今年初めてのフルマラソン。今年はこれまで最長で38kmしか走っていない。本来は自己記録の更新を目指したいところだが、4時間30分以内での完走を目標と定めた。
いつものように完走記のために経過を記憶しようと思っていたが、途中でやめた。なぜなら性能が良いとは言えない身体の維持と操縦に神経を使っているうちに、経過の記憶が困難になってきたからである。記憶力が落ちてきたのは加齢によるせいだけなだろうか。
コースは下図のようである。このコースかなり平坦であるが、それでも約30m程度の高低差があり、前半は上りで後半が下りとなる。ほとんどが酪農地帯。それでも沿道には地域の方々がたくさん集合して応援をしてくれる。
帰宅後スポーツトラックのデータを見てみると、30km以降に明らかにペースが落ち、心拍数も減少している。やはり人間の身体はふつうにフルマラソンを走れるようにはできていないのだと確信する。フルマラソンを一定のスピードで走り切るには30km以降をペースを落とさずに走り切れるような日々の鍛錬が必要なのだ。私の元来の素質と現在の練習では、その域に全く達していない。残念だが今のところこれが限界だ。
今年のレースはこれで終了。来年以降のレース計画はどうしようかな。
レースのスタート直後の姿とゴール間近の姿を並べてみた。当たり前だが、元気度が全く違う。フルマラソンの後は本当に疲労困憊である。(記録:4時間10分02秒)