方の発表したミニブログ(微博)は、既に管理員が暗号化しました、このミニブログは一般公開に適していません。」、と。ニカラグアの兎は、このメッセージをミニブログに貼り付け「(画像を削除した)管理員は本当にけちんぼ、全くユーモアのセンスがないわ。」と不平をこぼした。

英国の放送局(BBC)中文網の報道によれば、北京Sinovation Ventures取締役社長 李開復は、一昨日ミニブログ上で、「新浪は昨日、多くの小熊のウィニーとティガーを削除した、と述べた。ポジティブエネルギー(原文「正能量」)を持つ漫画だ、何がいけないんだ、毒手を下そうとしたか?」、と。あるユーザーは再び出品し、オバマが習先生に手を伸ばして招いている画像を貼り、その後で一枚の絵を描いた。オバマの掌中の紙には、「全米国は、既に我が党の支配下にある、御党は安心されよ!」、と明記されていた。」(「sina全球新聞」『オバマ習近平の別荘での散策 新たな工夫のkusoコラは結局削除された(欧习庄园漫步 创意kuso图竟被封杀)』2013年06月14日 06:45)




全米国は、既に我が党の支配下にある、御党は安心されよ!

最初のプーさん騒動が起きるのは、13年6月の事です。習近平国家主席がプーさんに似ているのであれば、それは親しみやすく愛らしい事です。また、オバマ大統領をティガーに仕立てても、米国からは苦情は無かったようです。しかし、中共首脳部は国家主席を侮辱する画像として禁止しました。大陸では非常に熱心に削除されたようで、最も盛んなときには、画像を貼り付けてから一分後には削除された、と台湾の媒体が報じました。ただ、これで習近平と「プーさん」の画像の関係が切れたわけではありません。

2015年9月3日、北京天安門で「中国人民抗日戦争及び世界反ファシスト勝利70周年記念大会」と題する式典が開かれました。国家を挙げての式典の様子は、ユーザーに投稿を促し、早速、習近平が検閲車に乗った写真と車に乗ったウィニーの写真とを並べた物がアップされました。この図はミニブログ上で瞬く間に広がり、その後、削除されました。15年に、中国で最も削除された書き込みは、「熊のプーさん」の人形が車に乗っている物でした。





ところで、何故、「熊のプーさん」が国家主席を侮辱する画像となるのかと言えば、それは、恐らく、次の様な原因によるものと思われます。

「中国新聞社網11月21日電、海外メディアの20日の報道によれば、“熊のウィニー”(Winnie the Pooh)は、深く子供達に愛される漫画のイメージがある。多くのおもちゃ・書籍・ゲームが、この赤い上着を着た小熊を主題としている。しかし、決してあらゆる人が皆“熊のウィニー”を愛しているわけではなく、ポーランド中部の小さな町トゥシン(Tuszyn)の地方当局は、“ウィニー”が子供の遊び場で使用される事を禁止する決定を下した。原因は、その服が“不適切”で、しかも性別に疑問があるから。

報道は、もしデザインだけを見るならば、“熊のウィニー”は一枚の赤い上着しか着ておらず、下には何もつけていないように見える。しかも“ウィニー”という名前は英語圏では一般に女児の名前として使われるが、“熊のウィニー”の動画は男性の声優を使っており、ポーランド当局がこの様な決定を下すのも無理もない事だ、と述べている。

トゥシンの地方当局の報道官の説明では、問題は“ウィニー”の衣装ダンスの中身が不足しており、彼は“半裸”状態でいるので、子供にとって完全に相応しくないんだ、と。報道官は更に一歩進んで、ポーランドでは、熊の玩具は一般的に全て頭から足まで完全に服を着ています、と述べた。

地方メディアの報道によれば、トゥシン当局は“熊のウィニー”に関する討論を密かに撮影し、その画像が広まって、現地の記者も目にする事になった。それによれば、その中のある地方議員は、討論の最中、特に“熊のウィニー”の性別の問題について指摘した。それによれば、“‘熊のウィニー’がズボンをはかないのは性別の無い事を代表するものではないのか”という疑問を呈している。報道は、地方当局は目下、“熊のウィニー”に取って代わる何かを決定してはいないが、しかし、どうであれ“ウィニー”にとって不幸な事には、彼は暫く当地の遊び場で使用される事はない、と報じている。(「中国新聞網」『ポーランドの小さな町で“熊のウィニー”を禁止:服が整わず 性別不明で(波兰小镇封杀“维尼熊”:衣着不整 性别不明』2014年11月21日 10:26) 

これはポーランドでの出来事ですが、中国では「黄色」は、最も尊い皇帝の用いる禁色である一方、嫌らしい・堕落した物を現す色でもあります。例えば、「黄話」は「猥談」の事ですし、「掃黄」は「ポルノ一掃」、「黄色小説」は「エロ小説」と訳します。この延長で、ズボンをはいていない「黄熊」となると、非常に無礼な事になります。



余談ですが、国家主席を題材にした画像には次の様な物もあります。



さて、13年に2位に輝いた「黄熊(ぷう)」は、14年には1位になりますが、中国で「プーさん」が盛んに削除される15年には、30位からは外れています。不思議な事に、この名前は、中国情勢に呼応しているように見えます。そもそも、「黄熊(ぷう)」と最初につけた人物が、これが中国語であると知らなかったはずはありません。「キラキラネーム」を実際に作っている人物は、少なくとも中国で「黄熊」が(ぷう)さんの事を指し、しかも、習近平を揶揄する意味を含んでいる事を知っていた可能性が高いと思います。


