ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

ノーザンホースパークマラソン2011

2011年05月15日 | 完走記

 女房マネの提案を素直に受けてエントリーした大会。第一回大会だとは後で知った。初回にしては有名ランナーの招待やチャリティーオークションがあり、NHKも取材に入るなど、随分力の入った大会であった。私もゴール直後にNHKのインタビューを受けたが、照れ屋の私は躊躇なく断った。

 当日早朝に自宅を出発し、途中で娘を拾って現地に到着した。薄曇りで風が強く肌寒い朝で、最初の競技、親子マラソンは寒い中でのレースで気の毒だった。一方トレイルランに挑戦する選手たちは闘志満々に見えたが、競走馬の練習坂路を走るトレイルは今回の目玉だったからか。

 ビュッフェ内のトイレは思いの外混んでおり、時間をくってしまった。1時間前から仮設テント内で更衣を開始、フル装備とする。荷物を預け、10分前に外に出てみたが、寒くてじっとしてはいられない。出走5分前から掲示板の前をウロウロとアップを繰り返す。

 スタートの合図の後、最後尾から走り出した。コースは牧場間の舗装路ないし牧場内の連絡路といって良い。放牧されている競走馬の細くて美しい雄姿を眺めながら、沿道で手を振ってくれるお年寄りに手を振り返しつつのラン。対向車はなく安全快適なコースである。走っているうちに空が開けてきて、完全防備のおかげで寒さは感じなかった。ただ風は相変わらず強く、向かい風になると風圧が少々きつかった。高低差は若干あるのだろうが、あまり気にならない。

 

 

 久しぶりのハーフマラソンだったので、ペース感覚が鈍っており、序盤の追い風下り坂で突っ込みすぎたようだ。しかし後半ペースが落ちたものの、気を抜くことなく最後まで走り終えられた。目標の2時間を切り、1時間52分51秒でフィニッシュ。概して気持ちよく走れる良いコースだった。フルマラソンを目標にして練習しているとどうしても長くゆっくりのペースが身についてしまう。スピードが求められるハーフマラソンへの対応が出来ていなかったのが反省点。しかしもう無理なことはできないな、としみじみ感じる。

 走後、着替えて家族とビュッフェに向かった。もの凄い混みよう。選手は無料のランチバイキングだが、正直言って質より量で勝負と言ったところ。戸外のステージ外れの席に陣取り、空腹を満たす。チャリティーオークションが始まったが、風が吹き止まないので抽選会を前に早々に退散。帰り道に、ランコース中で印象的だった親子馬の放牧場を探したが、丁度牧舎に追われているところで、家族は一瞬しか見ることが出来なかったのが残念だった。その後娘宅で軽く一眠りしてから帰途についた。

 追記:私は拝見できなかったが、猫ひろし選手は速く、吉田香織選手はきれいだったそうだ。