残月祭

昨日の母校の決勝戦、朝日デジタルでライブ中継がありパソコンで観戦しました！
結果は１－０で惜敗。。。甲子園出場の夢は叶いませんでしたが、本当によく頑張り
その姿に胸がいっぱいになりました。

西宮に引っ越した年にもしも母校が甲子園初出場になったとしたら、それはもう私が
引き寄せちゃったとしか思えないわ～と冗談で言っていたのですが、そういう驕った
気持ちが良くなかったのかもしれません・・・深く反省。

けれど、母校の事でこんなにワクワクさせてもらえて、本当に楽しく嬉しかったなぁ。
若き後輩達よ、ありがとう！


今日は猛暑の中、作家の平野啓一郎さんの講演を聞きに芦屋へ。
芦屋には谷崎潤一郎記念館があり、谷崎の誕生日である７月２４日は残月祭と称して
毎年イベントを開催しているそうです。平野さんには以前から興味があったので、良い
機会と思い参加してみました。

今回は恋愛がテーマのお話でしたが、平野さんが谷崎にインスパイアされ書いた作品
のことなど興味深く面白かったです。最後に質疑応答のコーナーがあり、挙手した方の
中から４人が選ばれたのですが・・・

一人目のおっちゃん。コテコテ関西弁で超個性的なマイワールド全開！おまけに質問
を３つもして、長すぎて聞いてる間に私は内容を忘れました（笑）

司会者がやんわり、「質問はお一人につき一つでお願いします」と言った直後に
二人目のおばちゃん。「質問やなくてセンセーにお願いがあるんやけど～」と、いきなり
のお願いで、「今度はこんな本書いて欲しいねん！」とグイグイきます・・・

そこで司会者、「お願い事ではなくて質問でお願いします～」
三人目のおっちゃん。一番的確な内容でしたが、勢い余ったのか質問２つ・・・

とうとう司会者は「質問を一つだけしてくださる方いらっしゃいませんか！」と。
で四人目のおばちゃん。これまた話が長いな～と思ったら、またしても質問ではなくて
「センセーにこんな本書いて欲しいねんけど～」って　・・・おいおい！

さすがに平野さんも苦笑していましたが、やっぱり関西人すごいなぁ！
キャラの濃さと、人の話の聞かなさ加減が！　・・・偏見ではなく、事実だと思う（笑）

「人の話はちゃんと聞かんかい！」　と心の中でツッコミを入れてしまった私も、
もしかして関西化しているのかしら。。。怖い怖い！