阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

岩出市議会議員選挙

2009年01月26日 01時52分26秒 | 政治
 25日は岩出市議会議員選挙の投票日でした。この一週間は、政治的価値観を共有できる候補者の方々6名を応援していました。私自身の活動と併せ、要請ベースで応援に入り、連日走り回っていました。たった今、闘いを終えた各事務所を回って帰ってきたところです。

 結果は5勝1敗。定数18の議席を21人が争う闘いでした。全勝を目指していたので残念ですが、5名の当選は大きな成果です。

 地域に根づいた選挙戦の在り方など、大変勉強になりました。また、各候補者の支援者の方々と、温かい関係を作れたのも、私にとっては大きな収穫でした。

 明日の早朝活動は岩出市の根来交差点で行います。明日も深夜までの活動ですが、今夜はあまり寝る時間がありません! でも、選挙戦と重なったためしばらくは自分の活動では入れなかった岩出市での早朝活動、楽しみです!


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オバマ大統領就任に想う

2009年01月21日 23時40分59秒 | 政治
 オバマ米国大統領が就任演説を行いました。史上初の黒人大統領の誕生。そんな歴史的瞬間を共有するため、200万人がその場に駆け付けたとのこと。政治が果たせる役割の大きさに奮い立ちました。

 もっとも、私は今日も早朝から活動していましたのでライブでは見れず、先ほどニュース・新聞で演説内容を知りました。

 モザンビークで平和構築活動に従事していた時、顔に入れ墨をし、金属を埋め込んだマコンデ族の女性に多く出会いました。奴隷として捕えられることを防ぐため、わざと不気味な顔にした名残りだそうです。そんな奴隷制度がわずか150年ほど前まで存在した米国に黒人大統領が誕生とは! こんな瞬間、こんな時代を共有できたと考えるだけで気分が高揚します。

 オバマ大統領が、その就任演説で、聴衆を高揚させ熱狂させる言葉ではなく、現実に対しての厳しい認識を示し、新たな時代を拓く責任、責任を果たすための挑戦の意義を説いたことは大変印象的でした。

 「…今、私たちに求められているのは新たな責任の時代だ。それは、一人ひとりの米国人が、私たち自身や、我が国、世界に対する責務があると認識することだ。その責務は嫌々ではなく、むしろ困難な任務に全てを投げ打つことほど心を満たし、私たち米国人を特徴づけるものはないとの確信のもとに、喜んで引き受けるべきものだ…」 

 もちろん、責任は米国人だけのものではないけれど、この考え方には心から賛同します。 

 100年に一回の経済危機は、100年に一回のチャンスです。そして、政策の方向性と税金の使い方を大胆に変えるためには、日本にも政権交代が必要です。私たち民主党は「環境のニューディール」「安全・安心のニューディール」を実施します。これは、人類に対する、そして未来に対する責任の果たし方だと思います。

 私も、その任務に寄与できるよう、まずは日々の活動をひたひたとやり抜く覚悟です。

 
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「チェ・28歳の革命」-正義と理想の実現のために捧げた生涯

2009年01月17日 23時59分05秒 | 政治
 今、「チェ・28歳の革命」という映画が公開されています。忙しい日々ですが、先日、レイト・ショーで観てきました。

 私とチェの「出会い」については、このブログでも書かせて頂きました。

 チェ・ゲバラに学ぶ      (http://blog.goo.ne.jp/xday0321/e/fa6b18b110194a4e3ee6edf77ec6cf21)


 貧しい民衆を圧政から救う。そんな理想と正義の実現のため、我が身を捧げキューバ革命を成功させた彼は希代のカリスマだと思います。私もチェの生き方に影響を受け、キューバが観光客に門戸を開いた直後の96年に現地を訪ねて、革命の聖地を訪ね歩いたほど彼の生き方に興味を持ってきたので、この映画の公開を楽しみにしてきました。

 この映画は、フィデル・カストロとともにキューバに上陸し、シエラ・マエストロ山中でゲリラ戦を闘う姿を中心に、チェの人間性に迫っています。持病の喘息と闘い、失敗を重ねながらも信念を貫くチェの姿が、国連総会での彼の演説とシンクロしながら描かれています。

 主演男優の眼差し、醸し出す雰囲気などは、写真集などで私が知るチェの姿と、本当に似ています。チェは規律に厳しく、裏切り者や軍紀を乱す者には容赦しませんでした。しかし、農民からの搾取などは一切行わず、病気や怪我をした人々には献身的に診察するのみならず、敵である政府軍の兵士も手当てするなどヒューマニズムにあふれた人柄が克明に描かれています。また、読み書きが出来なければ敵に騙されると、ゲリラ戦の合間にも読み書きを教えるなど、人を育てる意識も高かったようです。最初は「アルゼンチン人」として、距離を感じていた兵士や農民も、彼の献身的な姿に、否応なく信頼を深めていきます。

