毎週1回は訪問する施設にいるハハ様の部屋。
骨折、脳こうそく、感染症・・・・入退院を繰り返しながらも入所して3年半以上たつ。
施設担当の主治医からも長くないと宣告されて看取りの準備までしたことがあるけど・・・・
彼女の生命力はびっくりするほど力強い。
記憶力は弱まっているけど普通に会話ができるからすごい!!
私
『ばあちゃん、今日も元気そうだねぇ~~~。』
ハハ様
『そうでもないけど、元気そうに見えるかぁ。』
私
『こんなに元気だから、すごいネ。頑張って100歳以上、長生きしてねぇ。親戚で一番の長寿の記録作ろうね。』
ハハ様 うなずきながら
『そうだねぇ。国からお祝いを沢山、もらえるかな。』
施設で97歳のお誕生日のお祝いをしてもらったばかり。
戸籍上では大正12年が生まれた年になっているけれど実際はそれより2~3年、年上だそう。ハハ様が生まれた時に田舎の祖父母が入籍するのを忘れていたからだとずっと昔に聞いた。
この頃では家に連れて帰ってと余りせがまなくなったのは、
施設での生活に慣れたのか、認知症がさらに進んだからかはわからない。
赤ちゃんのようになって、私はいつもハハ様の頭とホッペをなでなでしてあげる。