「熱闘」のあとでひといき

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第5節(10/6 & 10/8)の試合結果&感想

2012-10-11 02:41:07 | 関東大学ラグビー・リーグ戦
○第5節(10月6日, 8日)の試合結果

 10月 6日(土) ●拓殖大学 12 – 28 ○東海大学 キャノン・グランド
 10月 8日(月) ●法政大学 16 – 17 ○流通経済 たつのこフィールド

昨シーズンに顕在化した(相対的な)地盤沈下、そして春シーズンでのある種絶望的な結果を見て、この先いったいどうなってしまうのだろうかと大いなる不安を抱かせた今シーズンの関東リーグ戦グループ。しかしながら、(地盤沈下の面はさておき)もしかしたら近年にない面白いシーズンかも知れないと、序盤戦の展開を見て思うようになりました。これは嬉しい誤算と言っていいでしょう。その想いを決定的にしたのが第5節の2試合。とくに、昨年度覇者の流経大に僅か1点差で敗れてしまった法政の戦いぶり(復活と言ってもいいかも知れません)が決定打となった感があります。

その前々日にキャノングランドで行われた拓大対東海大も見応えのある戦いでした。春からチームコンセプトを固めて地道に強化を図ってきた拓大に対し、強力なメンバーをどのように日本一を狙えるチームへと仕上げていくかに課題があった東海大。ある程度拓大はやれるのではないかと予想した半面、拓大は強力FWのパワーの前に為す術もなく粉砕されてしまうかも知れないという不安も入り交じった中でキックオフとなりました。結果は、拓大の大健闘と言っていい内容。もちろん、2戦目でまだ本調子にはなっていない東海大にポロリ連発などのミスが目立ったとはいえ、入替戦回避が当面の目標である拓大にとっては(自分たちが目指している方向性と努力に対して)自信を掴むことができた一戦になったのではないかと思います。また、東海大にとってもこのほろ苦い勝利は良薬になったのではないでしょうか。大学ラグビーの場合、チームは1週間で変わることが出来ます。

流経大のホームグランド、たつのこフィールドで行われた戦いは、さらにリーグ戦Gファンにとって衝撃をもたらす結果となりました。流経大が終了間際に挙げた起死回生のトライ+コンバージョンで辛くも逆転に成功。もし、ゴールキックが入らなければ連覇に黄信号が灯る薄氷を踏む想いの勝利だったようです。残念ながら、この試合は観戦できなかったのでどんな内容だったのかが大変気になります。新発田で行われた法政vs関東学院戦同様に、試合についての感想などをコメントいただければ嬉しいです。いずれにせよ、これから8チームによる「ハラハラどきどきショー」が毎週のように展開されるであろうことを思うと、ずっとリーグ戦Gファンでいてよかったなと思っています。
コメント (1)
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