 政権交代を目指すとともに、和歌山の政治、選挙文化の「革命」を目指す私も、闘いの日々です。私が目指している政治活動のスタンスは、既存の政治文化に対する挑戦でもあります。

 チェが誰よりも勇敢で献身的な姿で徐々に信頼を得て行く様子、考えに賛同しない者に対しても、その態度で心服させていく姿は、私にとっても、とても励みになるものでした。

 自分自身の闘いの意義をも改めて感じさせてくれる作品でした。

28歳と言えば、私自身も、会社(キヤノン株式会社)を辞めてカンボジアでの国連平和活動に飛び込んだ年齢でもあります。自分自身が住んでいた山岳少数民族の村と、未だ続いていた内戦のゲリラ兵の姿が、この映画で描かれていた彼の活動の風景とシンクロして蘇ってきました。

 世界的な名声と権力を得たにもかかわらず、盟友のフィデル・カストロに別れを告げ、再び闘いに身を投じたチェ・ゲバラ。ボリビアでの苦悩を描く後編「チェ・39歳別れの手紙」にも注目しています。


*写真は実物のチェ・ゲバラです!



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良かったね!と言われても-空き巣被害

2009年01月15日 19時09分07秒 | 政治
 今年に入ってから寒い日が続いていますね。私は一日の大半をコートも着ずに路上で過ごしていますから、寒さは身に沁みるはずですが、そんなに寒くは感じません。きっと、いつも人々に見られている緊張感があること、心が熱く燃えていることが理由でしょうね。幸い、私は暑さにも寒さにも強いので、体調を崩す気配もありません。並外れて丈夫な体に生まれたことは、私の財産だと思います。

 さて、一昨日、残念なことがありました。事務所が空き巣被害に遭ったのです。

 早朝活動のため、5時40分頃に事務所に行くと、入り口の鍵が壊され、机の中にあった書類、さらにお金を保管してあった小さなカンが床に散乱していました。鍵を掛けてあった机の引き出しも壊されていました。すぐに警察を呼んで現場検証をしてもらいました。

 現金3万円あまり、そして、複合プリンターが盗まれ、領収書の一部もなくなっていました。清貧の事務所ですから多額の現金はなく、また、通帳やカード、印鑑なども責任者が保管していました。とは言え、鍵が壊され、内部が荒らされていた様子を見るのはショックでした。

 不可抗力の部分が多いとは言え、決して名誉なことでもありませんので、このブログでも報告するつもりもありませんでした。しかし、朝日新聞、読売新聞などに掲載され、心配して下さる方も多かったため、顛末を書かせて頂いた次第です。

 しかし、選挙に詳しい方ほど、「良かったねぇ!」「安い広告料やで」と、真顔でおっしゃるのです。「良かったねと言われても…!」心中複雑ですが、今の時期、名前、選挙区、そして衆議院選挙に立候補予定と3点セットで新聞に載ることはありませんので、ラッキーなことなのだそうです。

 ともあれ、今回の教訓を踏まえ、セキュリティーと管理を強化することにしました。2度とこんなことがないことを祈るばかりです。


定額給付金の2兆円、私なら…!

2009年01月12日 22時41分55秒 | 政治
 この3連休は、ひたすら雪と雨と強風の中で立ち続けた3日間でした。えべっさん、そして成人式の会場をハシゴして挨拶まわりをし、その合間は、ひたすらマイクを持って「定額給付金の2兆円、私ならこう使う!」と街頭演説で訴えました。

 さて、明日、第二次補正予算が採決されます。自民党からの「造反」は離党を表明した渡辺喜美元大臣のみ。日頃、定額給付金に反対の意を表明されている方々はどうするのでしょう。あくまで政治的意志を貫くのか、これまでの姿勢はポーズだったことを曝してしまうのか、注目して見守りたいと思います。

 さて、寒空の下で立っていたお陰で、多くの方々と意見交換ができました。皆さんが違和感を感じているのは、与党の議員からは、1万2千円を「パーっと使う」ことを奨励するようなコメントが多かったことです。

 今や国民の8割前後が反対する定額給付金。1万2千円もらったとして、雇用も医療も年金も不安では、とても消費を増やす気分にはなれないでしょう。まして、すでに総理は3年後の消費税増税を明言しているのです。

 オバマ新大統領は「グリーン・ニューディール(緑の公共事業)政策」を提唱しています。環境関連の技術開発と人材育成に予算をつぎ込み、税制の支援をして21世紀の日本の基幹産業に育てる。私は、それが、一番価値を生む将来への投資だと思います。

