阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

曽我の梅林に想う

2007年02月16日 21時53分41秒 | 日常
  先日は国府津の「みかん山」について書きましたので、今回は国府津に隣接する曽我地区の梅林について書きます! 

私の家から自転車で10分、車で5分ぐらいのところに、広大な梅林があり、35000万本の梅の木が植えられています。「曽我の梅林」として有名なこの梅林は、今、梅の花が満開です。一面雪が降り積もったかのように白く輝く様子は、富士山の眺望と併せ、本当に見事な眺めです。

 今は「小田原梅まつり」が行われていて平日も多くの方が花見を楽しんでいますが、流鏑馬(やぶさめ)が行われた先週の日曜日は、本当に多くの方々で賑わっていました。

みかん山も梅林も、私にとっては同様に魅力的ですが、来訪者の数、また、地元の経済への貢献度を比べても梅林が圧勝です。

 曽我の梅林および「梅まつり」が成功している主な要因はこんなところでしょうか。

○「曽我の梅林」「曽我の梅干」などブランド化に成功していること
○「梅ジャム」「梅酒」「梅の苗木」「梅の鉢植え」「梅ゼリー」など、関連商品が豊富にある。
○不便な場所にあるものの、駐車場や臨時バスなど来訪者への便宜を図っていること
○「流鏑馬」「小田原ちょうちん祭り」「寿獅子舞」「梅干しコンクール」「俳句大会」「短歌大会」など、伝統芸能や参加型イベントも連日行われていること。
○梅だけでなく、様々な地元特産品の出店が並んでいて楽しい雰囲気である。

 圧倒的な自然の美しさに頼るのではなく、そこにあるものを魅力的に見せる。また、以前あったものを再現する。また、旅行者にも参加してもらう。そして体に良く美味しいものを買ってもらう。そんな手作り感覚でいっぱいのイベントであることが魅力の要因だと思います。以前、早咲きで有名な伊豆の河津桜を観に行ったことがありますが、ここも、本当に地元の工夫と努力によって生まれた魅力的な観光地でした。リピーターが多いことも併せ、曽我の梅林とも共通点が多いような気がします。

 曽我地区は、日本三大仇討ちの一つ「曽我物語」の主人公、曽我十郎、五郎兄弟の育った場所として有名で、数多くの史跡もあります。また、昔ながらの家々が多く、大きな庭に咲き乱れる季節の花々や、道端に並ぶ石仏の数々など自然や伝統文化と調和した風景は本当に魅力的で、歩いていても本当に飽きないところです。梅は今週いっぱいがピークで、この週末が最後の見頃かも知れません。是非、足をお運びください! 今週は南足柄市で街宣活動をしますので、行き帰りに立ち寄るのが楽しみです。


 写真:地元の方に頂いた鉢植えの梅と。この写真は先週の土曜日に撮りましたが、今はこちらも満開です!

さかぐち直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ


最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (菜の花)
2007-02-17 02:41:59
今は梅が本当にきれいに咲いていて、見頃ですね。曽我の梅林も見てみたいです。写真を撮る機会がありましたら、ぜひブログでも紹介して下さい!
返信する
球春もまじか (三高 章)
2007-02-17 06:54:47
梅の花が咲けば球春もま近。
私にとってはようやくシーズンオフの野球飢餓地獄からの脱出です。
最近は頭の奥の方でコンバットマーチが鳴り響いて止みません。
おそらくは阪口さんの頭の中にも六甲おろしが鳴り続けていることとお察しします(あ! 今そこでFighting Tigarさん、大きく頷かれましたね・・・)。

梅の次は桜。受験生の子を持つ親としては、桜咲くことを願わずにはいられません。
返信する
35000本の梅 (阪口直人)
2007-02-17 07:33:51

 菜の花さん、三高さん、ありがとうございます。

 桜は私にとっては特別な花ですが、早春のたよりを告げる梅も大好きです。寒さの中で楚々として咲く姿に惹かれていましたが、あたり一面を真っ白に染める白梅の風景はまさに圧巻です。

