社会人学生の遅れてきた学習意欲

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台湾中部紀行4日目 阿里山―山の上でも水は豊富

2012年06月02日 | 2011台湾中部紀行




(前回の続き)
軌道沿いに森を抜けると妹潭と呼ばれる池がありました。なんでも雨水と地下水によって自然にできた水たまりだそうです。山の上に水がたまるってすごいですね。





あちらが妹ならこちらは姉潭です。姉の方が妹より何倍も大きいです。四阿もあってのんびりできそうですが、あちらこちらで大陸の観光客がギャーギャー騒いだり走り回っているのでとてもそんな気分にはなれません。





姉潭の回りはこのような散歩道が整備されています。





大陸からのお客様がいっぱいいらっしゃいますが、遠目に見る分にはいい景色です。





水が豊富なのでコケ類やシダ植物もみずみずしくてきれいです。





玉の雫がキラキラしてきれいなんです。





お次はこちらの杉の木、四姉妹と言われています。写真では2本しか見えていませんが、実際には4本の杉の木が1箇所から仲良くニョキニョキ生えているので四姉妹なんだそうです。実際の姉妹がこんなに近接してたら、足の引っ張り合いやどつき合いで仲良くなんてしてられないと思います。





これは象鼻木といいます。どう見てもイノシシとかバッファローに見えるのですが象なんだそうです。





龍鳳配という木です。1対の木の幹が絡まり合っている姿が龍と鳳凰に見えるのだそうです。1分間イマジネーションをフル稼働してみましたが、結論は「何が?」





巨木だけではなく樹齢十年程度の木もそこここにあります。ちゃんと管理して伐採しているのでしょう。





この林道の木は全体的にどれも若いです。計画的に植林されたものだと思います。





森の奥に少し見通しの開けたところがあり、そこには受鎮宮という寺院がありました。山の上の森の中にこれだけ大きな建築物があることに驚きです。





中はごくごく標準的な台湾の寺院で、本堂には大量の大陸からの観光客がひしめき合ってました。べちゃくちゃ喋りながら長い線香を振り振り何やらお願いごとをしておりました。





受鎮宮から山道に戻ると小川が流れていました。





水量はそこそこあります。池も川もほんのりエメラルドグリーン色をしています。

(つづく)