今日は「いつもと違うコースにしてみたら」という女房の助言に従い、札内から十勝川温泉の方に足を延ばすことにした。相変わらず今朝も薄曇りの鬱陶しい空であった。吉備団子ならずペットボトルを1本腰に付けた。もちろんケータイも携帯。
ようやく咲きだした黄色のバラを出発前に庭先でパチリ。
森のあたりから、機器をセットして一路北上。函館本線の線路を越え、国道38号線を横断していくと、栄通の北端に至る。ここから堤防の砂利道に上がる。
砂利道は走りにくいので私は好かないが、しばらくの辛抱だ。野鳥のさえずりを聞きながらゆっくりとしたペースで走る。少しずつ気温が上がって蒸し暑くなり、以前この辺りで倒れそうになったことを思い出すが、今日は大丈夫。
平原大橋の下をくぐり抜ける。左手にパークゴルフ場とゴルフ場が連なって広がっている。芝生の手入れの機械がおもしろそうに思える。一回やらせてもらいたいものだ。ゴルフのプレイにはほとんど興味がない。
鈴蘭大橋の下をくぐり抜けると堤防下の河川敷の道に降りる。女性が時々散歩またはウォーキングしている姿を目にするが、みなさん暑いのにしっかり着込んでいる。私もそろそろ日焼け予防を気にかける年頃だなと、ふと頭をよぎったような気がした。
十勝大橋の真下を過ぎると、マラソンを楽しむ会のスタート地点が近づく。しかし堤防上に戻る道を失念し通過してしまう。小用を足そうと思っていたのに無念。だいたいこの辺りでスタートから10kmであった。そのまま河川敷を走り続け、グランドの端から堤防上に登る。
帯広川にかかる小さな橋は帰ってから調べてみたらちゃんと名前がついていた。銀輪橋。ここがサイクリングロードになっているからなのだろう。道なりに進んで、国道38号線に合流し、札内橋を渡る。
だいぶ暑くなってきた。ペットボトルの残量をチェックして進む。国道を左折して北札内に入る。この辺りは多分、闘病中のたしろさんの領域かと思う。病の克服を祈りつつ走り抜けた。この3km以上にわたる直線、強くなった日差しを浴びつつ走るのはなかなか辛い。ようやく曲がり角にたどり着き、左折。
十勝中央大橋を渡りきると十勝川温泉の一帯である。しかし目指す「はなっく」はと見渡すが確認できない。よくわからんので、そのまま直進することにしたが、なにやらどんどん道がそれていくような気がするので、最初の曲がり角を右折してみた。なんと上り坂、これをヒイコラ進むと丁度はなっく前の駐車場に出くわした。良かった。
当初15km位かと踏んで走り出したが、なんと20km強もあった。昼過ぎの気温は23℃にも達していた。疲れた筈だ。すでに到着して待っていた女房と駐車場横の売店「ウエルカム」のソフトクリームをいただいたが、ソフトクリームに関してはうるさい私も文句なく合格点を出す程の美味であった。
丁度昼食時であったので、その向かいにあるレストランこ「むぎばたけ」で昼食をいただくことにした。私はお勧めの生姜焼き定食。地元の新鮮な野菜がいっぱいで、十分満腹になった。その後近くの温泉で汗を流して帰宅。久しぶりに走ってストレスを解消し、気持ちよくリラックスできた一日であった。