阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

平和をテーマにした音楽とトークの会

2023年09月23日 13時30分07秒 | ボランティア
アーティストのKYOKOさんが、明日24日14時から、平和をテーマにしたコンサートを山県市で行います。私も平和について15分ほどお話し、皆さんと一緒に何曲か歌うことになっています。それにしても、いつの間にかこんなプログラムと案内を作り「阪口さんも時間があれば来てください!」とのことだったのですが、ギリギリ時間が作れたので伺うことができます。KYOKOさん、ご主人の正美さん、こんな素晴らしい機会なんですから、次回は最初から私の日程も確認してくださいね!皆さんも是非、お越しください!






れいわ新選組『ボランティア本部』キックオフ集会

2023年09月22日 00時35分51秒 | ボランティア
昨夜は大阪でれいわ新選組のボランティア本部のキックオフ集会を行いました。私は事務局長として司会を務め、ボランティアの方々と一緒に学び、出会い、社会を変えるプラットフォームとしてのイベントの実施や、ボランティアの方々の思いをもとに作った『ボランティア10カ条(基本姿勢編とNG編)』を発表しました。

れいわ新選組は、ボランティアの方々によって支えられてきた政党。これまで大きな貢献をしてくださった勝手連の方々にはこれまで通り活動して頂くとともに、各地域ブロックを7つにまとめたボランティア支局においては個人として参加頂くということです。ボランティア支局においては地域ブロック長(衆議院議員、衆議院選挙立候補予定者)のもと、地方議員と共に、これまでの経験を活かし、個人として活動のコアメンバーになって頂きたいと思います。山本太郎代表は、今こそれいわ新選組の第2ステージのスタート。ここまでれいわを拡大してきたのはボランティアひとりひとりの力であること、党と個人がつながる原点に還り、これからも一緒にやっていこう。日本の崩壊を食い止め、何があっても心配するなという国を作っていこう!と熱く語りました。

私には忘れられない政治風景があります。2018年にアメリカの下院議員選挙の応援に行った時、40年前に選挙ボランティアで出会い、結婚したという夫婦に会いました。次々に現れる知人と再会を喜び合いながら、「選挙のボランティアほど楽しいことはない。いろんな仲間に出会って、再会して、社会を変えることもできるんだよ!2年ごとに参加するのが一番の楽しみなんだ!」と選挙ボランティアの素晴らしさを力説する姿に日本とは違う政治文化を羨ましく感じました。しかし、れいわのボランティアの方々を見ていて、これまでになかった日本の政治風景が生まれているのを感じています。仲間とつながり、楽しみながら社会を変える、そんな新しい政治文化を皆さんと一緒に作り、磨き上げていくこと、心から楽しみにしています。




















中田厚仁平和フォーラムでのスピーチ映像が届きました

2023年04月19日 22時20分11秒 | ボランティア
https://drive.google.com/.../1zoN8tezBoT6O.../view

中田厚仁平和フォーラムでの基調講演

私の基調講演の映像です。
中田厚仁さんがカンボジアでの平和活動中に銃撃を受け、殺害されて30年。京都で行われた平和シンポジウムでの私の基調講演の映像が届きました。世界各国から平和外交や平和構築のエキスパートが参加した会議でしたので、中田厚仁さんのパーソナリティーの紹介とともに、国家として、個人としての平和への貢献の在り方について様々な提案もしました。

私は徹底的な平和への貢献によって『攻められにくい国』にすることは日本の安全保障の大きな柱の一つになり得ると考えています。『平和国家としての日本』に対する一定の信頼に基づき、特に平和構築、民主化支援、紛争仲介外交などに力を入れること、民主化支援の在り方として自由で公正な選挙を行う枠組み作りに貢献すべきとして、私自身が取り組んだカンボジアでの具体例を挙げて提案しています。

