永らくパソコンのOSを更新せずに粘ってきましたが、Webサイトブラウザのアップデートに取り残されたり、動画変換などの重たい作業をさせると旧バージョンのアプリケーションには荷が重すぎるのかチンタラ動くので、今更ながらOSをMac OS X 10.5 Leopardに更新しました。
御陰さまでブラウザは最新版のFirefoxが軽快に動きますし、QuickTimeもしっかり仕事をしてくれるようになったまではよかったのですが、画像処理の頼みの綱であるPhotoshopのみならずIllustratorまでもがウンともスンとも言わなくなってしまいました。
これに関しては既に数年前から"被害者"であるAdobe社製品のユーザーが各サイトで指摘していることなので何も目新しいことではありませんが、そんなこととはつゆ知らずOSを更新してしまったのだからさぁ大変。
ブログの画像にはもっぱらPhotoshopで加工を施していたのですが、それが使えなくなった今どうしたもんやら。というわけで上の写真はiMac導入時についていたiPhotoというアプリケーションを使って試しに加工してみたものです。
現在iPhotoはiLifeという統合ソフトを構成する一部としての販売という形態をとっているようです。iLifeの定価は8,800円となっていますが、学割を使えば約20%引きの7,200円で購入できます。7,200円で画像・動画編集に音楽・Webサイト制作などができるソフトが手に入るなら安いもんですね。
ボクの使っているのは古いバージョンのiPhotoなのでそれほどできることは多くありませんが、画像のリサイズや明度の補正程度なら十分機能してくれます。Photoshopのように画像サイズを指定してのトリミング等の痒いところに手が届く機能はないけどもまぁタダなんで仕方ないですね。
そういう訳ですのでレイヤーを重ねて画像を合成したり、部分的に解像度を下げてグロ画像にモザイク処理をするといったことができません。そこで何か方法はないかと探していたら優れもののフリーソフトを提供してくれているサイトがありました。
それがこちらのToyViewer 5.00 for Mac OS X というアプリケーションで、レイヤー処理やパス機能はさすがにないもののそれ以外なら大抵のことはできます。
部分的にモザイク処理をしてみました。ブログにアップする程度の画像編集ならこれで十分です。ありがたやありがたや。Adobe社よ、もう当分の間は仕事以外であなた方の世話になることはないでしょう、さようなら。