「熱闘」のあとでひといき

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第4節(9/29)の試合結果&感想

2012-10-03 01:56:05 | 関東大学ラグビー・リーグ戦
○第4節(9月29日)の試合結果

 9月29日(日) ●大東文化  3 - 24 ○中央大学 味スタ西競技場
 9月29日(日) ●関東学院 28 - 37 ○拓殖大学 上柚木公園陸上競技場
 9月29日(日) ○流通経済 35 - 14 ●日本大学 上柚木公園陸上競技場

第4節は3試合が行われ、前年度3位の関東学院と同4位の大東大が早くも3連敗となり、両校とも上位グループキープに向けてあとがなくなりました。また、同じくこの日3試合目を迎えた日大も敗れて1勝2敗となったものの、こちらは明日への希望を繋いだ形の敗戦。中央大は今期初勝利を挙げて1勝1敗、拓殖大は開幕から2連勝と好調を維持しています。各校いろいろと明暗は分かれたものの、今シーズンのリーグ戦グループは、序盤戦にして上下間の実力差がここ数年でもっとも縮まった戦国リーグとなっていることが証明された形になりました。

上柚木で行われた2試合は、この日試合のなかったチームの選手達が大挙して偵察に訪れるなど、一種の華やいだ雰囲気の中で行われ、いずれも見応えのある試合となりました。中でもとくに印象に残ったのは「堅実派」へとモデルチェンジを果たした拓大の闘いぶり。如何にしてマイボールをキープし、イーブンボールはマイボールにし、相手ボールは奪取するかを工夫を凝らしながら着実に実行していたことに深い感銘を受けました。関東学院もようやく試行錯誤にピリオドを打つことができた感があり、入替戦もちらつく厳しい状況にはありますが、今後の反転攻勢への期待が高まります。

また、最終的には点差が開いたものの、鮮やかなスタートダッシュで流経大を苦しめた日大の闘いぶりも印象に残ります。日大のパワーアップは間違いないと言ってよく、3位以下のチームで構成される第2グループから抜け出せそうな勢いが感じられます。さらに、流経大はこの試合でファーストチョイスとすべきBK陣のメンバー構成がほぼ固まった模様。今後、どのような形でコンビネーションに磨きをかけていくかに期待が高まります。上記の4チームに比べると、TV(録画放送)で観た中央大と大東大の戦いにはやや物足りなさが感じられました。プレーの精度だけでなく、局面局面での判断にも課題がありようです。

開幕した時点から序盤戦と中盤戦が混在したような怒濤の1ヶ月間でしたが、7試合をじっくり楽しむことが出来ました。10月以降はスケジュールに余裕が出てくるチームもあるため、今後は各チームの成長ぶりを観てみたいところ。楽しい日々はこれからも続きます。
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