この国会では、「防衛財源確保法」や「防衛産業基盤強化法」が審議入りします。防衛予算を現計画の1.6倍近くも増やし、防衛費を5年間で43兆円にまで膨張させ、日本の防衛装備品の海外への輸出の支援など、わが国の産業構造にいわゆる「軍産複合体」を組み込むものになっています。これは日本の平和国家としてのありようを変容させ、武器輸出などを通じてやがて日本の存在が「死の商人」に変貌しかねない、恐ろしい危険性を秘めた法案です。

元軍人のドワイト・アイゼンハワー米国元大統領は、「すべての大砲も戦艦もロケットも結局のところ、空腹を十分に満たすことができない人々からの盗みを意味するものである」と大統領在任時(1953年)に述べ、また、大統領退任演説(1961年)において米国産業構造の軍産複合体化に強く警告を発しています。

一方で、ナチスの拡大に貢献したヘルマン・ゲーリングはこのように述べています。

「国民は指導者たちの意のままになる。それは簡単なことで、自分たちが外国から攻撃されつつあると説明するだけでいい。平和主義者に対しては愛国心がなく、国家を危険にさらす人々だと批判すればいいだけのことだ。この方法はどこの国でも同じように通用する」
今こそ勇気ある平和主義者として、戦争に誘導する力と闘う能力と知性のあるエキスパートとして、我々を戦争に導こうとする政治には徹底的に立ち向かっていきましょう!とスピーチの最後で呼びかけました。

日本の軍事貢献を容認するこのような法律が通ってしまうと、私自身が提案した日本の平和貢献の可能性が大きく損なわれてしまうことを危惧します。拙い英語のスピーチですが、スクリーンには日本語でも概要が書かれていますので、是非、ご覧ください。







中田厚仁さん記念フォーラムの実施(2023年4月5〜6日)

2022年12月02日 17時18分00秒 | ボランティア
 来年4月8日は国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)で自由公正な選挙の実施のために活動していた中田厚仁さんが殺害されて30年になります。45か国22,000人の国連要員からなるUNTACのトップだった明石康氏をはじめ、日本の平和構築の歴史を作ってきた方々が多数発起人になり、来年4月5日、6日に京都で平和フォーラムを実施することになりました。私はオープニングで基調講演を行うことになり、その内容についてプレゼンテーションを行いました。

 カンボジアなどでお世話になった元国連東ティモール事務総長特別代表の長谷川祐弘氏、そして91歳になられた明石康氏もお元気で、当時の思い出話にも花が咲きました。















中田厚仁学校を訪問して、クラウドファンディングで作った平和教育の教材を配布

2022年08月25日 13時01分16秒 | ボランティア
 国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)で共に活動し、研修中はルームメートだった中田厚仁さん。彼が命を落としたコンポントム州の任地に向かったのが30年前の9月8日でした。今回は平和構築NGOインターバンドの仲間とともに彼が亡くなった場所にできた学校を訪ね、4月〜5月にかけて行ったクラウドファンディングで作った平和教育教材の配布と、特に貧しい子どもたちへの教育支援を目的にカンボジアに来ています。

 私の説明とソフィア先生の朗読に熱心に聞き入る子どもたちを見ていると、中田厚仁さんが、たったひとつしかない自らの命を危険に晒してでも守ろうとしたものはこれだったんだと、感慨深い思いでした。




























































