ゆったりと生きたい

私も若くないし~~~
しんどい時もあるけどゆっくり生きようと思う。
日記代わりのブログです。

尾瀬その② 湿原の晩夏

2012-08-31 | 山歩き

尾瀬 私の夢。

空と雲はまだ夏。

水辺の草はほんのり色づき、風に秋の気配が・・・・・・

晩夏の尾瀬は不思議な空間。

一時のにぎわいは消え、時がしっそりと流れて行く。

陽光も華やかさから豊かさへとうつろいで

尾瀬の秋は、その色を増して行く。

 

 

8月末、尾瀬に行き至仏山を歩き、尾瀬ヶ原縦走する私の夢がかないました。45年ぶりの尾瀬は若い頃の私の思い出がいっぱい詰まっているところです。

夫婦で山歩きを始めた20年くらい前、私の体力は最悪で低山でさえ難しい時期もありました。至仏山は100名山のひとつで、その頃はとても叶う夢ではないと思っていました。

ひかるわんこを飼うようになって元気を取り戻し、山歩きも少しずつ実現して行きました

が、尾瀬はペットの入場禁止ですから諦めていましたが、彼が去り、私の山歩きの原点である尾瀬が 夢 として浮き上がって来たのです。

 

 

 


尾瀬その① 至仏山へ

2012-08-31 | 山歩き

朝、6時 自宅を車で出発。 

途中のコンビニで昼食用のおにぎりを購入。飲み水と非常食用のお菓子などたっぷりとリュックに。

この橋が尾瀬へと続く道。 ここを通るたびに胸がわくわくとする。

シーズン中と土曜日、日曜日はマイカー規制で、鳩待峠への侵入は禁止。戸倉の駐車場に車を置いてバスかタクシーに乗り換えが必要になる。

平日でもあり規制はなかったが、駐車場が混雑するとバスかタクシーに乗り換えることになることもあるとか。ラッキーなことに私たちは満杯になるちょっと前に到着できた。

鳩待峠の駐車場は、1日2500円なり。戸倉からバスに乗ると一人片道800円、戸倉駐車場料金が1000円かかるので、ここで1700円の経費削減。(ラッキー)

余談ですが、連日駐車は2日目以降は1000円ということを知りました。老神温泉に宿泊して翌日、又、この駐車場に来る私たちは係りの人にちょっと相談したらOKということで連日駐車扱いをしてくれました。(ラッキー)

ここが鳩待峠。尾瀬がにぎわう季節は観光客で満員になるところ。尾瀬に入る一番のポピュラーな所。

9時50分

至仏山への入り口に向かう。尾瀬ヶ原入り口から1時間ほど歩いた山の鼻から登山するコース(山頂まで4時間)もあるけれど、3時間で歩けるこのコースは時間短縮もできるのでこのコースをピストンすることに決めた。

登山入り口で尾瀬のボランティアに声をかけられた。今の時間だと山頂まで行くのにはムリだと言われる。

エッ!? タイムテーブルでは山頂まで3時間となっているけど。すると、その男性はそれは健脚の人だったら歩けるけど一般の人はもっと時間がかかると言う。

ボランティアの人に説明を受けて、ムリをしない約束で入山記録を書いて出発した。至仏山方面は黒い雲がかかり山頂は見えない。何だか不安。晴れ女の私には珍しい空。慣れない雨が降り出したら岩場の山頂は難しいかもしれない。

11時30分

湿原になっているオヤマ沢田代の辺りに来ると雲が切れ山頂が見えて来た。青空も見え、気持ちの良い山歩きになった。

11時40分

小至仏山(2162メートル)の山頂が見える。黒い雲が又掛かりだす。 

一方、至仏山方面とは違う空には青空も見えている。

下を見下ろすと山並みが青々と続いている。この爽快さは山に登った人でないと味わえない幸福感。

森林限界の辺りの高山植物が私を励ましてくれる。元気が出て来る。

小至仏へ続く道は岩がごろごろしている。蛇紋岩は掴みどころがない感じがちょっと怖い。

 12時30分 小至仏到着

小至仏山の山頂から至仏山を望む。後、30分ほど歩く到着出来そう。1時には到着出来るかもしれない。ということはタイムテーブル通りに歩けている? 私たちって健脚? まさか。

