先日私にとってはいつもの札幌の某有名ランニングシューズ店で選んだ靴と専用インソールのセットが、ようやく昨日家に届いた。今日じっくりと眺めてみた…実は気になることがあった。
私はこれまでそこで何回か自分の走力と足にあった靴を選んでもらい、一緒に自分の足型にフィットするインソールも作ってもらっていた。過去何回かのインソール作成時には三次元測定機械なるものの上で両方の足を計測してもらっていたはずなのだが、今回は何故かその手順が省かれていた。私がそのことに気づいたのは、もう自宅に帰って数日過ぎてからのことであった。店の方からは何も連絡が無かったし、自分の方からも言い出しにくく、どんなインソールができてくるのか少し心配しながら待っていたというわけだ。
まず靴である。昨年練習用に勧められた靴と同じタイプのものが今年はトレーニング&レース用の靴として勧められた。実はもう1種類勧められた靴があったのだが、それはサッカニー製の靴で先端中央部が突き出たようになっており、私の足型には全く合わないものであった。昨年は黒爪を作ってしまったのでちょっと気が進まなかったが、他にお勧めはなかったので、私は馴染みのあるアシックス製のその靴に決めた。色は黒と赤いラインのものを選んだ。それがこれだ…GEL-DS TRAINER 14。
早速インソールを調べてみた。これが新しい靴のインソールだ。
ちょっと見には分からないだろうがアップにしてみるとこうなっている。先端がつるっと平らになっているのがわかるだろう。元々の標準インソールよりはいくらか厚く若干クッション性がある。
比較のために示すと、標準インソールはこうだ。薄くてペラッとしていて硬い感じがする。
比べてみると専用インソールは標準タイプのものよりは履き心地は良い。しかしながら、これまで作ってもらっていたインソールとは大きな違いがあった。この画像で分かるがどうか心配だが、従来のものは三次元測定機械で作ったせいか、足の指やその付け根、そして踵部分がくぼんでおり、明らかに自分の足型に合わせて作られたと思われる加工の痕があるのだ。
このインソールのくぼみは決して長いこと履いていた結果としてできたくぼみなどではなく、購入時から私の足にフィットするように加工されていた筈のものなのである。それが今回の靴には見あたらないのだ!
三次元測定機械に乗ることなく作られたのだから当たり前だとは思うのだが、これって何かのミスか…?。それとも店のインソール作成の方針が変わったのか…?。
私の心の中には大きな疑問が残ったままである。札幌には他にもランニングシューズ専門の販売店があると聞くし、幸い当地にも自分専用のインソールを作ってくれる靴屋さんができたという。今後のランニングシューズの選定とインソールの作成の際には再検討が必要と考えざるを得まい。
私も同じところで3足ほどインソール付でシューズを購入(全て足型計測して作成)していますが、一つもそのような型がついたインソールはありませんよ。
最初からここまでハッキリ足指型がついていたかと言われれば断言するのに心許ないですが、指にあった窪みはついていました。
2005年に初めて専用インソールと靴を購入したのは北店ででした。イボイボピンがたくさんついた台の上に片足で立つと、下からイボイボが伸びてきて足裏の凹凸に沿ってピンがとまり、私の足底の形状のネガができたのです。感動ものでした。それに合わせてインソールを作るという説明でした。数日後に送られてきた靴を履いた時には、靴底が足全体をしっかりとホールドした感じがあり、もう一度感動したものでした。それですっかりこの店が気に入ったのです。
その後中央店で作った時にはその装置はすでになく下から光を当てて計測する(?)装置に代替わりしていたようでした。それで作ったインソールは前作よりも窪みが浅くホールド感の少ないものでした。
そして今回は全くその装置に乗らずにできあがったのです。最近はずっとこのやり方なのでしょうかね。