スクスクスクールの伊那里へ-活動の途中に立ち寄った懐かしい場所

2022年07月14日 17時33分57秒 | ボランティア
長野県伊那市での街宣活動中、偶然、懐かしい場所に行く機会がありました。

大学1年~3年まで、日本テレビが主催する『スクスクスクール』というサマースクールのキャンプカウンセラーをしていました。現在の伊那市市野瀬の廃校を拠点に約1週間、野外生活をしながら自然について、伝統文化について学ぶ企画です。仙丈ケ岳を正面に望む鹿嶺高原でのキャンプ、食事作り、天体観測、川遊び、マスつかみ、また絵を描いたり、歌や踊りを子どもたちと一緒に考えて披露したり、『孝行猿』の民話など地域の文化を学んだりもしました。私は企画段階から関わるようになっていました。
この写真は鹿嶺高原でキャンプをした時のものですね。私は当時上映されていた映画ブッシュマンに因んで『ニカウ』というキャンプネームでした。まさかその後、国連PKO活動でアフリカの山岳少数民族の村に住み、サバイバル生活をするとはその時は想像もしませんでしたが、電気も水道もない村での生活をする上で、キャンプカウンセラーの経験はとても役立ちました。

子どもたちが寝た後の夜は、お酒を飲んだり、体育館でバレーボールをしたりしましたね。3年間、毎年2~3コースは参加していたので、多くの大学の方々と仲良くなりました。同窓会をした時、沢山のカップルも誕生していることに驚きましたが、私には全く縁はありませんでした。

大ヒット企画になった『駅ピアノ』をプロデュースした映像作家の尾崎竜二氏はモザンビークでのPKO活動の同僚ですが、このスクスクスクールのカウンセラー出身です。コースは違ったのですが、共通の友人の話題で話が弾みました。




平和教育の教材つくりに向けた意見交換会-明日5月17日(火)21時より行います

2022年05月16日 22時23分08秒 | ボランティア
クラウドファンディングは残りあと6日になりました。5月9日に当初の目標金額86万円に到達し、皆さんに寄付して頂いたお金を受け取る権利を得ました。All or Nothing方式でしたので到達できなければ全額お返ししなければならないところでしたので、本当に嬉しく思いますし、皆さんの協力に心から感謝したいと思います。

現在は1,073,000円ですが、より多くの貧しい子どもたちに教育の機会を提供するため、NEXT GOALを120万円に設定し、5月22日まで頑張っていきます。

目標に到達したので平和教育教材の開発にも取り組むことができます。明日はクラウドファンディングに取り組んでいるメンバーとともに、今ある絵本『中田厚仁物語-夢は世界を平和にすること』をベースにして、より平和教育に焦点を当てた内容にすべく意見交換を行います。facebookライブで行いますので、皆さんも是非ご参加ください。

第4回イベント:平和教育の教材作成に向けた意見交換会












中田厚仁学校支援クラファン第3回目のイベントは5月10日(21時~)です

2022年05月09日 14時40分37秒 | ボランティア
 5月10日(火)は国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が展開していた1992年から1993年当時のカンボジアについて語ります。また、私たち、国連ボランティアの任務について、またカンボジアの村での生活について、さらに、カンボジアの民主主義がその後どのように変化したのかなどお話しします。あれから30年。当時の中田厚仁さんの活動や、彼の活動がその後何をもたらしたのかについて、また日本の平和貢献の在り方についてなど、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。是非、ご参加ください。

『中田厚仁さんと国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)当時のカンボジアについて語ります。

https://readyfor.jp/projects/interbandcrowdfunding/announcements/214746?fbclid=IwAR0gdqpcHbqEznRuBevnwQmxruU4m92C0seQchZWmz61PwfEn14VoLWyKXE


『ウクライナ紛争と国連』をテーマにしたニュースで中田厚仁さんが目指した日本の平和貢献の在り方を語りました

2022年05月05日 08時25分37秒 | ボランティア
昨日、放送されたニュース特集です。

『ウクライナ紛争と国連』をテーマにしたニュースで中田厚仁さんが目指した日本の平和貢献の在り方を語りました

https://www.youtube.com/watch?v=3eOyujjXvo0

ロシアのウクライナ侵攻を前に機能しない『国連』と、国連の平和維持活動の最前線で自由で公正な選挙の実施を通してカンボジアの平和と民主主義を実現しようとして銃弾に倒れた元同僚の中田厚仁さんを特集しています。解説委員の山川友基氏は自ら『中田厚仁世代』と言うほど、学生時代に起きた事件に衝撃を受け、中田さんの生き方に影響されたと言っていて、長年の思いを込めた取材になりました。特集の中では中田厚仁学校を支援するクラウドファンディングのことも伝えてくれています。

