万博公園の国立民族学博物館に行ってきました。大昔に一回来たっきり2回目の来場です。休みの日までモノレールで北摂に行くのも鬱な気がしましたが、民博ではいま「ラテンアメリカを踏査する」なる企画展をやっていて、これは中南米地域文化専攻を志す者にとってスルーできないので参りました。
モノレールの万博記念公園駅を降りて、万博公園の自然文化園入口で博物館の入場券を買えば、自然文化園はタダで通ることができます。敷地内はやけにだだっ広いのですが、そこここに人がいて比較的活況を呈していました。
奥の方へ進めば民族学博物館が左手に見えます、入場。造りがやけに豪華です。フロントでも入場券を購入することができるみたいですね。ちなみに学生証提示の場合、420円の入場料が250円にディスカウントされます。エクセレント!
入ってすぐのオセアニアコーナーにモアイ像があります。巨大展示物が色とりどりに錯綜していて目一杯引いての撮影でこれです。デカすぎです。
アメリカコーナーにはアステカカレンダーがありました。これも目一杯引いて下からのアングルでこのデカさです。狭い通路に面して展示してあるのでゆっくり見られないのは残念ですが、まさかこんなものまで置いてあるとは全く予想だにしていなかったのでとても嬉しかったです。
南アメリカ原産の植物コーナーには写真のトウモロコシの他、唐辛子・トマト・じゃがいも・インゲン豆・タバコなどの展示がありました。コカの展示もありましたが、これは器具のみの展示でコカそのものはありませんでしたね。
肝心の「ラテンアメリカを踏査する」展に関しては撮影禁止なので写真がありません。概要だけ書いておくと、インカやマヤの遺跡が発掘された当初の写真が苦労話とともに展示してあります。
草が茫茫に生い茂って今にも崩れそうなコパン遺跡やチチェン・イツァのピラミッドの写真は、現在の修復されたものしか知らない我々の目には新鮮に映ることでしょう。
時間の都合上、閉館1時間前に行ったので全然ゆっくり見てられませんでした。展示物の種類の多様さもさることながら地球の全地域をカバーしているので、ちゃんと見ようとすれば丸2日はかかるんじゃないでしょうか。また近いうちに来ます、アディオス。