しっそリと花が咲いている小至仏山頂付近。

 又、黒い雲がかかり出し雷も鳴りだしているのでここで下山することを勇気を持って決定。至仏山頂でランチの予定だったけど、12時を回っているのでここでランチをすることにした。山ではおにぎりが一番美味しいと思う。

 ↓ 小至仏山頂付近から見た景色です。クリックして画像大きくなります。

    

12時45分 下山

至仏山は高山植物が多く、その保護のために入山出来る期間が限られている。又、蛇紋石という岩が多く、それがとても滑りやすいそうで雨が降ると更に滑りやすく危険だそうです。そのために山の鼻から入山するコースは登り専用で下りの通行は禁止になっています。

    

14時30分 鳩山峠 着

 

登山後記

8月23日(木) 

晴れ女の私にしては珍しい山の天気だった。幸い雨は降らなかったけど、山頂では黒い雲と雷にハラハラとさせられた。今回は至仏山頂へは断念したけれど、後30分歩けば到着出来たと思うが、至仏と小至仏は標高差が50メートルくらいだから小至仏山頂と余り変わらないだろう。引き返す勇気がとても大事だと思い次回の楽しみに取っておくことにした。雨は雷が鳴ってはいたけれど4時までは持つだろうという確信のようなものもあって下山する時も充分時間があり気持ちに余裕を持って歩くことが出来た。確かに蛇紋岩は表面がツルツルとしていて心なく岩に足をかけたりすると思わぬところで怪我をすることもあるらしい。

 

 


お腹ぺこぺこ

2012-08-20 | その他

誕生日頃に受けている健康診断。

延び延びになってしまったけどやっと予定をとり行ってみた。

昨晩は8時以降は飲食を控えたつもり。

夕方の散歩も一応、30分位行った。

散歩後、帰宅するとオットがまだ飲んでいる。

つまみをうっかりとつまんでしまった。もう10時過ぎだ。アワヮヮ~~

 

この所の暑さで早朝から目が覚めた。

普通なら二度寝するのだけど今日は起きることにした。まだ、5時前だ。

ニィニィのお弁当の用意をしながら、おかずやおにぎりのご飯粒を食べてしまいそうになる。

ハハ様の朝食のナスとゴーヤの味噌煮が美味しそうでついついつまみそうになる。

食後の牛乳を渡す時、のども渇いて一口飲みたくなる。

いけない、いけない、今日は血液検査だから・・・・何も食べられない。

朝食を抜きはきついなぁ~~。

日頃は空腹を感じないうちに飲んだり、つまんだりしているのだろう。

お腹が空いたなぁ~と感じても我慢することはまずない。

 

そんなわけで今日は、朝食を抜いて健康診断を受けました。 

日頃、空腹を感じることって余りない生活ですが、

今日は、血液検査のおかげで昨晩の6時頃から何も食べないで我慢しました。(10時頃うっかりオットの酒のつまみを口にしてしまいましたが)

病院から帰り、卵焼きやお野菜を食べる時にとってもハッピーな気分になりました。

これから、1日2食にして空腹の快感を味わうような生活をしてみようかなと思うくらいでした。

 

 

 

検査結果は血圧以外は良好でした。

寒くなって血圧が今以上に上がった時には薬を飲むようになるかもしれないです。

 

 

 

 