2時間ほど熱く語り合ったのですが、時間の制約もあって伝えきれないこともありました。

・日本としては民主化支援や、平和構築、また紛争の仲介などの平和貢献の道を探るべき。中田厚仁さんが目指したのはこの方法であり、自分自身も長年追求してきた。

・ロシアによるウクライナ侵攻やアメリカのアフガニスタン攻撃など国連憲章51条の集団的自衛権が戦争を起こす口実として利用されている。日本はその改革に中心的役割を果たすべきではないか。

こんなことも話したように思います。是非、ご覧ください。


中田厚仁学校の教育現場から、子どもたちにかける思いークラファン第2回イベント

2022年04月29日 14時42分06秒 | ボランティア
 昨日はカンボジア・中田厚仁学校を支援するクラファンイベント第2弾を実施。『教育現場から子どもたちにかける思い』として、元青年海外協力隊の舛屋彩子さんによる学校紹介を行いました。また、今、中田厚仁学校で教える私たちのパートナー、ソフィア先生の思いをfacebookライブで聞きました。

 彼女たちの行動に中田厚仁さんの思いが継承されていることを感じ、心を打たれました。また、沢山の質問が寄せられたことにも感謝致します。YouTubeにもアップしました。

『教育現場から子どもたちにかける思い』ー中田厚仁学校の子どもたちの支援と平和教育の教材開発のためのクラウドファンディング

 https://youtu.be/APlVG0JozXc

 第3回目のイベントは5月10日(火)21時開始です。

 次回は再び私が担当し、中田厚仁が担っていた国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の選挙支援活動について、また、彼の活動、そして死が、どのように人々の価値観や行動に影響を与えたのか、私の視点でお話ししたいと思います。

紛争を解決する上での国連の役割とクラファンについてテレビ出演(5月4日17時~)

2022年04月26日 10時51分53秒 | ボランティア
 ☆私が取材されたニュース番組は知床遊覧船の社長記者会見が急遽同時刻に行なわれたため、読売テレビの『かんさい情報ネットten』という番組で5月4日(水)の17時~17:30頃に放送されることに変更されました☆

中田厚仁学校(アツスクール)の教育を支援し、中田厚仁さんを題材とした平和教育の教材を作る。こんな目的、理想を掲げたクラウドファンディング、多くの方々の協力を得て、順調なスタートを切ることができました。ウクライナ侵攻を契機に日本人として平和の問題をどう考えるか。中田厚仁さんを巡る、私たちの心や精神への刺激にあふれた小さな旅、是非、皆さんにも参加して頂きたいと思います。

中田厚仁学校の子どもたちの支援と平和教育の教材開発のためのクラウドファンディング

 さて、今日は読売テレビの山川友基解説委員から取材を受けました。国連のグテーレス事務総長は今日はプーチン大統領、そして28日はゼレンスキー大統領に会って停戦に導くための仲介を行うようですが、国連はこれまでほとんど影響力を発揮できておらず、ロシアのウクライナ侵攻を巡って改めて国連の役割が問われています。番組では、同時に今から30年前、国連の平和維持活動の最前線で活動し、殺害された中田厚仁さんにも改めて焦点を当てるとのことで、インタビューを受けました。

 今、山川解説委員は自らを『中田厚仁世代』と言います。学生だった1993年、中田さんの活動と死のニュースに衝撃を受け、同年カンボジアを訪れて平和構築の現場の空気を体感した筋金入りです。私たちのクラウドファンディングについても隅々まで理解していて、今日は1時間半、これまでの山川解説委員の問題意識を全身でぶつけてくるような質問をして頂き、とても有意義な時間でした。私たちのクラウドファンディングについても報道してくれるようです。

