<今週読み終わった本> 藤田嗣治 手紙の森へ/林洋子 聴くと聞こえる/谷川俊太郎 食う寝る坐る 永平寺修行記/野々村馨日本一修行が厳しいとも言われる永平寺。著者は30歳の時にそれまで勤務していたデザイン事務所を辞め、出家して永平寺で雲水として1年間修行生活を送るのですが、これがもう壮絶で。心身ともに痛めつけられ、追い込まれ、何も考えられなくなって初めて見えてくるものとは一体何なのか。いやぁもう凄い世界だなぁ。「修行とは、どこかへ向かうための段階ではなく、 生きているその瞬間瞬間の、自分の在り方そのものなのである」きっと誰にとっても、生きている毎日が修行なのね!
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いろんな欲求が抑えられるのは死ぬまで無理なんだろうなぁ。
耐えて耐えた先にどんな景色が見えるのだろう。
あまりの苦痛に何もかも考えられなくなって、はじめて無になるらしい…!
すごい世界ですが、読後感は意外に爽やか?でした。