親の介護から自由になる時間

2012-08-15 | 独り言

盆の入りにニィニィが夕方、車を出してくれたのでハハ様も一緒にお墓に行った。ニィニィも頼りになるから嬉しい。

オットには職業柄、お盆も年末年始の休暇もなく、夏はお子様のいる仲間優先で休暇を決めているのでカレンダー通りの勤務。

ハハ様の部屋の仏壇を清掃してお花を飾り、そして私も娘とひかるのためにお花を飾った。

果物のお供えをして、夕食はお刺身や焼き肉、サラダなど簡単なお皿が沢山並ぶ。

家族全員で夕食が出来た。ニィニィが一緒出来るなんてこの頃余りない。

仕事や趣味に忙しくて彼はほとんど外食だから・・・・仕方ないです。

ハハ様にも、先日行った白馬岳の写真を見せた。

全てに興味のなくなったハハ様だけど山のことになると目を輝かせるのが不思議だ。

白馬の雪景色や高山植物の花々を見て、子供のように歓声を上げている。

「あんた達、良い思い出が出来たねぇ~~。大切にしなネ。」

私、『おばあちゃんがあずみ苑でお留守番してくれるから安心して行って来られるよ。これからも、時々で良いから嫌がらずに行ってね。』

ハハ様、『私も大分あそこに慣れたから、あんたたちが安心して行けるように待ってるよ。』

本当に分かってるのかは疑問だけど、ハハさまともこんな会話をする時間が取れた。

 

 

長年、親の介護をしている友達が、この間、言ったこと。

「ショートから帰って来た時、あちらでのことは、全部忘れている。特別に悪い思い出もないようだし、嫌がっても送り出している。認知症だって厭な経験をすればその思いは残るだろうし、それがないのだから良いと思う。』

彼女は、100歳近くになる実母様の介護を続けている。そして趣味なども続けながら上手に生活を楽しんでいる。ここまで来るのには大変なことも乗り越えて来たのも私は知っている。

彼女の話を聞いて親の介護の参考にさせてもらっている。

実母の介護は、当事者でないと理解できない事があることも彼女の話で同感できて嬉しい。

彼女のおおらかさが何より私の救いで、ハハ様の介護の件に落ち込んだ時には彼女の言葉で私はいつも励まされている。

 

 

ショート、いわゆる施設への短期入居が出来ることで私もハハ様の事を考えないで済む時間を持てるようになった。

我が家では介護のお手伝いをしてくれる姉妹もいないから、このような制度を上手に利用しなければ私たちが潰れてしまうのも実感している。

ショートステイを利用するようになって約1年。

すんなりと行かないことのが多かったけど、これからも月1回は利用して私も彼女のように自由な時間を持ち続けたいと思うのです。

 

 

 

 

 

 


ラッキー

2012-08-08 | 旅行 

さいたまでは夏枯れでとっくに花の時期は過ぎていたけど、白馬では花がきれいだった。

 ラッキー!!

 

とっくに終わったアジサイの花は道路のあちこちに美しく咲いて迎えてくれた。

車窓から白馬の街のアジサイ

  

「みみずくの湯」という白馬温泉のひとつ。宿泊したホテルのおまけに付いていたサービス券を利用。栂池自然園の散策後の汗を流す。普通は、利用料500円がかかる。

 ラッキー!!

気をよくした私は入浴後、温泉施設の隣にある喫茶小屋(?)でリンゴアイスを買って乾杯!! さっぱりとした酸味がとても美味しかった。ラッキー!! 

白馬の山歩きを計画した時はツアーに参加するつもりだったけど、終えてみて自分たちの計画で満足感もひとしおだだった。ツアーの唐松岳登山一泊二日の旅行代金より安い金額で二泊三日、しかも旅行3つ分を一度にこなしたくらいの達成感。

チョー ラッキー!!

何と言っても、このホテル「パイプのけむり」

   朝食

① 宿泊費が安い。② 食事はビュッフェ式で好きなものを選べる。食事もまずまずで美味しい。 ③ 部屋も適当な広さがあり清潔。 ③ 八方尾根のゴンドラ代金、お弁当、温泉入浴券付き。 ④ 栂池自然園へのゴンドラ「イブ」、ロープウェイ、入園料の割引チケットが買える。 ⑤ 八方尾根のゴンドラ乗り場に歩いて行ける。しかも車を二日間、無料で駐車場に置かせてもらえる。⑥ ホテルの大風呂も露天風呂そこそこくつろげる。