・「キラキラネーム」の作者の秘密

すると、1位と2位の「泡姫(ありえる)」「黄熊(ぷう)」という名前を作った人物は、

1、漢字の使い方がインチキ・デタラメである。
2、日本人の名付けの場に風俗嬢のような名前を持ち込もうとしている。反日である。
3、名付けをする上での論が、辻褄が合っていそうで実はデタラメ。意味不明である。
4、外国語(黄熊)に、日本語(プーさん)を融合させている。

、というような事が言えます。

この内容を踏まえて、再び3位以下~30位までを見てみると、全体的に「1」のインチキ読みは共通していますが、例えば、

8位「今鹿(なうしか)」、10位「皇帝(しいざあ)」、11位「男(あだむ)」、15位「姫凛(ぷりん)」、18位「愛保(らぶほ)」、25位「火星(まあず)」28位「緑夢(ぐりむ)」、30位「雅龍(がある)」等は、「3」のデタラメと「4」の日本の漢字に外国語を融合させた物ですし、「愛保(らぶほ)」は、「2」の卑猥な読み方を名付けの場に持ち込もうとした物です。

また、3位「姫星(きてぃ)」4位「宝物(おうじ)」5位「希星(きらら)」7位「美望(にゃも)」9位「姫奈(ぴいな)」16位「琉絆空(るきあ)」17位「希空(のあ)」19位「奇跡(だいや)」21位「祈愛(のあ)」23位「天響(てぃな)」24位「夢露(めろ)」26位「夢希(ないき)」は、「3」のデタラメな論に分類できると思います。

この中で、例えば3位の「姫星」の(きてぃ)は、サンリオのキャラクターの様ですが、「Kitty」は子猫、社名のサンリオは、同社のホームページによれば、

「スペイン語の San Rioに由来しています。Sanは地名にサンフランシスコ San Franciscoやサンディエゴ San Diegoとあるように、英語のセント Saint(St.)、日本語の「聖らか」という意味であり、Rioは川沿いの街の地名にリオデジャネイロ Rio de Janeiroやリオグランデ Rio Grandeとあるように英語のリバーRiver、日本語の「河」という意味です。ですから、SanrioとはSaint River「聖なる河」を表す言葉なのです。」

と紹介されていて、社名も(きてぃ)も「姫星」とは関係ありません。これは「泡姫(ありえる)」の作り方とよく似ています。

要するに、上記の1位・2位についての4つの分類は、1位~30位までの名前にも当てはめる事が可能なのです。すると、異常な名前の羅列であるにも関わらず、同じ性質の名前が並んでいる事になります。同じ人々が関与した可能性が高いのです。

これは、「キラキラネーム」全体にも言える事でもあると思います。


・「希空、祈愛(のあ)」の秘密

ところで、30位までの順位に(のあ)と読ませる物が、17位「希空(のあ)」と21位「祈愛(のあ)」に入っています。始めてこの順位を見た時、私には、この(のあ)が何の事なのか全くわかりませんでした。

そこで調べてみると、『世界で通じる名づけBOOKー子どもにつけたい外国語由来の名前』「監修 栗原里央子」という本を見つけました。この本の帯には、「日本人にも使える外国語由来の名前だけを集めた初めての名づけ本!音感がいい!個性的な名前をわが子につけたい、素敵な意味を持つ外国語、集めました!」と書かれています。2016年6月30日に出版された本ですが、

この本の「ノア Noah」という項に、次の様に書かれているのを見つけました。

「ハワイ語
意味…自由、女の子
ハワイにいる人たちは、みんな太陽のように明るくて、気さくで、当たり前のように人に愛を与えることができて、心に壁がなく、自由です。ハワイ語で「自由」のことを『ノア』といいます。「ノ」という響きを持つ人は、包容力があり、人情に厚い性格で、他人からも慕われ、頼りにされるという性質があります。自由で心の広い人に育ってほしいと願いを込めてはいかがでしょうか。
漢字例 乃彩13 乃杏9 希杏14 」

漢字の例に「乃彩・乃杏・希杏」とあるからには、「響き」こそが重要で、漢字本来の音訓はデタラメでも良いのでしょう。ならば、「希空」や「祈愛」も(のあ)になります。17位「希空(のあ)」と21位「祈愛(のあ)」は、この本と関係が深いように思われました。

「監修者紹介」には、次の様に書かれています。

「栗原里央子(くりはらりおこ)
一般社団法人 日本占術協会常任理事、Benesse「たまひよ しあわせ名前研究所」顧問。占術の不思議な魅力に惹かれ、故・大熊芽楊師に師事。易学をはじめ、人相・気学・風水学・手相・家相・姓名判断・生年月日によるバイオリズム周期などをあわせて、総合的に鑑定を行う。また、米国ハワイでは、ボランティアでラジオ出演や講演を行い、ハワイフォーチュン友の会を主催するなど、精力的な活動を展開している。モットーは”初心を忘れず 謙虚な心で”。」

別に、占い師が悪いと言っている訳ではありませんが、少なくとも、この人物は漢字についての専門的知識があるわけではない、と言うよりも、漢字に関して言えば、中学生程度の常識も無いかも知れません。この本は、いわゆるトンデモ本なのですが、「キラキラネーム」「DQNネーム」と呼ばれる現象が深刻なのは、この様な世迷い言としか思われない薄っぺらな論が、企業の後押しを受けて大手を振って世の中にでまわり、名付けの場を堕落させ、日本人の名前を変質させ、その結果として日本の大切な漢字の音訓を破壊し続けているところにあるのです。

「キラキラネームの秘密、八」に続きます。