英語の trouble(トラブル)って travele (旅)と語源が同じとか聞いたことあります。
日常の生活を離れて旅に出れば、いろいろなことに出会いトラブルにも出くわすでしょう。
ツアーとはいえ、1週間以上も見知らぬ土地、人、習慣に会うわけですから、
私たちの旅行にもいろいろハプニングもありました。
その①
オランダの首都、アムステルダムでのことです。
オプションで夕食を頼まなかった私たちは自由にアムステルダムの街を見て歩くことにしました。
ヨーロッパに数回、行っている同行者のHさんにとってもオランダは初めてです。
アムステルダム中央駅は、東京駅のモデルとなった駅だそうで、
美術品のように美しく豪華な建物でした。
プロテスタントの国らしく控え目なイルミネーションは華美過ぎず、、
周囲の華麗な建物にマッチしていました。
Hさんと、初めての街をぶらぶらしながらオランダのホップな名物、
ポテトフライを買って、食べながら歩きました。
そして、ちょっとおしゃれなカフェで軽食とお茶。
2時間くらい夜のアムステルダムを楽しみ、駅に戻りました・・・・・
切符は駅に到着した時にあらかじめ手に入れておきましたが、その時もひと騒動ありましたね。
窓口の切符売り場は長い列だったもので自販機で買おうとしましたが、
オランダ語で書かれ何だかチンプンカンプン!!!???
どうしよう~~~!!!(-_-;)マズイ
前列の切符を買ったばかりの人に・・・・
『 Excuse me?.......』とおそるおそる聞いたら、
忙しかったのかさっさと行ってしまいました。
あちゃ~~~~
今度は、子供連れの親切そうな若いご夫婦にトライ。
とても親切な方で、目的地のスキポール空港まで買うのに最期まで付き合ってくれました。
自販機はクレジットカードかコインで買うそうです。
目的地を打ち込むようなこともしていましたし、日本の自販機とは大違いです。
あの親切な人がいなかったら・・・切符は買えませんでした。
Hさんは、苦労して買った切符をしまい忘れあの自販機の恐怖再現かと思いました。
やっと、見つかり駅構内に行こうとしても、
切符は何処で見せるのだろう? 改札は何処だろう????
不思議な感覚でそのまま駅の中に入り教えらていた15番線ホームに行きました。
しっそりとしていて何か変ですので、通りがかった人に聞きました。
何を言っているか分からない。
オランダ語らしい言葉でしゃべってくるではありませんか!!!!!
????????
それでも
No!
と言っているのは分かります。
えぇ~~~知らないのかな? それっで又、別の人に。
そんなわけで5,6人の人にたずねましたが同じような感じです。
どうも私たちの乗ろうとしている電車はここでないようです。
駅員も全く見当たりません。
どうしよう~~~!!!(-_-;)マズイ
駅の構内をウロウロしていたら、やっとのこと英語で答えてくれる人に出会いました。
結果、私たちが向かうスキポール行きの電車は15番線でなくて、2番線から出発するそうです。
そして、次の駅で乗り換えが必要だそうです。
これを聞いた時、私達はアムステルダム中央駅でない所に到着してしまったのかと、思いました。
添乗員は乗り換えの事は全然言ってなかったし・・・・・・?????
それで、
『 Is this station Amsterdam Central ?』と聞くと間違いありません。
15番線から出発する直通電車で空港に到着すると教えてくれたから、
変ですねぇ~~~~
私は不安で、2番線から出る電車に乗ると何だか腹痛までして来ました。
Hさん、
『あそこにトイレあるから入ってきたら・・・・。』
と言い、さっさと電車の扉を開けて中に入って席につきました。
様子もいつも通り、どっしりと構えています。
Hさんの度胸は筋金入りみたいです。
でも、彼女、英語は片ことなんですよ。すごいでしょ。(*^^)vハハ
それに引き換え私の方は、
次の駅だし乗り過ごすわけは行かないし・・・・私の心配していたパニック症候群が起きそう!!!!
若い頃、電車や飛行機、エレベータの中で突然に動悸がして苦しくなる発作です。
私、小さい・・・・・・(-_-;)
5分ほどで次の駅に到着し、ホームに立つと・・・・
一緒のツアーで来た仲間に会えました。
ホッとしてそこから10番線ホームに移りスキポール空港に到着しました。
一応、列車の中で、
『Will this train arraive at Schiphol Airport? 』と念のため聞いてみました。
Yes の返事。
この返事で本当にイエス様にお会いしたような気持ちになりました。
あとで分かったことですが、15番線ホームから以前は出ていた列車は事故の為に、2番線に変更になっていたそうです。
3人もアムステルダム中央駅でずいぶんと困ったそうですが、切符を買った窓口で行き方を書いたメモを渡され何とかたどり着いたそうです。
2種類の電車に乗ったのですが、そのどちらかはロシア行きの電車だったそうですが、
夢中だった私はそんなこと確かめる余裕も写真をとる余裕も全然ありません。(^^ゞ
自販機で買った私たちは、メモを手にすることが出来なかった代わりに
50セント安い切符で来られました。
でも、その切符 結局は回収されることなく手元に残りました。
ヨーロッパの駅は切符がなくても出入り出来、自由に電車も乗れるらしいですが、
突然の券札で不正が発覚すると、理由は聞き入れられず高い罰金を科せられるそうです。
くれぐれも無賃乗車はいけません。
へぇ~~~~
この切符、思い出になるなぁ~~~