以上の理由でホテルを選んだのですが、とってもお得をした感じ。チョーラッキー!! 白馬に行った時は又、利用する価値ありと思いました。 

2泊目は八方尾根山荘でした。山小屋に宿泊するのは30年ぶりくらいかな?雑魚寝は覚悟していたけど、夫婦単位の部屋割でオットが隣で。ひとり寝に慣れている私は何となく眠れず、何度も寝返りをしながら朝を迎えました。隣でオットはたかいびき。山歩きで疲れたのでしょうが、気持ちよさそうに寝ていました。

翌朝、「寝不足だぁ~~寝られなかったァ~。」 オットに言うと、

「オレも・・・・・でも、お母さんはすぐ、いびきかいていたよ。」

ってなわけで、笑っちゃいます。

山小屋の食事は思っていたより美味しく、7月29日は、私のバースディ

かねてからの夢であった、八方尾根から唐松岳登山が出来て白馬でお誕生日を迎えられ幸せでした。乾杯!!

ビールの泡がいつもより沢山出ている感じがします。高山の気圧のせいかしら?

そして、この山歩きで、又も私の晴れ女”を実感する事がありました。

ビールで乾杯をした後、雷の音が下の方で聞こえます。稲妻も見えます。山小屋は雲の上。私たち天空の地にいるんです。 ラッキー!!

 

翌日の早朝、雲ひとつない山の尾根を見ることが出来ました。

ラッキー!!  私は 晴れ女!!

時間とともに、薄く帯のような雲が湧き出し、山の中腹をどんどんと覆って行きます。こういう景色を見られるのも、ラッキー!!

 

最終の3日目の栂池自然園の散策後、下山のゴンドラ「イブ」に乗るとすぐに、雨粒がガラス窓に。私たち雨から守られています。 ラッキー!!

このゴンドラ「イブ」の「山麓駅」乗り場が見つからなくて、途中駅の「白樺駅」から乗りました。車は途中駅の「白樺駅」に置いてあるのですが、始発駅の山麓駅に置くと駐車料金500円がかかることを後で知りました。駐車料金も無料で ラッキー!!

更に不思議なのは乗車して降りだした大粒の雨もゴンドラの途中駅「白樺駅」での空は晴れていました。なんてラッキー!!

山では大雨が降ったようで、川は茶色の水がいっぱいに膨らんで流れていました。4:00p.m.)

 

高速道路に乗ると大粒の雨が又、降って来ました。(4:30p.m.)

   

 こんなわけで、私たちは雨に当たらない

白馬のラッキーな山歩き三日間 を過ごすことが出来ました。

変わりやすい山のお天気ですから、いつでも雨具は携帯していますけどこれが結構、リュックの中でかさばり重たい。どんなにかこれがなければ・・・・と思うこともありますが、雨具を持っていることがお守りになっているのかもしれませんネ。

中高年の山歩きではちょっとしたことが事故につながりますので、これからも心していくつもりです。今までラッキーだったのに油断しないようにと心の中で誓いました。

 

 

 

 

持ち物

● リュック 雨具 帽子 防寒具  スパッツ アイゼン ストック 日焼け防止ネット
  サングラス 万歩計 ズボン 山用半そでシャツ 山用靴下 登山靴 日焼け防止長そでシャツ 膝サポーター テーピング用テープ 

● 着替え 2組 (ズボン、シャツ、厚手靴下&薄手靴下、下着 ほか)

● 時計 カメラ 携帯 万歩計 各充電器 眼鏡 財布 カード 健康保険証 地図 筆記具(メモ)


● 洗面、化粧品、薬 (日焼け止めクリーム 湿布薬) ティッシュ T.Paper 絆創膏

● 水 非常食 ビニール袋

● 帰りに寄る日帰り温泉用タオル、着替えなど

 

山小屋で寝る時、楽なズボンとシャツが良かった。部屋の中は暑すぎるくらいだった。入浴時に山小屋ではシャンプーなどあったがタオルがない。襟巻タオルが役立った。

 

 

 

 


栂池自然園

2012-08-06 | 山歩き

2012年7月30日 晴れ

白馬 栂池自然園

昨日の八方尾根の山歩きでくるぶし辺りが靴に当たって痛い。変な格好で歩くものだからちょっと疲れる。今日は午後の3時頃には帰宅路につかなくてはならない。八方池山荘で朝食後7時半から動いた、リフト、ゴンドラ「アダム」に乗り下山。次の目的地栂池自然園へ。