 明日27日、読売テレビの『関西情報ネットTEN』という番組の17:00~17:30頃に放映されるようです。関西にお住まいの方は是非ご覧ください。番組のデータを頂けるとのことですので、このブログやfacebookにもアップします。

こちらは4月22日に行った出発イベントのYouTube映像です。
中田厚仁学校(アツスクール)支援クラウドファンディング出発イベントにおけるプレゼンテーションと質疑応答


中田厚仁学校の生徒の支援と平和教育の教材開発を行うクラウドファンディングを開始

2022年04月21日 14時00分37秒 | ボランティア

カンボジアでの選挙支援活動中に銃撃に倒れた国連ボランティア・中田厚仁さんの終焉の地にできた学校を支援するクラウドファンディングを開始します。
中田厚仁学校の子どもたちの支援と平和教育の教材開発のためのクラウドファンディング

明日の開始イベントでは私が、このプロジェクトの実施理由、また中田厚仁さんについてお話します。

1992年、プノンペンでの研修中にルームメートだった中田厚仁さんの遺志を、私自身も多くの方々に語り、また中田厚仁学校(アツスクール)の支援も行ってきました。でも、中田厚仁さんを巡る物語は日本の平和構築の歴史における貴重なレガシーであり、もっともっと多くの方々と共有すべきものといつも感じていました。今回はインターバンドとして多くの学生の皆さんの協力を得て、クラウドファンディングを立ち上げました。この素晴らしい事業に是非、多くの方々に参加して頂きたいと願っています。

このトークイベントはfacebookライブとして行いますが、アーカイブとしてYouTubeにも保存され、オンタイムで参加できなかった方々にも観て頂けます。

こちらは4月22日の出発イベントの様子をYouTubeにアップしたものです。
中田厚仁学校(アツスクール)支援クラウドファンディング出発イベントにおけるプレゼンテーションと質疑応答





中田厚仁さんと桜の思い出ーアツ学校を支えるチャリティーコンサート

2022年04月02日 15時53分34秒 | ボランティア
 今日は『春・いのち・平和』をテーマにしたシンガーゆうこさんのコンサートに参加。62人の参加者の方々と、桜をはじめ春を告げる花が満開の手作り庭園でゆうこさんの温かい歌声を楽しみました。また絵本『中田厚仁物語-夢は世界を平和にすること』の朗読をして頂きました。私は1993年4月、活動中に銃撃を受けて殺害された中田厚仁さんについてルームメイトとしての思い出を話したり、日本の平和貢献の可能性についてお話しました。

 「世の中に誰かがやらなければならないことがあるとすれば、自分がその誰かになりたい!」

 桜の季節になると、厚仁さんのご両親がご自宅の桜の一枝をプノンペンに持ってきた姿、そして私自身も襲撃を受け、何とか切り抜けた記憶が蘇ります。今年も桜を見れる幸せを噛みしめつつ、彼がカンボジアでの平和構築活動で実現しようとした理想を多くの人に伝えていくことが私の使命と改めて思います。

 今、世界の関心はロシアの侵略に苦しむウクライナに集中しています。戦争によって命を、未来を奪われる人々に対して自分に何ができるのか、自分の問題として受け止めて下さる方が多いことに心を動かされます。でも、同じように紛争に苦しむウクライナ以外の人々への視点は忘れてはいけないと思います。ウクライナ避難民の方々への日本政府の対応は、これまでにないスピード感でキメの細かいものになっていますが、例えばミャンマーやアフガニスタンの方々への対応とのバランスを欠いてはいけないと思います。こんな時こそウクライナを突破口にして、前例を打ち破る人道対応を政府にも求めていきたいと思います。

