ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

走ることについて語る

2011年09月15日 | 自己分析

 走り出して数年になる。なにゆえ走るようになったかはもう忘れてしまった。しかしいつしかフルマラソンで4時間を切ることが目標になっていた。それが一般市民ランナーの条件のように言われていたからだろう。今考えれば特にこだわる必要もなかったのだが、私も一度だけなんとかその目標を達成した。そして達成できたからこそ言えるのかもしれないが、私にとって走ることの目標はどうやら記録ではなかった。結論から言えば、私にとっては、精神と肉体がただ走ることのためだけに機能している状態、まるで自分が走る内燃機関と化しているような状態こそが、とてつもない快であり、求めていることなのだった。私には、距離やタイムがどうだとか、誰かに勝ったとか負けたとかは、それほど大きな意味のあることではなかった。走っているうちにいつしか心身が一体となって燃焼し、快感に浸れること、それが得られれば私は満足なのである。



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4 コメント

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Unknown (ax)
2011-09-20 10:01:09
お久しぶりです。遅くなりましたが、そして北海道マラソン完走おめでとうございました。北の大地さんの、走ることについて語る、同感です!私も普段から道すがら、山菜を摘んだり、コンビニで休息を入れたりのずぼらな道草練習をしています。歩くようにゆっくり走っています。大会もそれなりに走りますが以前の様にタイム、順位にはこだわらなくなりました。おしゃっる様に気持ちよく、リズム感を持って走れる事を念頭にしています。記録はついでだなと思う様になりました。ただフル離脱は残念、もったいない気がします。何故なら朝の一時間、散歩に毛の生えたような我流の不真面目な練習でも年に一度位なら楽しくフルを完走できる気がしています。知らなかったのですが、作家の村上春樹氏がランナーで”走ることについて語るときに僕の語ること”のタイトルで書き下ろした一冊があり興味深いものでした。取りあえず楽しく生活しついでにボチボチ走って行きたいなと思っています。
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同感 (半農半遊人)
2011-09-20 17:21:17
本当にそう思う。

島一周で痛めた左膝が、なりやまの作業でぶり返し、今は湿布して大人しくしています。しばらく走るのは無理なようです。
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axさんへ (北の大地)
2011-09-20 20:22:38
 本当にお久しぶりです。共感していただきありがとうございます。この感覚は私たちの年齢だから感じることなのでしょうか?実は村上春樹氏の本にも同じような表現があったように記憶しています。
 道草練習、良いですね!私も走りながら実は路傍に咲く花の気になることが随分多かったのです。来シーズンからは図鑑は持たないまでも、時々立ち止まって観察するくらいの余裕をもって走ってみたいです。
 今はフルにこだわるところがなくなりました。でもいつかまた気が向いたら見知らぬ土地を走っているかもしれません。ボチボチ走っていたらまたどこか近くでお会いできそうですね。その時はまたよろしく!
 
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半農半遊人さんへ (北の大地)
2011-09-20 20:29:14
 それは大変です。まずは回復を待ちましょう。今年は台風がずいぶん来ますね。フレッシュな台風の洗礼を受けたことのない道民としては、ピンと来ないのですが、流されたり吹き飛ばされたりしないようにしてくださいよ。いつか季節の良い時に行ってみたいな~。
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