ゴンドラ「イブ」に乗り、終点の「栂の森駅」(標高1560m)へ。5分ほど歩いて栂大門駅からロープウェイに乗って自然園駅(標高1829m)へ。

栂池ヒュッテ 自然園は白馬登山のベースキャンプになっている。建物の後部からは天狗原や白馬大池、白馬岳に向かう登山道がある。次回、来た時は歩きたいコースの一つと思いました。

ここへはお弁当を持参してこなかったので、帰りにヒュッテに寄り、ランチをしました。私は天ぷらそば、オットはかつ丼。山歩きをした後はボリュームのある食事が美味しく感じます。

 

自然園入り口 

        

栂池ヒュッテ記念館

山岳地帯での遭難者救助の道具などが展示されていました。

      

自然園の中には特徴ある湿原が4つあり、それぞれ標高差があり、湿原植物も特徴が異なっているように思います。  

ミズバショウ湿原 標高1860m 6月中旬~下旬に本州では最も遅咲きと言われるミズバショウの群生。

ワタスゲ湿原 標高1870m 7月下旬~8月上旬、黄色のニッコウキスゲと白いワタスゲの花穂やチングルマなどが見られる。

浮島湿原 標高1920m 大きく開けた湿原の小さな池の中央に丸い浮島が見られる。ワタスゲやニッコウキスゲの花が咲く。秋は草紅葉が見所。

展望湿原 標高2010m 園の一番奥にあり標高も2000m以上あります。靴も歩きやすいものを履く必要があります。展望台のウッドデッキからは白馬大雪渓を望む絶景スポットがある。

          

ワタスゲ湿原近くには 風穴 という冷たい風を吹き出す穴があります。そこには雪が残り、辺りではとても涼しい風を感じました。

穴の中の気温は何と0度近く。雪も残っています。この風穴から冷たい風が流れるので付近には、とっくに終わっているはずのミズバショウなども咲いていました。天然クーラーにびっくりです。

 

自然園で見た花

    

        

園の中央辺りを流れる楠川(くすかわ)ですが、水がとても冷たくて真夏の山歩きの休憩場所にはピッタリです。

 

銀命水 と言われる水が展望湿原に入ってすぐの場所にあります。         展望湿原は標高差100m近くを登りながら歩く事になるので、念のため水の補給をしました。(飲める水との明記はありませんが、直感で飲めると判断しました。)とても冷たい水です。

展望湿原にあるウッドデッキからは、白馬大雪渓 が見られましたが、霧が立ち込めていて、ちょっと顔をのぞかせているだけです。4時半ころになると霧が晴れて白馬や杓子岳が顔を出すことがあるそうですが、そこまで待っていられません。残念!!   ツアー客らしい人たちが同じお弁当を広げて昼食をとっていました。

あの雪の白い部分が、28日に私たちが雪渓歩きをした場所と思うと感激!!です。

 

 

後記

自然園の中やその周囲は軽い山歩きを楽しむには絶好の所と思いました。自然園の中でも標高差100m はありアップダウンに慣れていない人に辛いだろうと思われる個所もありましたが、(展望湿原に向かう登り道のみ) ミズバショウ湿原はバリアフリーで車いすも通れるようになっていました。お天気も良くて本当に楽しい日でした。

 

 

 


八方尾根~唐松岳 ②

2012-08-05 | 山歩き

八方尾根~唐松岳① から続く

9:30 第三ケルン 出発

八方池の見える所までは、リフトの終点から約1時間くらいで難なく来られました。ここからが本格的な山歩きになると案内に書いてありました。唐松岳まで3時間くらいかかる予定です。唐松岳という標識もありました。途中の丸山ケルンまでは2時間の予定。

15分位歩くと樹木帯の中に入りました。ここは日陰もあってホッとする場所でした。

冬の季節には雪も沢山、降ることが木々の枝の様子で分かります。ちょっと不思議な空間です。(クリックしてみて)