 コンサートの後は今井るるさんと一緒に『中田厚仁学校(アツ学校)』を支えるための募金のお願いをしました。カンボジアの学校支援に関心を持ってもらえるか心配でしたが多くの方々が寄付や絵本の購入に協力してくださり、100,917円が集まりました。全額を中田厚仁さんが亡くなった場所にできた学校の教育支援、特に貧しくて勉強を続けることが難しい子どもたちの支援に使わせて頂きます。








有機レモンを通してのウクライナ支援

2022年03月12日 15時28分13秒 | ボランティア
 『走るさかぐちの歌』を作曲してくれた瑞穂市のキョウコさん。被爆2世でもある広島出身のご主人の故郷で採れた有機レモンの特売を続けています。特売期間の売り上げの半分をウクライナに寄付されるとのことで、レモンを10キロ買わせて頂きました。100個以上の極上レモン。まずはレモン鍋を作って食べましたが、我ながら美味しくできました!

 いろんな方に呼び掛けて数日で178,000円を集めることができました。チェルノブイリから僅か2キロあまりの町で生まれたウクライナの民族楽器バンドゥーラの演奏家カテリーナ・グジーさんなどを通し、戦争に苦しむ方々の人道支援活動に使って頂きます。










中田厚仁学校支援プロジェクト参加者募集

2022年01月30日 21時41分16秒 | ボランティア
 1993年4月8日、国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)での活動中に銃撃を受けて殺害された中田厚仁さん。彼が亡くなった場所に村ができ、また、お父さん中田武仁氏の尽力で1998年に学校が設立されて中田厚仁学校(アツスクール)と名付けられています。個人の名前がついていますが、地方政府が運営する、非常に貧しい地域の普通の学校です。

 日本とカンボジアの友情のシンボルという位置づけ、また、私が中田厚仁さんとはカンボジアで同僚だったこともあり、絵本『中田厚仁物語』を作り、絵本を読む会を各地で実施して、収益金などでこの学校の支援を行ってきました。

 中田厚仁さんについて私が強く思うことは、彼の存在は多くの人々の生き方に影響を与えた日本の平和構築活動のシンボルのひとりであり、またレガシーであること。29年前の事件は一定以上の年齢の方々の多くに鮮烈な印象を与え、未だに覚えている方も多いことです。

 この学校の支援は、私が細々と行うのではなく、より多くの方々の知恵を結集して行うべきだとの思いが強くなりました。このたび私が理事を務めるNGO・インターバンドとしてクラウドファンディングなどの手法を使って、この学校に通う、特に貧しく学校に通うのが難しいこどもたちの補習授業を支援することになりました。また、紛争後の平和構築や民主化支援に取り組んできたインターバンドだからこその価値を生み出すために、カンボジアと日本の子どもたちにとっての平和教育の場をこの支援を通して作っていきたいと思います。

 この事業に協力して下さる方を募集します。現在、数名のインターバンドの学生インターン、そして、小峯代表と私が中心になり、数人の私の知人の協力も得て実施方法について企画をしていますが、仲間になってくださる方を少し増やし、様々なアイディアを頂きながら実行していきたいと思います。また、この手法をモデルケースにして、平和構築における教育支援の在り方を考察していきたいと思います。参加希望の方は,ぜひご連絡ください。

応募方法
*ご応募は以下のフォームにご回答ください*
https://forms.gle/QLakMgnkge7cUT2p9

質問はメールにて対応いたします
http://interband.office@gmail.com

ご応募から数日以内に、メールでご連絡を差し上げます。
適任者が集まり次第、募集を終了します。

応募時の注意事項
必ず以下のインターン説明動画をご覧ください。https://youtu.be/bVVY6QXtnJ0
原則として個別面接などによる選考はありません

InterBandの”ミャンマープロジェクト”とお間違いのないようにお願い致します。
ホームページ https://www.interband.org/

私の人生に大きな影響を与えた人-中田厚仁さんの思い出(阪口直人YouTubeチャンネル)