 また、民主党が提唱している農業の戸別所得補償への予算は約1.1兆円。半分の予算があれば、日本の農業を救うことができるのです。

 また、農村の過疎化対策として、若者の定住を促進するための支援なども有効でしょう。私自身、カンボジアやモザンビークでは、国連の平和維持活動のため、陸の孤島のような少数民族の村に住んで活動していました。そこに私たちが住むだけで、様々な波及効果、経済効果をもたらしたはずです。

 例えば、青年海外協力隊の国内版のような組織を作り、「過疎対策相談員」「農業指導員」「地域のブランド作り」など、地域の問題・課題を解決するために仕事をしながら住んでもらうのです。もちろん、希望すれば、その後も住んでもらいます。雇用対策にもなるし、お年寄りの方々にも、やる気を持った若い方々の存在は大きな励みになることでしょう。

 また、「消えた年金、消された年金のチェック」などの作業をしてもらうのもいいかもしれません。これも、雇用対策にもなり一石二鳥。過疎の村に住んでやれば一石三鳥です。

 とにかく、緊急の問題解決、未来のための投資など、有り余るほどの政策課題があるのに、2兆円もの大金を選挙用のバラマキに使うだけとは! 一刻も早く、国民の声が届く政治に変えなくてはなりません。 


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公のために、人のために命を賭けるのが議員の使命

2009年01月07日 23時33分12秒 | 政治
 体力と気力の限界を超えてからが勝負! そんな思いで日々活動に邁進しています。今週に入ってからは、マイクを握る時間を増やしました。自分の思いを叩きつけるような演説を重ねる時間、それは、政治家にとっては不可欠だと思うからです。

 さて、永田寿康元衆議院議員が自ら命を絶った事件について、私の思いを書きます。

 「まぁ、しようがないわなぁ」「自殺せんでもええのになぁ」

 偽メール事件で辞職した経緯が国民に与えた印象は良いものではなく、また、多くの方々にとって永田氏はすでに過去の人なのでしょう。エリート街道をひた走り、若くして国会議員になった永田氏。庶民が様々な苦しみを抱えながら歯を喰いしばって生きているのに、議員の座を失ったからと言って命を粗末にするとはケシカランと冷ややかな反応が多かったように思います。

 しかし、自分自身が衆議院議員を目指す今、私は少し異なる受け止め方をしました。政治活動、とりわけ国会での質問は究極の真剣勝負であり、命がけで行わねばならないものだと、改めて実感しました。そして、正義を追及するために、徹底的に調査し、自らリスクを負って闘い、国民の心に響く言葉の力で勝負するのが政治家の使命であること、身震いするような気持ちで改めて思いました。
同時に、今、本当に心にふれる言葉を持った政治家が少ないように思います。自らを空しくして、公のために身を捧げる、そんな覚悟が伝わってこないからでしょう。

 今、政権交代を目指す闘いに人生を賭ける立場にいること、心から幸せに感じます。しかし、国会議員が最高のステータスとも思いません。公のために、人のために命を賭けるという生き方自体に意味があるのであって、本来政治とはその究極の姿であるべきなのです。そんな志を持たない人間が議員でいることは許されないと、改めて感じた次第です。

 永田寿康元衆議院議員の冥福を心からお祈り申し上げます。


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新年もロケットスタートで!

2009年01月02日 23時59分05秒 | 政治

 皆さん、こんにちは。どのような新年を過ごしていらっしゃるのでしょうか?

 今年は間違いなくやってくる衆議院選挙。立候補予定者である私には、もちろん、お正月休みなどはありません! この2日間は、ひたすら自転車に乗って街宣活動を続け、また、藤白神社や根来寺、粉河寺などに立たせて頂き、初詣客の方々に新年の挨拶をしました。

 それにしても、寒い新年の幕開けでした! 強風が吹き荒び、霙と霰に何度も見舞われましたが、それでも汗びっしょりになるほど、熱く駆け回りました! 「頑張ってよぉ!」多くの方々に温かく、熱く励まして頂き、改めて使命感に奮い立ちました。

 明日はかつらぎ町の丹生都比売神社、そして、再び粉河寺に立つ予定です。


 

未来を守れるか、このまま沈むのか、日本にとって勝負の年

2009年01月01日 01時45分36秒 | 政治
 あけましておめでとうございます。

 新しい年は、地元・海南市の藤白神社で迎えました。夜はノボリを立てた自転車で引き続き挨拶回りをしていたのですが、除夜の鐘が響く中駆け付けて、初詣に来られた方々に新年のご挨拶を行いました。今、帰ってきたところです。

 「頑張ってよ!」多くの方が温かく激励して下さいました。

 今年は衆議院選挙の年です。日本が自らを変革し、未来を守るために一歩を踏み出せるのか、このまま沈んでしまうのか、その運命を決定づけるのは衆議院選挙の結果次第だと思います。絶対に負けられない闘いに、全身全霊で挑みます。皆さん、是非、一緒に闘い、勝利しましょう! 


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