樹木帯を抜けると丸山ケルンのある頂きが見えて来る。ところどころ残雪があります。尾根歩きがずっと続く。

                      

10:30 大きな雪渓に到着。

ひんやりとした空気がほてった体に気持ちが良い。10日くらい前、観光協会に遠い合わせた時は丸山ケルンへ行く道ではアイゼンが必要とのことでしたが、この暑さで一気に雪も溶けだしたのでしょう。アイゼンを使うほどでなかったため、そのまま歩行。雪渓の雪をタオルの包んで首を冷やすと照りつける尾根歩きにはとても気持ちが良かった。

                 雪の中にトマトを入れて冷やす

              

 11:00 丸山ケルン着  

タイムスケジュールよりやや早めの到着。白い雲は出ているけどお天気は上々。

私って晴れ女!!

         

白馬三山が迫ってくる。雲の上に立っている気分は壮快。 

崖に続く細い道を進むと木でできた橋があった。橋を進んで行くと・・・・・・靄の中に赤い建物がある。

12:00 唐松岳山荘 着。

崖には細い木道の橋がかかってる。  崖を見てビビる私。     赤い唐松岳山荘

                  

唐松岳山頂が見える。小屋には今日の宿泊の手続きをするために沢山のハイカーが並んでいた。ほぼ、タイムスケジュール通りに歩けている。空腹と心地よい疲労感を感じる。私たちも唐松山荘に宿泊出来たらと、予約しなかったことを後悔。でも、ここまで来られた喜びは大きい。

小屋の周囲にリュックを置いて、唐松山頂へ歩いて行くのだが、昼食の休憩をしたら、私の膝が帰路の下り坂に耐えられるか不安になってきた。山頂までは20分。下りに15分。その後帰路に3時間あるし・・・・・

唐松岳を仰ぐ 

唐松岳山頂より 

オットだけが唐松岳山頂を目指すことにしました。私は赤い建物左側中央辺りの箇所に座っています。下にいる私から山を歩くオットの姿が見えます。

山頂を極められなかったのは残念ですが、次回のお楽しみにとっておきます。

13:30 唐松山荘出発 下山

帰路は第三ケルン辺りから八方池に降りてみました。すれ違うハイカーは、唐松山荘で宿泊予定なのでしょう。この時間には私たちのように下るハイカーはほとんどいません。八方池も私たちの貸し切り状態。

    

17:00 八方池山荘着

リフト終了の案内が4時半頃に聞こえて来ました。今夜は山小屋泊りです。歩数計は25000歩を超えていました。

誰も歩いていない八方尾根。  八方池山荘     万歩計は25181歩

        

後記

どんなに憧れていた白馬唐松岳でしょう。八方池から唐松岳は初めてのコースでもありました。登山ツアーに入る予定でしたが、4~5年膝の不調が続いているし、ツアー仲間の足を引っ張ることがとても心配でしたので自分のペースで山歩きをすることにしました。唐松岳へのコースは登山初級でもあり困難な場所もなく時間をかければ登れる事を知り、体力に少し自信も付きました。

膝もサポーターのおかげか痛むことはなかったのですが昨日の白馬大雪渓、そして今日の長時間の山歩きのせいか足首の靴の当たる部分がとても痛くて困りました。それに山小屋に到着した時はへろへろになっているのを感じました。

久しぶりの山小屋での宿泊ですがよく眠れれば良いのですが。

 

 

 

 


八方尾根~唐松岳 ①

2012-08-04 | 山歩き

2012年7月29日  晴れ

 

 

7:30   ゴンドラ(アダム)に搭乗 日曜日は早朝5時半よりゴンドラが動くことを後で知りました。ホテルで一番の朝食をとり、すぐに出発した。

  

リフトを2回乗り継いで一気に2000メートル以上の高山へ 。

リフトの足元にはお花畑の花が足に触れるくらいの距離で咲いています。

 

