例年なら今の時期はスポーツネタから消えてしまうラグビー。しかし、今シーズンはスーパーラグビーに参戦したサンウルブズのおかげで春から充実したラグビーライフを満喫。恒例の東京セブンズがなくなったのは残念だが、その代わりにシンガポールと争って手に入れたものが(実は)宝物だったということだろうか。
しかし、だからといって春のセブンズの楽しみが減ったわけではない。YC&ACセブンズを皮切りに東日本大学セブンズ(4/10)、関東リーグ戦Gセブンズ(日程未定)としばしの間だが花盛りの状態になる。とくに関東の大学チームにとっては、春シーズンが目前に迫っていることもあり、YC&ACセブンズからがスタートのチームは一足早く春の開幕を迎えることになる。
さて、先だって今年で57回目を迎える本大会の開催日と出場チームが発表になった。YC&ACより招待された16チームは以下の通り。
・青山学院大学(関東大学対抗戦G)
・中央大学(関東大学リーグ戦G)
・北海道バーバリアンズ(クラブチーム)
・釜石シーウェイブズ(トップイーストリーグ)
・神奈川タマリバクラブ(クラブチーム)
・慶應義塾大学(関東大学対抗戦G)
・日本IBMビッグブルー(トップイーストリーグ)
・日本大学(関東大学リーグ戦G)
・PSIスーパーソニックス(クラブチーム)
・流通経済大学(関東大学リーグ戦GI
・サムライセブン(クラブチーム)
・湘南ベルマーレ(クラブチーム)
・東海大学(関東大学リーグ戦G)
・筑波大学(関東大学対抗戦G)
・早稲田大学(関東大学対抗戦G)
・YC&AC(クラブチーム)
近日中に出場メンバーも発表になると思うが、「サプライズ」があることがお約束事なのがこの老舗大会の大きな魅力。現役や元日本代表、そしてもしかしたら世界のスター選手まで、どんな選手が登場するかが本当に楽しみ。大学生なら新戦力のデビューがありし、前々回大会の専修大学のようにこの大会で掴んだ自信を1部リーグ昇格に繋げたチームがあったりと強化の意味でも侮りがたい大会になっている。目下3連勝中の流通経済大学の4連覇成るか?など興味は尽きない。最近は大学生の戦力アップで迎え撃つ形になる社会人チームもベテランならではの巧さで勝負したいところ。
■楽しさ満載のイベント/優勝チームは全員で祝福したい
大会のキックオフは午前9時。クイズやアトラクションなど、楽しいイベントも用意されていて最後までたっぷり楽しめる。ただ、この大会に限らず、セブンズの常として、トーナメント戦で敗れたチームはどんどん会場を去って行く。その結果、一番盛り上がらなければならない決勝戦が、応援風景の面でとても寂しい状態になってしまう。大学チームも他のチームをじっくり観るいい機会だからテントは片付けても残っていて欲しいところ。理想論かも知れないが、優勝チームを当日グランドを訪れたファン全員が祝福するような雰囲気を一度は味わってみたいものだ。
日本ラグビーの歴史を変えた桜の戦士たち | |
ラグビーW杯2015日本代表 全31名,リーチ マイケル,三上 正貴,稲垣 啓太,堀江 翔太,木津 武士,畠山 健介,山下 裕史,湯原 祐希,トンプソン ルーク,大野 均,アイブス ジャスティン,伊藤 鐘史,真壁 伸弥,マイケル・ブロードハースト,ツイ ヘンドリック,アマナキ・レレィ・マフィ,ホラニ 龍コリニアシ,田中 史朗,日和佐 篤,小野 晃征,立川 理道,田村 優,クレイグ・ウィング,マレ・サウ,松島 幸太朗,山田 章仁,カーン・ヘスケス,福岡 堅樹,藤田 慶和,五郎丸 歩,廣瀬 俊朗 | |
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