ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

森コース

2006年06月01日 | コース

 今日は風が強かったので、初めから森コースに入った。最近読んだ小出監督の本によると、自分専用のトレーニングコースはたくさん持っていた方が良いとのこと。確かに天候や体調やトレーニングの目的によってそれらを使い分けられたら便利だと思う。このコースは「周回坂コース」と近接しており、全体が植樹された人工林の中に造成された土の遊歩道となっている。どちらから入っても良いが、常識的に家から近いこちら側から走り始める。

 反対側はパークゴルフ場となっている。今日は芝刈り作業の真っ最中であった。ここでUターンして、出発地点に戻る。片道1800mだから、当然往復で3.6kmだ。これを3往復した。レースでも初めてのコースだとペースがつかめないもの。このコースも久しぶりだったせいか、感じがつかめなかった。

 一部はこんな感じで、まるで千歳のコースのようだ。森林浴とまではいかないが、外周を走るよりも風はだいぶ弱まっているはずに違いないと思う。そうでないとここを選んだ意味がなくなる。途中数人のランナーやウォーカーとすれ違う。彼らも同じような気持ちで走っているのだろうか。

 いつも走っている最中って色々なことが頭に浮かんできては消えていく。時には良いアイデアが思いついたりもする。今日はランニングのことを考えていた。

 私の場合、身体的な不調というのはだいたいいつも右半身に生ずることが多い。実は現在も、右大腿部外側の筋肉痛、右膝外側の痛み、右下腿外側の神経痛、右足首内踝下部の痛みを抱えている。少なくともこれらの痛みの原因の一つは、私が極端な右利きだということにあるのかもしれない。走っていても右足を酷使した走り方になっているのかもしれないのだ。そんなことがふと脳裏を横切ったものだから、その後は意識的に左足に注意を集中して、左足をよく使うような気持ちで走ってみた。1往復、2往復、3往復。そしてその結果…たいして何も変わらなかったようだ…な~んだ、あまり関係ないのか。

 まあこうやって走りながら色々工夫することを私はこれまであまりしてこなかった。だいたい今日はそのコースを「その時の調子に合わせてできるだけ速く走る」という練習法だった。最近ブログ仲間の記事やコメントを読んでいて、みんな色々と勉強して練習に変化を持たせていることが分かった。私も練習に何らかの強度をつける意識的な工夫が必要だと思う。たとえば今日はチョット強めのペース走だとか、部分的にスピードを上げた強弱をつけるインターバルを取り入れるとか、逆にグッとスピードを落として疲れをとるジョグにするとかである。結果的に今日は変な取り組み方ではあったが、これからの練習には目的意識を持った変化をつけようと思ったのであった。