看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

役者、監督、プロデューサー

2009-04-25 15:58:13 | 
 ども。

 雨の京都です。
 今日は休みですが、仕事もあって家の片付けの後はずっとパソコンに向かっています。けどこんなときはなかなか仕事もはかどらず・・・・。

 気分転換に昨日と今日で読んだ本をメモ。
 「現場者(げんばもん)300の顔をもつ男」 マガジンハウス 大杉漣著。
 「愛、平和、パッチギ!」講談社 井筒和幸 李鳳宇。

 どちらも映画がらみのお話。
 大杉漣さんのお話は、俳優の側からの映画製作現場がよく分かっておもしろい。
 つくづく俳優とは現場ではかっこいいもんじゃなくて、肉体労働だとわかる。

 「パッチギ」は逆に監督、プロデューサーの側から映画製作現場がよく分かります。井筒監督の「編集の1こま(24分の1秒)の違いで映画のニュアンスが、役者の演技が変わる」との言葉には、「やっぱり映画は監督のもの」との思いを強くしました。
 また、映画のシーズを脚本にまで仕上げていく過程は「こうやって映画はつくられるのか」と始めて知りました。

 どちらの本でも、映画にかける強い思いをそれぞれの方から感じましたし、この思いがなければ、「モノを作り出すことはできない」んだなと改めて感じたところです。