数年前にベネズエラのテレビ局で制作されたテレノベラのOlvidarte Jamásを最近見始めたのですが、思ってた以上の見せる展開にすっかりはまりつつあります。日本語タイトルの『ビクトリア~愛と復讐の嵐』にあるように愛と復讐を軸にして物語は進んでいくのですがとにかくラテンです。
テレノベラは日本では「ラテンドラマ」というカテゴリーネームをつけられて目下BSデジタル放送でいろいろ放送されているので、機会があれば見てみるのもいいかもしれません。
<BSジャパンで現在放送中>
・セカンドチャンス
・ビクトリア 愛と復讐の嵐
・マリナ 恋に落ちた女神
その中でもOlvidarte Jamásをボクはオススメしたいと思います。その理由は以下に挙げられます。
1. 比較的スペイン語が聞き取りやすい
ベネズエラのベネビジョン製作ということであまりシャカシャカした台詞回しがなく他のテレノベラに比べてスペイン語が聞き取りやすいように思います。
2. 美女・イケメン比率が高く見ていて飽きない
基本的にテレノベラの出演者は美女・イケメンが多いのですがOlvidarte Jamásは特に多いように感じます。女は無駄に胸を強調する服を着ているし男は上半身裸が基本のためか、出会った瞬間一目惚れ→粘着的に付きまとうという展開のオンパレードです。
3. ドロドロの人間関係
ある程度決まった出演者の中で恋愛と復讐の両輪で話が進んでいくため、同時多発的な三角関係、四角関係、秘められた血縁関係という具合に出演者の関係性がグチャグチャに交錯しています。一つの関係の進展がもう一方の関係を阻害し、その逆もまた然りなのである程度強引な脚本になるのもやむを得ません。
しかし見れば見るほど主演のビクトリアが川崎麻世の嫁に見えて仕方ないんですよね。モンテロ家三女のルクレシアは行き遅れのプレッシャーからかディエゴに付きまとうんだけども、正直頭ちょっとおかしいですねアレは。きれいなのにもったいない。
杉本彩姐さんはアレハンドロにハマったようですが、彼は典型的な中米のイケメンといった感じで味のある俳優です。Amazonのレビューでは渋めのディエゴが人気のようです。ディエゴの横で影の薄いヘルマンやドラ息子のゴンサロも意外と悪くはないと思うんだがなぁ。ミゲルがウザいと思うのは万国共通なようです。
蛇足ながらPablo Monteroの歌う主題歌を松崎しげるがカバーしたのを聞いてみましたが良くも悪くも別物でした。あんだけの濃い歌を松崎ワールドに作り替えるという意味では大成功のカバー曲と言えるでしょう。