 今日はこれから南足柄で瀬戸利一氏の応援をしますので、車で通る際、可能だったら写真を撮ってみますね。
返信する
春のおとずれ (Fighting Tiger)
2007-02-17 18:43:14
三高さん、春はもうそこまで来ていますね。
オープン戦や開幕戦のチケットも発売され、
うきうきします。
また、浜スタでお目にかかりたいです!
返信する
Fighting Tigerさんへ (三高 章)
2007-02-17 19:57:33
今年もまた、浜スタのレフトスタンドから
六甲おろしの大合唱を何度も聞かされることを覚悟しています。
そして蛍の光・・・
蛍の光は3月の卒業式シーズンだけで十分ですが・・・

返信する
春は来ています (山北の住民)
2007-02-17 22:04:48
あちらこちらで蕗の薹のが見られます、瀬戸先生の庭で先月見かけました(私は刺身に蕗の薹を刻んで山葵と一緒に付けて食べるのが大好物)思わず今日は刺身だ!と、情けないですが声が出てしまいました。
私は小学生の頃より中日ファンです?アンチ巨人かな?それとも星野ファンかな?
今日は瀬戸さんの、初駅立ちでした、瀬戸ファンの方が大勢いるのには驚きました、4月8日本当の春が来るのを心待ちにしております。
返信する
蛍の光 (阪口直人)
2007-02-17 22:38:24

 Fighting Tigerさん、三高さん、山北の住民さん、
コメントありがとうございます。

 私も球春が待ち遠しいです。もっとも、その頃は統一地方選挙の真っ最中。なかなか野球観戦とはいかないのが辛いところではあります。まずは、4月8日の統一地方選挙で勝利し、利権追求のために多忙な日々を過ごして来られた現職議員の方々を「蛍の光」で送り出して差し上げたいと思っています。
返信する
東京マラソンの有森さん (三高 章)
2007-02-18 21:59:30
本日の東京マラソン
五輪ゴールドメダリストの有森裕子さんも走っていましたね(ラストランとのことですが)。
有森さんといえば、カンボジアでの自立支援活動や障害者スポーツの促進を目的とするNPOハート・オブ・ゴ-ルド(Hearts of Gold)の代表者でもありますね。

何年前だったでしょうか
その有森さんと阪口さんが共にアンコールワットチャリティーマラソンを走られていた姿が目に浮かんできました。
あの時は、残念ながら阪口さんの“惜敗”でしたが。

アンコールワットチャリティーマラソンは、その後も現在に至るまで継続されているようですね。
おそらくは阪口さんの教え子達もアンコールの大地を走っているのではないでしょうか。

ある時、阪口さんとご一緒した有森さんの講演の中で、彼女が語っていた「ボランティア活動は一過性のものではなく、出来ることを、出来る範囲の中で、出来るだけ長く続けてほしい」という言葉が今でも記憶に残っています。
返信する
春が来た! (三高 章)
2007-03-04 11:42:28
春です。
春です。
しつこいようですけど、春です。

春といえば球春。
高校野球の世界も、ようやく対外試合が解禁。
今週土曜日から、百合丘高校もオープン戦に突入。
これから春、そして夏の大会へと、大甲子園をかけた熱い暑い戦いがスタートします。
長男にとっても、今年は文字どおりの最後の夏。
小学3年生から始めた野球人生10年の集大成の年です。

しかし当人は新年早々に足首に全治3週間の負傷。
冬場の走りこみも出来ず、今は3軍で調整中。
春の大会は背番号なしの可能性大です。
それでも、今の私の気持ちとしては、息子の活躍よりも百合丘高校の勝利に大いなる、大いなる期待を寄せているところです。

この春からは次男も公立高校への入学となります。
もちろん野球部に入部予定です。
今年、公式戦で兄弟対決が見られることをワクワクしながら楽しみにしています。
投手の長男、外野手の次男。
ん! でもその時私はどっちを応援するのでしょう…?

それにしても高校野球の日程と選挙の日程がまったく重なるのは単なる偶然でしょうか。
春の大会は統一地方選挙、そして夏の地区予選は参議院選挙とまさに同じ日程。
となれば、いずれの選挙においても民主党が圧勝し、百合丘の勝利を後押ししてもらうしかありません。
民主党に、大いなる、大いなるエールを贈ります。

それにしても1日も早くスタンドでのコンバットマーチを聞きたいところです。
今、冬眠から目覚めた熊の心境です。

追記:明日は我が家の結婚記念日。イブとして今日は私がナバホインディアン風チリビーンズを作ってお祝いです。どんな味になることか。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。