リフトの終点はお花畑が広がり夢のような景色だった。多少もやっているけれど雲の隙間には青空が見える。 私は、晴れ女です。

8:00 八方池山荘出発

ツアーの団体さんのそばを横切り、登山ルートを歩いて八方池方面へ、さぁ~出発。

歩きやすい、木道や尾根伝いの道が続く。時々、残雪が現れて、ここが高山であることを改めて知る。

    b   

第二ケルン近くに小屋。これはトイレです。使用に協力金を支払いました。

  

9:00 八方ケルン着  何となく人顔に見える八方ケルンに笑っちゃいます。

       

9:15 第三ケルン着 

 

このあたりの崖下には八方池が見える。

沢山の人がいて、八方池を楽しんでいるけど、私たちは降りないでそのまま丸山ケルンに向かう。

 第三ケルン近くからの風景。雲が私達より低い位置に・・・・・。感激です。

高山植物もとてもきれいです。 

     

 

 

 八方池~唐松岳 ② へ

 

 後記

観光ツアーでは、八方池辺りまで来ることが多いです。軽装の人や小さな赤ちゃんを抱いている人に会ったりします。それでも道は石のごろつく箇所もあり、途中でリタイアする観光客もいるとのことです。

ここまではゆっくりと歩いて、1時間くらいで来られました。これから先は登山の装備が必要であり入山届けも提出して来ました(八方池山荘へ)。唐松山荘に宿泊するのも良かったのですが、どこまで行けるか本当に心配な私でした。唐松岳までは行けないかもしれないことを想定して今日は、リフトの終点の八方池山荘に宿泊することになっています。リフトの最終が午後4時半、間に合わないかもしれないので山小屋を予約しました。左足のひざにはサポーターもしっかりとしました。空気が薄いのも心配の一つです。

この先は唐松岳まで3時間くらいかかる予定です。

 

 

 

 

 

 


白馬大雪渓へ

2012-08-04 | 山歩き

2012年7月28日 晴れ

朝、7時前に車で出発。道路もスムーズに走り、長野ICを降りて白馬へと向かう。コンビニに寄ってランチ用のおにぎりを購入。

このところの猛暑日で太陽がギラギラと暑い。天然クーラーの白馬大雪渓に心は飛んでいる。

大雪渓へ続く登山道入り口、猿倉の駐車場が混雑のために車での進入禁止。途中の「おびなたの湯」あたりで道路整理にあい、タクシーかバスに乗り換えることになった。タクシーは2100円なり。(バス 一人650円)

 

  

12:00 猿倉荘出発 

1時間ほどハイキング道を歩く。途中小さな川を渡ったり、湧水を発見したり心地よいハイキング。 

     

13:00 白馬尻にある白馬尻小屋到着

山小屋の後方に雪渓が伸びている。小屋の前には「おっかれさん!!大雪渓へ」の看板があった。白馬岳、杓子岳の山頂は薄い雲に隠れたり、顔をのぞかせたり。雲間には青空も見える。やっぱり私は晴れ女を実感。

雪渓入り口に15分位歩く。お知らせ板で午後2時過ぎの大雪渓への入山は禁止と書かれていた。小屋でもアイゼンが売っていた。(1000円なり)持ってきたアイゼンを装着。

   

山頂からは次々と霧が流れ込み、冷たい空気と暖かい空気が混じりあって何とも妙な気分。

 

 

大雪渓では、全体に霧がかかり

 幻想的な景色です。(クリックすると画像大に) 

    

雪渓の切れた頂上辺りは高山植物が咲きとてもきれいだそうです。最終バス4時20分に乗るため、ここを2時半には出なくてはなりません。時間がないのが残念!!いつかこの大雪渓を登って白馬岳の山頂に立ちたいものです。又、夢の一つが増えました。

下山後、猿倉荘で雪渓カキ氷で乾杯!!

 

登山後記

初めての雪渓歩きを経験しました。アイゼンには慣れていないので歩きにくいような気もしましたが、充分時間があれば山頂まで行くことも出来るような気がして来ました。

気候が一番安定するこの季節に又、ここに来て今度は山頂まで目指したいものです。

いよいよ明日は今回の一番の目的、唐松岳山頂コースです。

 

大雪渓辺りで見かけた