<今週読み終わった本>
語彙力を鍛える/石黒圭
乱読のセレンディピティ/外山滋比古
小さな家の暮らし/柳本あかね
セロニアス・モンクのいた風景/村上春樹
再読。
初めてセロニアス・モンクを聴いた時は衝撃でした。
不協和音のオンパレードに「なんじゃこりゃぁ!?」と驚き。
けれど、その奇妙な和音とリズムが、繰り返し聴いているうちに妙に
しっくりくるようになって、今では大好き。よく聴いています。
ハルキさんがモンクの魅力を語ってくれていなかったら、きっとその
良さに気づかないまま、変てこりんなピアノを弾く人というイメージ
だけで終わっていたかもしれません。
~「セロニアス・モンクのいた風景」本文より~
まわりにいる人々にモンクの音楽の素晴らしさを伝えたいと思っても、
言葉でそれを具体的に表すことができなかった。
本当に大事なものを、本当に深いものを誰かと共有するには、言葉は
むしろ余計なものになってしまう。僕はそれを痛いほど実感した。
しかしもしそうだとして、言葉を抜きにして、僕らはいったいどうやっ
て人の心に近接することができるのだろう?
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中学校卒業の時、音楽のS先生がサイン帳(懐かしい!)
に書いてくれた言葉を今でも時々思い出すよ~。
【音楽は世界共通の言語である】